千客万来の片道切符はこちら 詳細を確認する

3回安定の法則・10回固定の法則とは?

当サイトでは客観的な選定を行っておりますが、一部広告が含まれております。
  • URLをコピーしました!

集客では、固定客(常連客)の増やすのがとても重要です。その過程で念頭に置いておくと良いのが、3回安定の法則と10回固定の法則です。合わせて、3回安定・10回固定の法則と呼ばれるこれらの法則は、2回目、3回目に至るまでの顧客離反率の高さと10回来店した顧客のそれ以降の顧客離反はほとんどないことから、リピーターの集客の施策を実施する上で、目安として使います。

目次

3回安定の法則とは?

3回安定の法則とは、顧客が短期間に3回来店すると安定客となり、その後のリピート率が高まるという法則です。これは、初回来店客が3回来店に至るのは2割程度で8割程度が顧客離れをすることから言える法則です。

特定の期間を設けて、3回来店を促す仕組みを作ることで、顧客の定着率が高まります。具体的な対策としては、3回の来店でオファーがその場でもらえる期限付きのスタンプカードを用意することや、登録するとある一定期間に自動でクーポンが配信されるLINE公式アカウントやアプリの仕組みを作ることなどが挙げられます。

10回固定の法則とは?

10回固定の法則とは、顧客が10回以上来店すると固定客になり、そのお店のファンになるという法則です。この法則は、3回安定の法則と組み合わせて「3回安定10回固定の法則」として知られています。10回来店をすると、何もしなくても継続して利用するようになります。

10回来店までに至るためには、利便性の向上を図る必要があります。これは、利用しづらいと感じられたら、他の選択肢が生まれ、そちらの選択肢の事業や店舗の利便性が高ければ、なかなか戻ってこなくなるからです。

例えば、ウェブ予約システムを用意して24時間いつでも予約を受け付けるようにしたり、ニーズの高いサービスを用意したりします。例えば、飲食店では、個室や半個室を用意したり、特別な会食に対応できるようにするなどの対策があります。高級店の場合は、来店回数に合わせてVIP制度を採用しています。キャッシュレス決済に対応することも、利便性の向上に関係します。

この利便性の向上があり、いつでも使える、使いやすいと思われなければ、営業活動だけで10回の来店を作ることは非常に難しいです。

常識なぜ、固定客が重要なのか?

顧客を貢献度の順に並べた時に、上位2割の顧客が、その事業全体の8割の売上を占めているパレートの法則があります。

つまり、上位2割に該当する顧客の客数を増やすことで、大きく売上を伸ばすことができます。

また、それを担うだけの新規顧客の集客の難易度が高く、広告費もリピーターに比べると高額であるため、リピーターの対策をしないと、利益が出ないことから、固定客を増やすことが重要です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

マーケティングプロデューサー・集客コンサルタント。店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入の支援業務に従事。その後、2009年にサクセスパートナーを設立し、集客のコンシェルジュとして、コンサルティングを提供開始。

メディア掲載としては、「第一興商発行のDAM CHANNEL for Bizにて、ソーシャルメディアを使った集客方法の特集を8ページ監修(2018/4号)」
「株式会社リクルートの経営者応援マガジンパートナーズプレスにて、ホームページ作成やSNS活用のポイントのインタビュー記事」が公開される。

山形県よろず支援拠点や地方商工会青年部向けのWEBマーケティングセミナーを実施

目次