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マーケティング

プロダクトアウトとマーケットインとは?

更新日:

今現在は、マーケットインが推奨される時代ですが、あながちプロダクトアウトがダメだと言える時代でもありません。

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プロダクトアウトとマーケットインとは?

プロダクトアウトとは、作り手が素晴らしいと思ったものを作成し、市場に投入する考え方です。先に商品があった状態から販売および集客のプランを構築します。

例えば、海外に出かけた時にたまたま食べた料理がすごく美味しかった!これを日本に普及させたいと思うのがプロダクトアウトの思考です。

それに対して、マーケットインとは、市場に需要があるものを先にリサーチして、その需要にマッチした商品の開発を行います。

周囲の人にどうもきいてみたら、腰痛持ちのおじいさんおばあさんがすごく多くて、遠くの専門治療院まで通っているらしい。そんなの大変だから、この場で専門治療院を開業しようと思うのが、マーケットインの考え方です。

今の時代は、マーケットインでなければ危険だとされていますが、あながちそうとも言い切れません。

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プロダクトアウトであるメリットとデメリットは?

プロダクトアウトであるメリット

  • 創業者の思い入れが強く、こだわりを出しやすい。
  • 賛同者が増えれば、口コミにつながる。そのため、口コミ集客につながりやすい。
  • 商品は正直簡単に真似できるが、こだわりは真似できない。

なんらかの思い入れが起点になっての開業であるため、商品にはこだわりがあることが多いです。現在のマーケティングでは、ストーリー性がある起業には爆発力があるとされており、ストーリーを訴求することで、支持者を生みやすいことが挙げられます。

プロダクトアウトのデメリット

  • 市場調査が不十分であることも多い。
  • 特殊な趣向が起点の起業は支持されるまで時間がかかる場合がある。
  • 資金繰りで苦労する可能性が高い。

当たり前ですが、貸し付けた資金が焦げ付く可能性の高い事業に融資する物好きはそこまで多くありません。今現在はクラウドファンディングなど資金繰りを行う手段が多様化していますが、それも理解されればの話であり、十分な事前調査をしないとリスクが高いといえます。

マーケットインのメリットとデメリットは?

マーケットインのメリット

  • 市場のニーズに対応した商品でスタートできる。
  • 大きく外す可能性が少なく、周囲からの理解も得やすい。
  • プロダクトアウトに比べて資金繰りが楽

「この市場では、これが売れる!」とある程度確証を積んでからの起業であるため、周囲からの理解は得やすく、大きく外すことがありません。

マーケットインのデメリット

  • 商品への思い入れはプロダクトアウトに比べると少ない。
  • 顧客ニーズの考えすぎで振り回されるリスクもある。
  • 模倣されるリスクが高い。

プロダクトアウトに比べると商品へのこだわりが乏しくなる可能性が高く、後発による単純な模倣で顧客を奪われるリスクが高くなります。

ではどっちがいいの?

この2つは対比するものでもなくなってきています。「顧客」という視点が重要視されており、どちらにおいてもその視点が無視できないからです。

プロダクトアウトの強いこだわりとマーケットインの市場ニーズあっての考え方は、存続の意思と売上を作る戦略を構成するものですので、どちらも必要といえます。

ちなみに、プロダクトアウトで勝負をする場合は、顧客に絶対評価で選ばせるほどの強みがないと失敗に終わります。

「うちはこだわっている」と口で言わないとわからない、そして試してみても良さが全然伝わってこないのでは、プロダクトアウトの戦略をとっても失敗します。なぜなら、良さが伝わらなければ、顧客の中では、「〇〇といったら、絶対ここ!」の判定が出ないため、相対評価の枠組みに収まるからです。「〇〇よりも期待していたけれど、そこまでだった。これなら、近いから〇〇でいいや。」と判定されます。

こうなると、顧客志向のマーケティングを導入している店舗と戦略の差の勝負になり、こだわりが強すぎる店舗は、知らず知らずのうちに差をつけられてしまいます。

 

できること起業は危険

「◯◯ができるから。」「◯◯しかできないから。」と言った理由で開業を考えている相談も多いです。これは製品志向の考え方です。あくまでプロダクトアウトが通じるのは、その市場内にはない価値観を投入した場合です。代替え品だらけ、競合だらけの市場では、勝負そのものにならないでしょう。



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  • この記事の著者

小形洸太

マーケティングプロデューサー。サクセスパートナー代表。山形大学農学部卒業。卒業後、店舗マーケティングツールの供給会社に就職し、顧客フォロー及び導入の支援業務に従事。その後、2009年にサクセスパートナーを設立し、数学的や生物学的なアプローチとマーケティングの知識を組み合わせたコンサルティングを提供開始。最近はコアな部分の評価や改善業務も実施することもあり、集客コンサルという言葉で言い表せないほど多岐に精通している。

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