集客方法とは?集客力を高める戦略立案と知っておくべき集客法

全てのビジネスは、集客が必要であり、顧客がいないと成立しません。マーケティングや営業など言葉は違っても、顧客獲得である集客は、どのビジネスにとって存続する限りつきまとう課題になります。

特に日本国内では、人口が減少傾向にあります。そのため、新規顧客の集客には限度があります。そのため、集客数を伸ばすためには、新規顧客の集客だけではなく、固定客(常連客)にしっかり育成し、何度も利用してもらえるということがとても重要になります。

ここでは、基本的な集客のやり方、そして、安定して客数を増やし、集客力を向上するやり方について解説をしたいと思います。

目次

集客とは何か?

集客とは、顧客を呼び寄せるための一連の施策です。あくまで、集客は売り手側の視点であって、買い手にとっては購買です。買い手が商品を知り、魅力的だと感じた時に、購買行動が起こります。

集客で、目が行きがちなのは、「どの広告を使ったか」などの集客方法の選定ですが、その広告を活用したから買い手はその商品を選んでいるわけではありません。

集客で重要になるのは魅力です。魅力とは、顧客が購買に至る決定的要因のことです。魅力が豊富であり、顧客にとって求めているものであるほど集客力が強くなります。

魅力は人の感性によって捉え方が異なります。そのため、商品やサービスを魅力的だと感じてもらえる市場にターゲティングが必要になります。ターゲットを絞り込むことで、具体的な訴求点を定義することができます。これにより、成約率の高い広告を作ることができます。

集客とは?初心者でもわかる集客の基本と基本的な集客方法

集客は固定客の増加でも達成ができる。

集客で固定客が増加させることで、利益率が高まり、結果として、利潤最大化の達成につながります。

  • 全体の売上高の約80%は、固定客2割に支えられている。(パレートの法則
  • 新規顧客の集客の費用は、既存顧客の集客の費用の5倍以上高い。(1:5の法則)
  • 顧客離反を5%防ぐことができれば、利益率の25%は守られる。(5:25の法則

事業の目的は、利益額を最大化することです。一番のポイントは、固定客の数が増えることです。固定客とは、常連顧客や上位顧客と呼ばれる売上に対する貢献度の高い顧客のことです。この固定客は、全体の売上の大部分を占めています。固定客は、集客コストが新規顧客に比べると安いため、固定客を増やすと、利益率が高くなります。

そのため、売上アップでも利益アップでも新規顧客を固定客化することが重要な施策に該当します。

固定客が増える条件とは?

固定客を増やすためには以下の条件を2つとも満たすことが重要です。

  1. 初回の購入体験が期待を上回っていた。
  2. 顧客との関係性が維持されており、再購入のきっかけを付与できるコミュニケーション方法がある。

まず、リピートしてその商品やサービスを買ってみようと思うには、最初が肝心です。飲食店でも最初に入ってみた印象が思った以上に悪いと、2回目の来店を考えることができません。

また、購入体験が期待値を超えたものであり、再購入しようと思っていても、きっかけがなく気がついたら3年も利用しなかったことは珍しいことではありません。

そのため、初回利用の顧客向けの接客の改善や、いつでも連絡ができるようにLINE公式アカウント・メールマガジン・SNSで顧客と繋がることが固定客向けの集客には必要になります。

よく使われる集客方法の種類と特徴

集客の方法とは、情報を伝えるための手段です。商品やサービスに対して興味のある人に着実に魅力的な価値があることを伝えることを目的に選定します。集客の方法は、仕組みの違いがあり、対象者の選定と得られる効果も違います。

そのため、集客を効果的に行うためには、やりたいことに合致した広告や媒体を選択することがとても重要です。ここでは、それぞれの集客方法の特徴について解説します。

リスティング広告の特徴

リスティング広告

リスティング広告とは、検索連動型広告の別称で、GoogleやYahoo!Japanなどの検索エンジンの検索結果ページに広告を表示します。Googleに広告を出したい場合は、Google広告を利用し、Yahoo!Japanに広告を出したい場合は、Yahoo!広告を利用します。

検索エンジンを活用するユーザーは、キーワードを検索して情報を求めます。リスティング広告は、そのキーワードに関連性の高い広告を表示する仕組みです。

リスティング広告を活用するメリットは、その商品やサービスについて知識のある今すぐ購入や問い合わせをする見込みのある顧客に広告ができることです。例えば、「ワイン おすすめ」や「パソコン 比較」などのキーワードでは、購入意欲がある検索エンジンユーザーが検索していることがわかります。

リスティング広告のデメリットとしては、入札価格で表示順位が決まるため、競合が多いキーワードでは入札価格が高騰します。その結果、入札価格を釣り上げないと表示そのものができなくなることがあります。業界的に需要が冷え込んでいるシーズンでは、大手企業がリスティング広告の予算を引き上げて、顧客の総取りをしていることがよくあります。

Google広告かYahoo!広告かのどちらかを選択しなければならない時は、Google広告から始めることがおすすめです。日本の検索エンジンのシェアが既に75%以上をGoogleが占めているからです。

広告の出稿には、ランディングページと呼ばれる広告用のWebページが必要ですどのような情報を提供し、フォーム入力やお問い合わせなど最終的にどんな行動を促したいのかを明確にしてランディングページを作ることが成約率を上げる秘訣です。

チラシのポスティングの特徴

ポスティング広告とは、チラシを直接ポストに投函する広告手法です受け取りに条件を設定しないため、チラシで直接集客を狙います。商圏が明確である店舗ビジネスでは、オープンやイベントの時にチラシのポスティングを検討することが多く、主に客数重視の時に活用する広告です。

ポスティングのメリットは、無条件で特定の地域にチラシを投函するので、相手にオンラインでの検索やログインを求めないことです。そのため、地域限定の情報の到達度が高く、認知度の拡大に非常に高い効果があります

ポスティングのデメリットは、顧客ニーズで絞り込みができるわけではありません。そのため、ニーズがニッチな商品やサービスほどポスティングでは費用対効果が良くならないことが多いです。ネイルサロンのような全体に対して、利用率が10%に満たない業態では、さらに広告の反応率が下がりますので、ウェブでの集客に切り替えた方が効率的と言えます。

配布部数に関しては、反応率の高い飲食店でも1%未満であるため、1万部近く配布しないと十分な集客の効果を実感することができません。そのため、自分で配布するセルフポスティングをするのであれば、ポスティング業者を活用して集客の時間短縮をすることをおすすめします。

どのような客層でも手が出しやすい飲食業や小売業での集客効果が高く、ハウスメーカーの催し物の集客にはよく活用します。

SEO(検索エンジン最適化)の特徴

SEOとは、検索エンジンの検索結果のページにコンテンツを表示させることで、露出度を高めてウェブサイトに集客する方法です。

検索エンジンの広告枠に表示させて集客するのがリスティング広告であれば、SEOは、目的のキーワードについてのコンテンツを作成し、良い掲載順位にページを表示させるのがSEOです。

リスティング広告SEO
上位表示に時間がかかる。
コストによっては確定で表示できる。
広告ページを選択して表示させることができる。
広告費が必要である。
上位表示に時間がかかる。
上位表示は、確定ではない。
広告ページを上位表示できるとは限らない。
広告費は継続的にかからない。

リスティング広告との違いは、SEOは、ブログやメディアの育成に時間がかかり、上位表示できるかは確定していません。また、検索エンジンを活用しているユーザーの意図に合致した応答度の高いコンテンツを作成しなければなりません。SEOでは、広告を目的にしたランディングページを必ずしも表示できるわけではないことも留意する必要があります。

SEOは長期的な施策であり、自然流入の多いメディアができると関連した商品を売れやすくします。

SEOは、特定の悩みを抱えている検索エンジンユーザーに、悩み解決の手段の一つとして興味を持たせるのに有効な集客の手段と言えます。

SEOのデメリットは、高度なウェブサイト管理の知識が必要である上に、素人では対策が難しくなっている点です。様々なSEOツールを使い、分析し、PDCAで改善していくことが当たり前の対策ですので、通常は業者にコンサルティングを依頼します。

MEO(マップ検索エンジン最適化)の特徴

コストコ入間と検索すると、該当する店舗のGoogleビジネスプロフィールが紹介される。ここでは、住所、電話番号、営業日、開業時間、口コミなど基本的な情報の閲覧ができる。

MEOとは、Googleビジネスプロフィールの検索対策のことです。SEOとの違いは、SEOは、WEBサイトの検索対策であることですが、MEOは、近隣の競合店しか表示されないため、店舗ビジネスに向いている集客方法です。

Googleビジネスプロフィールとは、Googleに無料で登録できるビジネスページです。Googleは日本国内の検索エンジン、地図アプリともにトップのシェアを誇ります。そして、Googleビジネスプロフィールは、店名で検索すると、ホームページや予約サイトよりも先に閲覧されています。そのため、インターネット上の玄関と言っても良い重要な箇所です。

MEOのメリットは、店舗からの距離が近い人が検索した時に上位表示される仕組みであるため、近隣に位置する人を集客することができます。逆に、MEOのデメリットは、近隣の人口や人通りが少ないと検索されるきっかけがないため、集客の効果が小さくなります。

MEOがうまくいくと、業種だけではなくメニュー名などでも露出ができるようになり、それを探している人を自然と集客できるようになります。

Facebook広告の特徴

Facebook広告は、Facebookが運営しているFacebook・Instagram・メッセンジャーを対象にできる広告です。詳細なターゲティングができる上、投稿を広告できるため、手軽に出稿が可能なウェブ広告として知られています。

広告主側が設定したオーディエンスや広告の内容をAIが判定し、その条件に一致していると想定されるユーザーに広告を表示します。そのため、顧客と関心や行動が似ている見込み客に絞り込んで新規の集客が可能です。

その他、ターゲティングに該当するオーディエンス設定は、性別、年齢、地域、興味関心で設定が可能です。

最大の特徴は、クリックせずとも画像や動画が表示されている点です。Google広告では、クリックされなければ意味がありませんが、Facebook広告ではクリックされなくても視認性を高める効果があります。

飲食店や小売店の場合、品質の高い写真をあらかじめ用意しておくと、すぐに広告を準備することができます。そして、1日1,000円程度の出稿からでも集客の効果を実感することができます。

Instagram広告の特徴

Instagram広告は、Instagramアプリから操作することができ、Instagramアカウントをビジネスプロフィールに変更する必要があります。

現在のInstagramの日本でのユーザー数は、Twitterに匹敵するくらいの規模にまで成長しており、女性の割合が高めのSNSとして知られています。Instagram広告は、広告マネージャーもしくはInstagramアプリから出稿することが可能です。また、Facebookと同様のオーディエンス設定を実施することができます。

Instagramの特徴を活かすと、女性向けの商品やサービスの集客が得意です。特に、その精度の高さから、美容室の集客にも効果があります。

Twitter広告の特徴

Twitterは、SNSの中ではアクティブユーザー数も多く、4,500万人を超えていると言われています。ニュースやトレンドの中心的なSNSであるため、情報の収集を目的にしているユーザーも多く、情報を配信したい側との相性が非常に良い媒体です。

Twitter広告は、Twitter内に広告を出稿できるサービスで、フォロワーの獲得、Webサイトのアクセス獲得、いいねやリツイートなどのエンゲージの獲得、ハッシュタグの拡散などを目的に利用されています。

市町村単位までエリアを絞り込んだ広告を出せるため、商品やサービスのほかにも店舗の広告としても活用できます。フォロー&リツイートキャンペーンなどのアカウント運用と合わせると、費用対効果の高い集客を実現することができます。

Youtubeなどの動画広告の特徴

Youtubeの月間アクティブユーザー数は、6,500万人を超えていると言われており、その勢いは誰もが納得します。このアクティブユーザー数は検索エンジンの利用者数とほぼ同等であり、生活に密着している動画媒体であると言っても良いでしょう。

Youtube広告には、バナーなどを表示しウェブサイトに誘導する広告とYoutuberが設定した任意のタイミングで動画広告を表示するタイプがあります。6~15秒のCMサイズの動画は、スキップができないため、存在を覚えてもらうことに非常に効果が高いです。

Youtube広告を使うためには、広告用のウェブサイトか動画を作成しておく必要があります。

コミュニティーペーパー・新聞折り込み

コミュニティーペーパーは、投函されるフリーペーパーです。新聞折り込みは、特定の新聞を購読している住所宛にチラシをばら撒きます。

ポスティング広告との違いは、ポスティング広告は任意のタイミングで配布することができることに対して、コミュニティーペーパーは決まった期間に配布します。そのため、日程が決まったキャンペーンやセールの告知にはコミュニティーペーパーの宣伝には活用しづらい点があります。

また、新聞折込は、新聞を購読している世帯に限定して配布されます。そのため、飲食店のオープンのようなターゲットを選ばない時はポスティング広告が良く、エステやネイルサロンのような絞り込みが必要な店舗の集客では、新聞折り込みの方が良いこともあります。

独自のキャンペーンのお知らせの時は、ポスティング広告や新聞折込が向いています。コミュニティーペーパーでの折込は、ポスティング広告に比べると見てもらえる確率が高いため、認知度の拡大に向いている方法です。

FAXDM・メールDMの特徴

FAXDMは、事業所のFAXリストにFAXを送信し、メールDMは、ホームページに公開されている事業所のメールアドレスやフォームにDMを送信します。どちらも、BtoB向けの営業手法です。

飲食店や小売店などでは、個人に向けた集客を行う印象がありますが、飲食店では企業向けの会合、小売店では、ユニフォームなどを受注することができ、BtoBビジネスの側面もあります。そのため、事業所向けに営業をかけることも立派な集客となります。

DM代行会社を活用することで、業種を指定して、インターネットに情報を公開している企業向けにメッセージを配信することができます。ニッチビジネスを事業所向けに展開したい時に、この方法を試用します。また、配信コストも安いことがメリットの1つです。

デメリットとしては、視認性が高いため、一定数のクレームが発生する可能性があります。そして、すでに関係性がある企業にもメッセージが配信される可能性はあります。

店舗予約・検索サイトの特徴

飲食業では食べログやホットペッパーグルメ、美容業ではホットペッパービューティーなど予約が必要なお店を検索する際によく使われるサービスがあります。集客の仕組みは、検索エンジンやアプリのサービス内の検索でお店を探す仕組みであり、上位に表示されている店舗ほど集客に有利になります。

すでに利用を検討している人を対象に予約を獲得する目的で導入します。有料化すると、Web予約を受付できるようになったり、サイト内の検索順位が向上し、立地が良ければすぐに集客が増えます。

店舗予約・検索サイトのデメリットとしては、自粛などの社会的な影響に影響を受けやすく、予約サイト自体の集客力が下がると獲得できる予約数も減少します。予約サイトに集客を依存していれば、この影響を強く受けて、客数を減少に歯止めが効かなくなります。

店舗予約・検索サイトの例は表にまとめています。

業種店舗予約・検索サイト
飲食店系食べログ・ホットペッパーグルメ・ぐるなび ・一休.comレストラン・OZ-mall・Retty・Tablechack・ヒトサラなど
美容室・サロン系ホットペッパービューティー・minimo・OZ-mall・楽天ビューティーなど
宿泊系楽天トラベル・じゃらん・agoda・Trip.com・エクスペディア・ホテルズドットコム・Yahoo!トラベルなど

袖看板・ファザード・店前看板・外観の改善

店舗の集客で一番手っ取り早いのは、店の周辺を移動する人にお店の価値を気づいてもらい、来店してもらうことです。路面にある飲食店の約4割は、特に理由もない来店であることが知られています。この来店は、店舗の前を偶然通りがかり、気がついたものとされています。

そこで重要なのは、視認性を高める看板です。看板の役割は、通行人に店舗の視認性を高くすることです。つまり、人通りの多い路面に対して、正面になるように看板を設置しないと効果が薄くなるということです。テナントを探す時には、看板の設置条件も確認しましょう。

袖看板とは、路上に見えるように設置する看板のことで、店舗の存在と何屋であるのかを認知してもらうことが目的です。ファザードは、入店を決定づけるお店の魅力的な価値を訴求する主に入り口周辺に設置する大きな看板のことです。店前看板とは、お店の中でサービスとして何を行なっているのかを知らせて、入店を決定づける目的で設置します。

アフィリエイト広告の特徴

アフィリエイト広告とは、アフィリエイターと呼ばれる広告作成者に広告を作ってもらい、購入やお問い合わせなどの特定の条件を満たした時に広告費を支払う成果報酬制の仕組みです。アフィリエイト広告は、ASPと呼ばれる仲介業者を活用することで出稿することができます。

アフィリエイト広告は、LTVが高い商品の通販ではよく活用されます。

アフィリエイターが、保有しているブログに記事を書いて広告を設置しますので、アフィリエイト広告をうまく使うと、視認性を大きく伸ばすことができます。成果報酬でもあるので、広告費に見合った成果が得られるのもメリットです。

デメリットとしては、有力なアフィリエイターに興味を持ってもらわないと広告自体が作成されません。そのため、アフィリエイター向けの勉強会を開催したり、オファーのメールを出すなどのアフィリエイター向けの対策も必須です。

イベント出展(展示会出展・ケータリング)

特定のテーマを設けた展示会に参加することで、そのテーマに興味関心の高い見込み客との接点作りを行うことが可能です。例えば、EXPOや中古車市などがイベント出店に該当し、見込み客の集客を目的に参加します。

また、専門店やユニークな店舗では、近隣に同系統な店舗がない地域に催事出店やケータリングを行うことで、体験してもらい、口コミの獲得や実来店を促す集客に結びつきやすいです。

イベント出店では、ブースを出せる位置によって成果が異なりますので、イベントの主催者との関係性を良好にしておくことがとても重要です。

SNS運用の特徴

SNSで新規顧客を積極的に集客する方法は広告が主流ですが、運用を工夫することで新規も既存も集客をすることができます。

店舗に集客する方法としては、Twitterでは、フォロー&リツイートキャンペーンがあります。インスタントウィンと呼ばれるフォロー&リツイートをするとすぐにクーポンが配布される仕組みが主流になりつつあります。

また、Instagramでは、フォトコンテストでUGC(ユーザー生成コンテンツ)を増やしつつ、クーポンを配布する仕組みがあります。これは、SNSでキャンペーンに参加することで来店動機を作ることを目的にした方法で、実来店だけでなく情報発信も獲得することができます。

単品通販では、SNSでユーザーのコミュニティーを作ることもあるのですが、これはユーザーの利用意欲を高めることで、購入頻度を高めることが目的です。

どのSNSを積極的にやるべきか?

基本的に分散が望ましいですが、日本では情報収集にTwitterが活用され、女性はInstagramを活用しています。また、TikTokはショート動画で発信できる情報量も多いので、運用することをおすすめします。Facebookは、インバウンド需要を取り込む時に有効です。

フォロワーを増やすためには何をやるべきか?

まずは、SNSの運用の目的に合わせてコンテンツを積み重ねます。何のSNSなのかわからなければ、流石に不気味でフォローする人がいないからです。その後、フォロー&リツイートキャンペーンや各種SNS広告を活用して素早くフォロワーを獲得します。じっくり増やすのも自由ですが、時間をかけすぎるのは集客用のアカウントとしては適切ではないからです。

スタンプカードの特徴

スタンプカードは、10回来店したらラーメン1杯無料などのオファーをプレゼントするカードで、主に店舗に再来店させるために用意します。

店舗には、3回来店すると集客しなくても自然と来店する3回安定の法則と、10回来店したら常連客という10回固定の法則というものがあります。

10回に設定されているクーポンが多いのは、10回固定の法則によるものですが、道のりが長すぎるため、ほとんどのスタンプカードは機能しないまま捨てられます。

3〜4回の時限付きのスタンプカードを用意することで、10回来店までのペースメーカーの役割を持たせることができます。固定客の割合を高くするための対策です。

LINE公式アカウントの特徴

LINE公式アカウントとは、LINEのビジネス用のアカウントで、前身のLINE@が店舗向け販促ツールであったため、既存顧客維持の機能が豊富です。メッセージ配信の他に、スタンプカード機能、クーポン作成機能があります。

LINEの普及率が約9割に達しており、携帯メールアドレスの代替品として成立しています。また、メールと違い、受信フォルダもLINEであるため、メッセージの到達率が高いことが最大の特徴です。

メリットとしては、登録に新たにアプリのダウンロードをお願いする必要がありません。そのため、店内スタッフが混乱することなく登録作業を完了することができます。デメリットとしては、個人のLINEを対象にしているため、特に規模が一定以上のBtoB向けの集客には向きません。

LINE公式アカウントは、サードパーティーによる機能拡張されており、ステップメールや予約機能をつけることができます。

サービス名概要公式サイト
Lステップ高度なステップメールのLINEのメッセージ配信が可能
採用や通販など個人向けの情報配信によく使われている。
公式サイトはこちら
リピッテ店舗の予約受付が可能。美容室、テイクアウト、ホテル予約などのサービスがある。公式サイトはこちらから
PosterLINEのメッセージのデザインを見やすくすることで、集客率をアップさせる。公式サイトはこちらから

メールマガジンの特徴

メールマガジンとは、登録されたメールアドレス向けに一斉にメールを配信する仕組みのことです。主に、既存顧客に配信を行い、再購入を促すことを目的にしています。メールアドレスは、インターネットユーザーであれば全員保有しています。そのため、ほぼ全員を対象にすることができます。

メールマガジンのメリットは、HTMLを使うことで、ウェブサイトやチラシのような見た目のメールを送信することができ、行動喚起を効率良く促すことができます。また、LINEは個人向けですが、仕事の現場ではメールのやり取りが主流ですので、BtoBビジネスでは活用される頻度が高いです。

メールマガジンのデメリットは、特定電子メール法を守る必要性やIPアドレスのスパムスコア管理ができていないメール配信システムからのメールをブロックする傾向があります。そのため、到達率について言及しているメール配信サービスを使用しないとメールを送っても届かないことがあります。

スマホアプリの特徴

スマホアプリは顧客のスマホにアプリをダウンロードしてもらうことで、最新の情報やお得な情報を配信し、予約も可能にします。様々な機能的な活用ができる反面、顧客に新規のアプリをダウンロードさせる手間をかける必要があり、簡単に削除されてしまうのがデメリットです。

最近は、登録の手間からLINE公式アカウントと連携できるツールを導入するのが主流ですが、LINE公式アカウントは原則1アカウント1店舗の運用であるため、店舗を跨いだ系列店全体で顧客の囲い込みをしたい時は、スマホアプリの方が向いています。

ニュースレター・ダイレクトメールの特徴

ニュースレターもダイレクトメール(DM)も、既存の顧客に対して、情報を提供する目的で印刷物を送付する手法です。再購入や再利用を促し、リピーターの集客を行います。

ニュースレターとは、新聞のように編集した読み物の印刷物です。例えば、新しいサービスを導入し、利用者を増やしたい時に、価値の理解を促す内容を既存顧客に送ったり、店内においておきます。

ダイレクトメールは、カタログなどの印刷物を既存顧客に送付します。ハイブランドメーカーでは、カタログに力を入れており、ブランドイメージを崩さない品質の高いクリエイティブのものを送っています。それに対して、比較的利用しやすい通販では、情報の見やすさと豊富さを重視したカタログを用意していることが多いです。

バーコード・アプリ決済(QRコード決済)の特徴

バーコード・アプリ決済とは、それぞれのアカウントに入金したキャッシュや追加されるポイントを使って決済ができる方法です。集客方法として取り上げているのは、地域自治体や企業と提携したキャンペーンや各種アプリで決済ができる店舗が地図表示されるからです。この決済方法で慣れている人は、決済ができることを確認して店舗を選びます。つまり、バーコード・アプリ決済を導入することは新規の集客に効果があります。

バーコード決済には、PayPay・D払い・auPayなど3キャリアに紐づいたサービスがあります。

集客方法を応用した集客の仕方

紹介した集客方法を活用した集客の仕方にはテンプレがあります。目的に合ったテンプレを採用すると、集客の効率化をすることができます。

リードジェネレーション(リードの獲得)

リードとは、見込み客のことです。まだ購入経験のない見込み客を獲得し、情報提供ができる状態にしておくと、セールスの機会を増やし、結果として、集客率を高める効果を発揮します。

リードジェネレーションは、ランディングページを作成してリスティング広告をかけるか、メディアを作成してSEOで検索エンジン経由でサイトに集客します。その後、見込み客のニーズに合わせた小冊子や無料のサービスを受けることができることを訴求して、メールマガジンに登録してもらいます。

メディアでリードジェネレーションをした時には、流入や閲覧したコンテンツで何に興味があるのかも推測することができます。この時は、HubSpotなどのマーケティングオートメーションツールを導入します。マーケティングオートメーションツールでは、Cookieを利用して、閲覧したコンテンツを特定することもできます。

イベントの開催

展示会は、主宰企業が開催しているイベントに参加することで見込み客を集客しますが、自社でイベントを開催し、販売促進を行います。

イベントを開催するには集客が必要です。オフラインのイベントであれば、周辺地域や過去のイベント参加者向けの広告を活用します。オンラインのイベントであれば、リスティング広告やSNS広告などのオンラインの広告を積極的に活用します。

集客力のあるイベント開催を行うためには、来場者にLINEやメールマガジンに登録してもらい、継続的なコミュニケーション手段を確立することが重要です。

飲食店の集客方法

飲食店の集客の仕方は、商圏内での認知・利便性の良い予約方法の設置・リピーターを育成する仕組みを確立することを意識します。

飲食店では、来店のハードルが他の店舗ビジネスに比べると極めて低いため、地域のみでターゲティングを行い、「行きたい!」と思えるような来店動機を付与します。

そのため、プロカメラマンが撮影したシズル感を掻き立てる写真を用意し、チラシのポスティングやFacebook広告やInstagram広告で拡散することが効果的に新規の集客を獲得できます。

また、宴会やディナーの予約は、グルメサイトで探して予約される傾向があります。グルメサイトの特徴を理解した上で、最も効果的なものを導入します。集客力に自信のある店舗であれば、TableCheckのような予約システムを導入するのが良いでしょう。

飲食店では、主に個人を相手にします。そのため、リピーターを育成し、集客する方法は、LINE公式アカウントで行います。

美容室の集客方法

美容室は店舗数だけを考えれば、激戦そのものですが、しっかりマーケティングを実施しているところは多くはありません。コンセプトを明確にし、その美容室にくればどのような自分になれるのかをウェブサイトやチラシで訴求しましょう。

美容室はウェブで検索される機会が多い業種ですので、ビジネスプロフィールをしっかり作り込み、MEO対策をすることが効果的です。競合が強い時には、ローカル検索広告を使います。

美容室は、美容師が提供するサービスを直接受けるビジネスですので、美容師のブランディングも効果的です。TikTokやInstagramで、ビフォーアフターのわかりやすい動画を作成し、アップすることで、その美容師の力量を表現したカタログの役割を果たします。近隣の人に訴求するため、地域を限定したSNS広告を使って、フォロワーを増やすことも集客には効果があります。

整体院・整骨院の集客方法

整体院・整骨院がブログの内容を書くと、どうしても医療分野になってしまいがちです。残念ながら、現在のグーグルのアルゴリズムでは、信用できる医療機関の情報を優遇する傾向にあり、ブログでのSEO対策は非常に厳しいです。そのため、現在では、実演を通したYoutube配信を行い、ホームページと合わせて認知度を上げていくことが一般的です。

歯科医院・歯医者の集客

歯科医院は美容室や士業と同じように定年がないことや独立することで大きく年収が増えるため、拠点数がコンビニよりも多い業種です。そのため、患者は歯科医院を選び放題であり、予約でいっぱいの歯科医院もあれば、患者がいない常時空いている歯科医院も存在します。

医療法の広告規制が適用される業種であり、歯科医院を探すタイミングは、歯の虫歯で歯が痛むなどの問題が顕在化した時に限定されることから、 SEO・MEO・リスティング広告などの検索対策が最も効果的です。

コンサルタント(士業含む)の集客方法

コンサルタントとは、専門性を持ったプロフェッショナルをさします。ノウハウを保有しており、顧客が抱えるその分野の問題を解決する能力を持っています。コンサルタントの集客方法は、その分野に問題意識を抱えているビジネスオーナーに解決を期待させるメッセージを届けることが基本になります。フェイスブック広告などのSNS広告でリードを獲得することが主流になっています。

集客で手詰まりが起きないように、次の一手は事前に計画しておく

景気が落ち込み、業績に強い影響があると、今度は成長から維持の方に経営戦略が移行してしまい、集客力を向上しようというところまで頭が回らない状態になってしまいがちです。これが緩やかな業績の低下を引き起こす原因になります。

先行きが見えない環境では、考えられる事態が発生した時に切り替えができる計画を事前に用意しておくのが良いでしょう。そのため、集客の計画はできるだけシンプルなものにしておき、実行も簡単にできるものを選択できるようにしましょう。

何より、育成されたSNSアカウントやWebサイトなどを持っていない場合は、その分できることも限られてきます。コントロールできる手札しての集客の手段は絶対に継続的に育成しておきましょう。

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