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集客できない美容室から脱却する方法とは?

美容師には定年がありません。また、独立することが生計を立てるための基本であるという業界の常識であるため、事業所数増える一方です。そのため、美容室の事業所数はコンビニの数よりも圧倒的に多く、供給が需要を超えています。

そこで多い悩みが、開業しても安定して集客ができないことです。

美容室のビジネスモデルでは、一度気に入った美容師を見つけると、他の美容師に変更は起こりづらく、いかに転入してくる人々や質に不満がある人に訴求し、顧客を囲い込めるかが重要になります。

集客ができない美容室の共通点

人口も人口の流入も少ない地域では、料金の値下げが横行し、安いことが一般的になっています。そこに釣られて料金を低く設定してしまい、販促費が全く捻出できないケースがほとんどです。

販促費が使えないため、ホットペッパービューティー以外に広告費を捻出できない、そのため認知を稼ぐことができず、お店に集客ができないことが原因となっております。

美容室人気ランキングサイトヘアログの美容室を選ぶ基準のアンケートをみると、多い順に、検索サイト、近所、家族・友人の紹介となっています。つまり、近隣から情報を検索し、店舗の魅力を知ることができる手段がなければ、来店のきっかけそのものが作れず、結果として集客ができないことになります。

ホットペッパービューティーに依存してしまう理由とは?

髪を切りたい、髪の色を変えたいというのは、自身が思った時に発生する顕在的ニーズです。そのため、検索したり、専門の予約サイトを活用するのが一般的です。

ホットペッパービューティーは、テレビCMを積極的に使い、会員数を増やしてきました。スマホに対応したアプリもあり、手軽に予約ができますし、その地域の美容室を探すのが便利であるため、わざわざ他の方法で探す必要がありません。

ホットペッパーグルメの方は、カカクコムの食べログ、ぐるなびのぐるなびと初期から競合しており、一休レストランなどの新規参入もあったことから顧客が分散しました。しかし、ホットペッパービューティーの場合は、競合が育っておらず、一人勝ちの状態です。

集客できるようにするためにはどうするべきか?

結局、広告で露出しても行く気になってもらえなければ、集客はできないままです。外観では判断できないのが美容室であるため、Webを使って内部の情報を発信していきます。

集客ができない美容室からの脱却

  • 露出を増やし、認知を稼ぐこと
  • 選ばれるようにコンセプトを明確にすること

誰のための美容室なのか?内装も思いっきり変えてみる。

メンズ専門、レディース専門などの美容室がありますが、これでは絞り込みが不十分です。

「男性であればお任せください!」と言っても、モデルのようなかっこよさを求める人もいれば、薄毛をいかにカッコ良くデザインできるかは全く別のニーズだからです。

秋葉原には、オタク向けの美容室があります。また、千葉県柏市には薄毛専門の美容室があります。特定の趣味趣向や悩みにスポットを当てることで、求められるニーズを均一化することができます。

この際、それらの顧客から好まれる空間にする工夫を行うことも効果的です。居心地の良い空間は、顧客の定着に繋がります。

接客態度の改善とスタッフのヘッドハンティング

ホットペッパービューティーがサロン選びの重視点を調査しており、スタッフの接客態度が良いこと、リーズナブルであること、カットが上手であることが共通してどの地域でも上位の来店要因となっています。

これらを満たすためには、スタッフの教育のほかに、ライバル店や人気店からスタッフをヘッドハンティングすることも手段として挙げられます。

特に料金帯が高い美容室では、店舗ではなく美容師に顧客がつくからです。すでに顧客がついている人気の美容師をスタッフに迎えることで、店舗としての知名度拡大にもつながります。

ポスティング広告で商圏内の認知度を高める。

一番の顧客は近隣である可能性が高いため、ポスティング広告を活用します。

ポスティング広告は効率的ではないと言われていますが、美容室の場合は、周期的に通うものですので、顧客数を稼ぐために一定の効果は望めます。

チラシを用意する手段があれば、ラクスルなどのサービスを活用すれば、印刷から配布まで指定することができます。

ホットペッパービューティーのために値下げしない。

ホットペッパービューティー内での低価格競争に巻き込まれると、薄利多売になります。

人を使うサービスである美容室の場合、人件費も下がってしまい、美容師のモチベーションを下げる結果になります。最終的に、他店に移動し、顧客も移動する可能性もあります。

そのため、低価格競争は行わないが美容室の場合の正解です。

WordPressでブログを書く。

noteやアメブロのブログは、構築せずにブログをスタートできるメリットがありますが、共有ドメインであるため、検索エンジンに記事を露出させることが難しいです。また、コミュニティー機能では商圏を限定することができません。

WordPressを活用し、美容室の魅力を紹介するブログを書きましょう。例えば、カラー・パーマ・頭皮ケア一つとっても、ほかとの違いがあればスタッフブログにまとめます。情報を積極的に出さないと、顧客が気づくことはありません。

Googleマイビジネスに情報を記す。

Googleマイビジネスは、Googleマップで店舗の紹介ページを作るためのサービスです。

店舗の基本的な情報が掲載できるほか、顧客のクチコミや写真も掲載されます。美容室を探すアンケートでは上位にならない地図検索ですが、評価が星の数で評価されるため、美容室を選択する要因としては重要視されていると考えられます。

取扱いのあるサービスは正確に記入します。これは、ヘアカラーなどのサービス名で検索された時に、具体的に記しているGoogleマイビジネスの方が表示が優先される傾向があるからです。

まとめ

集客ができない美容室の特徴は、選ばれる理由がないことと露出が足りず結果的に知られていないことが挙げられます。

なお、ホットペッパービューティーで稼働率が上がっており、損益分岐点をクリアできているのであれば、脱却する必要性はありません。

集客ができなければ、顧客がどの媒体を見ていて、何を要因として美容室選びを行なっているのかを調べましょう。そして、美容室として選ばれるためには、どの媒体に露出し、どんなサービスを訴求すれば集客につながるのかが具体的に見えた方が良いと言えるでしょう。

  • この記事を書いた人

小形洸太

マーケティングプロデューサー。大学卒業後、店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入の支援業務に従事。その後、2009年にサクセスパートナーを設立し、集客のコンシェルジュとして、コンサルティングを提供開始。 ▶︎過去に協力したメディア 第一興商発行のDAM CHANNEL for Bizにて、ソーシャルメディアを使った集客方法の特集を8ページ監修(2018/4号) 株式会社リクルートの経営者応援マガジンパートナーズプレスにて、ホームページ作成やSNS活用のポイントのインタビュー記事が公開される。

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