WordPressでCTAを設置するプラグイン3選
WordPressは、主にコンテンツマーケティングを目的にしているため、コンテンツから成約に結び付けられるような対策を必要とします。ここで重要になるのは、CTA(Call To Action)です。CTAとは、特定の行動を促す目的で設置されるリンクやボタンのことで、適切な箇所に設定することで、商品ページやメールアドレスの登録ページに誘導することができます。
この記事では、プラグインで設置することができるCTAについて紹介します。
WordPressの成約率を上げるCTAを設置するプラグインとは?
WordPressに設置することができるCTAは、主に3通りあります。
- コンテンツの特定の部分にボタンやリンクを設置するもの
- スクロールしても追従するフロートボタン
- 離脱や特定のコンテンツ割合をスクロールすると出現するポップアップ
ボタンやリンクの設置は、WordPressテーマに含まれている機能を使った方が表示の安定性に影響を与えません。そのため、フロートボタンやポップアップを設置したいときにプラグインを用います。
Blog Floating Button
Blog Floating Buttonは、WordPressのプラグインで、成約数を向上させるフロートボタンを実装することができます。日本企業のメリル株式会社が提供元であるため、日本人向けのWebサイト向けのCTAを設置することができます。
特徴は以下の通りです。
- 問い合わせ、商品購入の成約数を向上させることが可能です。読者の目に止まりやすいフロートボタン表示することで、クリック率と成約数が向上します。
- プロがデザインしたクリック率が高いフロートボタンを簡単に設置することができます。
- 専門知識は不要で、誰でもすぐに使えます。HTML、CSS、JavaScriptなどの専門知識は不要です。
- WordPress初心者やパソコンが苦手な人でも簡単にフロートボタンを実装することができます。
- 4パターンからデザインを選べます。管理画面からデザインを簡単に切り替えることができます。
Promolayer
Promolayerは、ポップアップ、スライドイン、クーポンルーレット、バナーなどを簡単にウェブサイトに表示することができるプラグインです。
特徴は以下の通りです。
- メールアドレス登録を促す魅力的なポップアップ・バナー・スライドイン・クーポンルーレットを作成可能です。
- 業界最高クラスのA/Bテストツールを用いて最適化とコンバージョン改善が可能です。
- 美しいコンタクトフォーム、サインアップフォーム、ニュースレターフォーム、オプトインがわずか2分で作成可能です。
- 高度なターゲティング・表示ルール、トリガー設定や、除外設定が含まれています。
Promolayerは、初めの1,000ポップアップ表示(1ヶ月)は完全に無料で使用することができます。その後は有料プランがあります。
Popup Maker
Popup Makerは、WordPressサイトで最も優れたポップアッププラグインとされています。その多機能性と柔軟性により、あらゆるタイプのポップアップ、モーダル、またはコンテンツオーバーレイを作成することが可能です。
特徴は以下の通りです。
- メールオプトインポップアップ、コンテンツアップグレードポップアップ、リードジェネレーションポップアップ、eコマースポップアップ、コンタクトフォームポップアップなど、様々なタイプのポップアップを作成可能。
- ポップアップを開くための複数のトリガーを設定可能。自動的に開く、ボタン(または他の要素)をクリックして開く、フォーム送信時に開くなどの設定が可能。
- Ninja Forms、Gravity Forms、Contact Form 7 (CF7)、Caldera Forms、WPForms、Mailchimp for WordPress、Formidable Formsなど、最も人気のあるフォームプラグインとの統合が可能。
- ユニークなポップアップエディタを使用して、ポップアップ内の任意のコンテンツを作成可能。また、ポップアップのサイズ、位置、アニメーションなどを制御できます。
CTAを豊富に設置できるWordPressテーマを選択する。
プラグインを用いることで機能を追加することができますが、プラグインが増えると、表示速度が遅くなったり、表示が不安定になるリスクがあります。
そのため、可能な限りプラグインを減らすことがWordPress運用の鉄則ですので、CTAを豊富に設置できるWordPressテーマを選択する方法もあります。
Emanonを導入する。
Emanonは豊富なCTAをテーマ内の機能で設定することができるWordPressテーマです。
Emanonは、Webサイト訪問者に問い合わせや資料請求などのアクションを喚起できる仕組みが搭載されています。ページの内容から想定されるWebサイト訪問者のニーズに合ったCTAを指定できるので高いCV率が期待できます。
まとめ
WordPressで成約率を上げる方法の代表例はCTAを設置することです。CTAをコンテンツページに効果的に挿入することで、商品ページや資料請求ページ、読者募集ページなどに送客する効率性を上げることができます。
CTAには、コンテンツの任意の箇所にリンクやボタンを設置すること、スクロールすると追従するフロートボタンを設置すること、特定の行動をとると出現するポップアップがあります。
注意点としては、CTAを設置しすぎると、くどいコンテンツになってしまい、ユーザーエクスペリエンスが悪化します。表示速度や安定性にも影響しますので、SEOにも悪影響を及ぼす可能性があります。
最終更新日 : 2024年4月20日