飲食店におすすめのPOSレジ10選!-規模別POSレジの選び方
飲食店のDX化において、POSレジは中心的な役割を果たしています。従来の単なる金銭管理から進化し、POSレジは販売時点の情報を総合的に管理するシステムとなりました。
POSレジの導入により、リアルタイムでの売上管理や在庫管理が可能となり、経営効率が大幅に向上します。また、顧客データの収集・分析機能により、顧客ニーズに合わせたサービス提供や効果的なマーケティング戦略の立案が可能になります。
さらに、キャッシュレス決済への対応やセルフオーダーシステムとの連携など、POSレジは飲食店の業務全体のデジタル化を推進する基盤となっています。これにより、人手不足の解消や業務効率の向上、顧客満足度の向上など、飲食店が直面する様々な課題解決に貢献しています。
この記事では、POSレジの導入に迷われている飲食店オーナー向けに、代表的なPOSレジを紹介します。
小規模な飲食店におすすめのPOSレジ3選
キャッシュレス決済に、ハンディなどの飲食店の運用で最低限の機能のみの実装で良い、小規模な飲食店向けのPOSレジです。コストを抑えた上で、キャッシュレス決済の入金サイクルが短いサービスがおすすめです。
以下は、ハンディを導入することを前提にしたプランを紹介しています。
Airレジ+Airレジオーダー
Airレジは、初期費用・月額費用0円で利用できるiOS専用のPOSレジアプリです。直感的な操作性と豊富な決済方法に対応し、売上分析や在庫管理も可能。クラウド会計ソフトとの連携や、他のAirシリーズ(Airペイなど)との統合により、小規模店舗の業務効率化を実現します。シンプルながら高機能で、導入・運用のハードルが低いのが特徴です。
ハンディを使うためには、Airレジオーダーとの連携が必要です。Airレジオーダーは、ハンディやモバイルオーダーをAirレジでできるようにするサービスです。キッチンでの確認方法がディスプレイかプリンターかで初期費用が異なります。
テレビCMでもお馴染みのAirペイの無料POSレジです。訪日外国人にも対応ができるキャッシュレス決済のブランド数を誇ります。
Airレジ | 無料 |
---|---|
Airレジオーダー | 初期導入サポート費:キッチンプリンターを導入する時のみ110,000円(税込) ハンディ 月額13,200円〜(税込) モバイルオーダー 月額17,600円〜(税込) 追加ハンディ数によって料金が変動(詳しくはこちら) |
エアレジ直接相談
iPad/iPhoneで無料から使えるPOSレジのエアレジの導入相談が行えます。エアペイも入金サイクルが短いため、最初のPOSレジにはおすすめです。わからないことを直接聞くことができます。
キャッシュレス決済
連携ができるキャッシュレス決済は、AirペイとSquare決済ですが、Airレジを導入する場合は、Airペイを使うことが多いので、Airペイを使う場合が多いです。なお、どちらを選んでも日本国内の主要キャッシュレス決済を網羅することができます。
Airペイの概要を確認する
決済種類 | 決済ブランド | 手数料 |
---|---|---|
クレジットカード | Visa, Mastercard, JCB, American Express, Diners Club, Discover, UnionPay(銀聯) | 2.48%* |
電子マネー | iD, QUICPay | 3.24% |
電子マネー | 交通系電子マネー | 2.95%(税別) |
QRコード | COIN+ | 0.99%(税別) |
QRコード | Alipay+, WeChat Pay, UnionPay(銀聯)QRコード, d払い, PayPay, au PAY, 楽天ペイ, J-Coin Pay, Smart Code™ | 2.95%(税別) |
*2.48%の手数料は、中小事業者向けの「決済手数料ディスカウントプログラム」適用時の料率です。通常料率は3.24%となります。
また、入金サイクルは以下の通りになります。
メガバンクを入金先に指定した場合
みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行を指定すると、月6回の入金サイクルとなります。約5日間で締めて、5日後に入金されます。
その他の銀行指定の場合
上記3行以外の銀行を指定すると、月3回の入金サイクルとなります。約10日間で締めて、5日後に入金されます。
QRコード決済(AirペイQR)
QRコード決済の場合は、指定する銀行に関わらず月1回の入金サイクルとなります。月末締めの翌月末日払いです。
注意点
- 振込日が土日祝日の場合、月末振込は前営業日、それ以外は翌営業日となります。
- 振込手数料は無料です。
- ゆうちょ銀行は振込先として指定できません。
- 入金サイクルの変更はできません。
funfo
funfoは、飲食店向けの無料から使えるPOSレジ兼モバイルオーダーアプリです。iPadのみで導入可能で、顧客のスマートフォンからQRコードで注文できる機能を備えています。LINEミニアプリとの連携、多言語対応、食べ飲み放題設定など、飲食店に特化した機能が充実。さらに、売上分析やデータ管理機能も搭載し、効率的な店舗運営をサポートします。
LINEミニアプリを導入できる点や有料プランも他社に比べると安いため、小規模な店舗でも成長するためのマーケティングができるPOSレジとして役立ちます。
プラン名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
funfo Basic | ¥0 (税込) | モバイルオーダー+POSレジ機能を備えたお試しプラン |
funfo Pro | ¥4,950 (税込) /月/店舗 (年間払い) ¥5,500 (税込) /月/店舗 (月間払い) | funfo Basic機能に加えて、Pro機能が使える基本プラン |
funfo Pro Plus | ¥9,900 (税込) /月/店舗 (年間払い) ¥11,000 (税込) /月/店舗 (月間払い) | funfo Pro機能に加えて、大型店舗の運営を効率化するプラン |
funfo LINE Pro | ¥14,850 (税込) /月/店舗 (年間払い) ¥16,500 (税込) /月/店舗 (月間払い) | funfo Pro Plus機能に加えて、より高度な自動LINE配信機能が使えるプラン |
キャッシュレス決済
連携ができるのはSquare決済です。決済手数料のみの無料で使うことができます。Square決済は、最短で翌営業日に入金されるため、売掛金発生によるリスクを最小限に抑えることができます。
Square決済の概要を確認する
決済種類 | 決済ブランド | 手数料 |
---|---|---|
クレジットカード | Visa, Mastercard | 2.5%* |
クレジットカード | American Express, JCB, Diners Club, Discover | 3.25% |
電子マネー | iD, QUICPay, 交通系IC | 3.25% |
QRコード | PayPay, 楽天ペイ, d払い, au PAY, メルペイ, Alipay+, WeChat Pay | 3.25% |
*2.5%の手数料は、年間キャッシュレス決済額が3,000万円未満の新規加盟店に適用されます。それ以外の場合は3.25%となります。
また、入金サイクルは以下の通りになります。
三井住友銀行またはみずほ銀行の場合
決済日の翌営業日に入金されます。具体的には、0:00から23:59までの間に発生した売上が翌営業日に振り込まれます。
その他の金融機関の場合
週1回の入金スケジュールとなります。毎週水曜日に締め、同じ週の金曜日に合算で振り込まれます。例えば、木曜日0:00から翌週水曜日23:59までに発生した売上が、次の金曜日にまとめて振り込まれます。
注意点
- 振込手数料は無料です。
- 売上から決済手数料が差し引かれた金額が振り込まれます。
- 通帳には「スクエア (カ」という名義で記帳されます。
- 年末年始やゴールデンウィークなど、銀行休業日には通常と異なるスケジュールになる場合があります。
Square レストランPOS
Square レストランPOSは、クラウドベースのシステムで、フロアマップのカスタマイズやコース管理が可能です。モバイルPOSで注文と決済を一台で行え、キッチンディスプレイシステムとの連携で厨房業務を効率化。オンライン注文や自社サイトとの統合、多言語対応など、現代の飲食店ニーズに応える機能を豊富に備えています。
ハンディを使うためには、有料プランであるプラスプラン(月額13,000円)のプランを導入する必要性があります。
SquareレストランPOSは、無料から使うことができますので、機能を求めない場合は、基本的に無料で使えるPOSレジです。
Square
評価:
Square決済、SquarePOSレジ、オンラインビジネス(通販、デリバリー)を無料で利用可能。持ち運びに便利なターミナルがおすすめ。審査が早く手早く使える!
キャッシュレス決済
連携ができるのはSquare決済です。決済手数料のみの無料で使うことができます。Square決済は、最短で翌営業日に入金されるため、売掛金発生によるリスクを最小限に抑えることができます。
業務を効率化したい飲食店におすすめのPOSレジ
店内の業務をデジタル化し、可能な限りスタッフの人数を減らしても運用ができるようにしたい飲食店では、セルフレジ、券売機、セルフオーダー、モバイルオーダーなどで受注・レジ業務を省き、予約管理や顧客管理にも時間をかけたくないと考えるでしょう。この場合は、豊富な外部連携によるカスタマイズができることが重要視されます。
- スマレジ
- POS+
- NECモバイルPOS
- CASHIER
- poscube
- Okage
- Blayn
スマレジ
スマレジは、飲食店向けに特化したクラウド型POSレジで、オーダーエントリーやセルフオーダー機能を搭載しています。リアルタイムで売上や在庫を管理でき、デリバリーサービスとの連携も可能です。タブレットやスマホを利用した直感的な操作が特徴で、導入コストが低く、拡張性に優れています。安定したサーバー環境で、常に最新の機能を利用できる点も魅力です。
スマレジには飲食店向けのフードビジネスプランもあります。
スマレジは、豊富なシステム連携のバリエーションがあり、例えば、トレタやTableCheckなどを導入したい時には、連携も可能です。また、営業のレスポンスが早い印象があり、個人的にはおすすめの度合いが高いPOSレジです。
プラン名 | 月額(税込) | 対象業種 | 特徴 |
---|---|---|---|
スタンダード | 無料 | 小規模店舗 | 基本的なレジ機能が利用可能。初めての方におすすめ。 |
プレミアム | 5,500円 | 飲食店、小売店、美容室など | 複数店舗管理や外部システム連携が可能。 |
プレミアムプラス | 8,800円 | 複数店舗運営の中規模店舗 | 高度な顧客管理やポイント機能が利用可能。 |
フードビジネス | 12,100円 | 飲食店 | オーダーエントリーシステムやキッチン伝票出力機能を搭載。 |
スマレジ直接相談
多機能で外部連携先が多いスマレジの導入相談を行うことができます。導入相談は、全国各地のショールーム予約もしくはオンライン相談を選ぶことができます。何を具体的に実施したいのかをお伝えください。
スマレジは、自分で決済をするセルフレジや券売機にカスタマイズすることができ、そのほかにもスタッフがいない時だけセルフレジにするセミセルフレジにすることができます。また、スマレジは140を超える連携アプリがあり、外部のシステムと連携し、業務の効率化を図ることができます。
導入に関しては、IT導入補助金などを利用することができます。
キャッシュレス決済
スマレジのキャッシュレス決済は、PAYGATEのほかに、JMS、Stera Terminal、star Pay、Stores決済、square決済、楽天ペイ、ペイメントマスターを選ぶことができます。
POS+(ポスタス)
POS+(ポスタス)は、飲食店向けに特化したクラウド型POSシステムで、オーダーエントリー機能やテーブル管理が充実しています。モバイルオーダーやテーブルトップオーダー(TTO)を活用し、顧客が自分のタイミングで注文可能な仕組みを構築することができます。
POS+は有料のレジなので、月額14,000円〜の利用料金となります。
有料レジしかないので誤解されがちですが、ハンディとキッチン伝票出力はPOS+foodに含まれていますので、料金としては、他のサービスと同等程度です。
POS+food
自由度の高いPOSレジが欲しい飲食店向け。独自のカスタムサービスがあり、セルフレジやモバイルオーダーなどを含めた独自の飲食店DXに取り組んでいます。主要な予約台帳システムにも対応
キャッシュレス決済
POS+のキャッシュレス決済は、STORES 決済、PAYGATE(PAYGATE Station、PAYGATE AIR)、楽天ペイ、Stera terminalなどが連携可能です。
NECモバイルPOS
NECモバイルPOSは、飲食店向けのクラウド型POSシステムで、多店舗展開に最適化されています。豊富な外部サービス連携により、モバイルオーダーやデリバリー管理など、柔軟な運用が可能です。オフライン対応や24時間365日のサポート体制も特徴的。既存のPOS周辺機器との互換性があり、導入コストを抑えつつ迅速な運用開始ができます。
NECモバイルPOS
一般的な飲食店に必要な機能は、標準装備。豊富な外部機能と連携することができ、自由な業務のデジタル化を行うことができます。また、移行もしやすいのが特徴です。
キャッシュレス決済
Airペイ、Stera terminal、Anywhere、Payment Meisterなどのサービスと連携することができます。
CASHIER
CASHIERは、飲食店向けに特化した高機能Android型クラウドPOSレジです。注文のデジタル化による売上向上、主要キャッシュレス決済対応、豊富な機能を備えつつ使いやすいインターフェース、徹底的なサポートサービスが特徴です。セルフオーダー、ハンディオーダー、テーブルオーダーなど多彩なオプションで店舗運営を効率化します。
CASHIERに資料請求
CASHIERは、Androidでも起動することが特徴で、スマレジ、POS+同様の多彩なカスタマイズを実行することができるレジです。Squareターミナルと連携することができます。
キャッシュレス決済
CASHIERのキャッシュレス決済は、独自のキャッシュレス決済のほかに、Square決済とStarPayと連携することができます。
poscube
poscubeは飲食店専用のクラウド型POSレジで、オーダーエントリー機能と一体化しています。モバイルオーダー、セルフオーダー、予約管理など多彩な機能を備え、業務効率化を実現。カテゴリの2階層分けや時間帯によるメニュー自動切替にも対応し、複雑な商品管理を簡素化しています。さらに、キッチンディスプレイとの連携や多言語対応により、スムーズな店舗運営をサポートします。
機能が深掘りされていることが特徴で、細かな仕様を求める大型の飲食店や多店舗展開向けの飲食店のPOSレジになっています。
キャッシュレス決済
poscubeは、steraターミナル、楽天ペイ、STORESターミナルなどの決済サービスと連携することができます。
Okage(オカゲ)
Okageは飲食店に特化したクラウド型POSレジで、豊富な機能が特徴です。テーブル管理、コース展開、飲み放題対応など、飲食店向け機能が充実。モバイルオーダーやセルフオーダー、キッチンディスプレイなど他のOkageシリーズと連携し、柔軟なシステム構築が可能。多言語対応やメニューレイアウトの自由度が高く、店舗ニーズに合わせたカスタマイズができます。
料金の見積もりを公式HP上で取ることもできるため、必要な機能の実装に概算を出すこともできます。
キャッシュレス決済
Okageは、STORES決済、PAYCIERGE、GMO PGマルチペイメントサービス、ペイジェントと連携することができます。
Blayn(ブレイン)
Blaynは飲食店専用のクラウド型POSレジで、テーブル管理やコース料理対応など、飲食店向け機能が充実しています。モバイルオーダーやセルフオーダー機能を備え、キッチンディスプレイとの連携も可能です。多言語対応やメニューのカスタマイズ性が高く、様々な飲食店のニーズに対応しており、セルフレジにもカスタマイズが可能です。
Blayn セルフレジ・POSレジ プラン比較表
機能 / プラン | セルフレジ 24インチ プレミアム | セルフレジ 15インチ プレミアム | POSレジ スタンダード | POSレジ プレミアム | POSレジ プレミアム+ |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 | 12,800円 | 9,800円 | 2,800円 | 9,800円 | 19,800円 |
電話・メールサポート | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
データ保存:無制限 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
商品登録数:無制限 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
キャッシュレス決済連携 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
自動釣銭機連携 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 |
キッチンプリンター利用 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
会計ソフトと連携 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
統合管理システム連携 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
本部管理機能 | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
ハンディ | × | × | × | 〇 | 〇 |
モバイルオーダー | × | × | × | × | 〇 |
構成 | レジのみ | レジのみ | レジのみ | レジ + ハンディ | レジ + ハンディ + モバイル |
推奨利用シーン | 高機能なセルフレジ | コンパクトなセルフレジ | 基本的なPOSレジ機能 | 飲食店・小売店など | 飲食店・モバイルオーダー活用 |
備考 | 24インチの大型モニター | 15インチの小型モニター | ハンディ端末で注文受付可能 | モバイルオーダーで注文受付可能 |
Blaynのキャッシュレス決済は、独自のサービスを展開しており、日本国内の主要なキャッシュレスブランドに対応しています。
飲食店がPOSレジを導入するメリットとは?
飲食店がPOSレジを導入するメリットは、以下のようなことが挙げられます。
- リアルタイムでの売上・在庫管理が可能
- 業務効率化によるスタッフの負担の軽減
- 会計処理の迅速化で顧客待ち時間短縮
- キャッシュレス決済への対応が簡単
- データ分析に基づく的確な経営判断
- 複数店舗の一元管理が容易に
- 不正防止やミス削減でセキュリティ向上
- 顧客データ活用によるマーケティング強化
- テーブル管理やオーダー処理の効率化
- 会計ソフトとの連携で経理業務を簡素化
飲食店がPOSレジを導入するデメリットとは?
飲食店がPOSレジを導入するデメリットは、以下のようなことが挙げられます。
- 導入・運用コストがかかる
- インターネット環境の整備が必要
- 停電時やシステム障害で使用不可になるPOSレジもある
- 操作方法の習得に時間を要する
- 周辺機器の購入・設置が必要
- データ消失のリスクがある
- 機能拡張時に追加費用が発生
- 高機能すぎて使いこなせない可能性
- セキュリティ対策が必要
- 機器の故障時に業務が停滞する
特に離職率が高い職場では、スタッフが入れ替わるたびにトレーニングが必要であるため、使いづらいPOSレジを選んでしまうと、負担が大きくなってしまうことに注意をしましょう。
飲食店のPOSレジの選び方
飲食店がPOSレジを選ぶ際には、以下の項目を基準にしてサービスを選定するのが良いでしょう。
1. 使いやすいPOSレジであるか
スタッフが短期間で操作を習得できる、直感的に使えることが重要です。メニュー登録やボタン配置のカスタマイズ性も、日々の運用をスムーズにする要素です。デモや試用期間を利用して、実際の使用感を確認することをおすすめします。
離職率が高い時は、使いやすいPOSレジを採用しないと、ベテランスタッフに会計業務の負担が集中します。
2. POSレジの機能がやりたいことと適合しているか
オーダーエントリー、テーブル管理、予約管理など、やりたいことを整理します。やりたいことができないPOSレジを採用しても意味がありません。機能がやりたいことを満たしているかは必ず確認します。POSレジ次第では、営業に確認せずとも導入することができますが、事前に機能を備えているか、オンライン相談やショールームで確認することも重要です。
3. 外部システムとの連携の可否
外部システムと連携することで、業務の効率性が向上し、手動での作業のミスを軽減することができます。特に、連携をしたいシステムがある時は、この情報も事前チェックが必要です。
4. 費用面は問題がないか
初期導入費用、月額利用料、周辺機器の費用など、総合的なコストを考慮します。ただし、安価なだけでなく、機能と価格のバランスを見極めることが大切です。将来的な拡張や機能追加の際のコストも事前に確認しておくと良いでしょう。
5. サポート体制は万全か
導入時のサポートや、運用中のトラブル対応、定期的なアップデートなど、継続的なサポート体制が整っているかを確認します。24時間対応や訪問サポートの有無など、自店の運営スタイルに合ったサポート内容を選びましょう。迅速な対応は業務の継続性を確保する上で重要です。
6. セキュリティ対策が十分にできているのか
データのバックアップ体制や不正防止機能など、セキュリティ面での対策を確認します。クラウド型の場合、データの暗号化やアクセス制御などの対策も重要です。顧客情報や売上データを扱うため、十分なセキュリティ対策が施されているかを慎重に評価したいところですが、素人には見分けがつきません。
そのため、エンジニア数が少ない中小企業のサービスよりも大手のサービスの方が、専門のスタッフを雇用している関係上安全といえます。あまり聞いたことがない、少人数体制のPOSレジはおすすめができません。