Blastmail(ブラストメール)とは?評判やサービスの特徴を解説

メルマガ配信は売上アップにはとても重要です。通販では当然のように行われていたメルマガ配信は、売上アップには欠かせない施策です。
メールアドレスは、スマホを登録するために必要です。そのため、実質スマホ保有者は100%なんらかのメールアドレスを保有していることになります。その中でも、現在はデザイン性を重視したHTMLメール配信は成約率アップにとても重要です。
ブラストメールは、前身のブレインメールの時から多くの企業に活用されていたメルマガ配信システムです。日本国内のメール配信ツールの中では、HTML形式のメールを作るエディタが備わっており、メルマガが送りやすいツールとして数えられています。

- 直感的に専門知識なしでチラシ型のメールを作れる
- 初心者でも使いやすい
- 18,000社以上導入しており、運営母体も安定している
- ステップメールや記念メールなどの自動メールの機能はない。
- 無料期間は7日間です。期間を過ぎると、無料試用ができなくなります。
Blastmail(ブラストメール)とは?

ブラストメールとは、日本国内のメルマガ配信ツールであり、最も導入されているサービスです。現在の契約者は、18,000社以上であり、その中には、官公庁も含まれています。
ブラストメールは、旧ブレインが株式会社ラクスライトクラウドに運営が移行されたサービスであり、前進であるブレインメールから数えると、国内でも歴史があります。
ブラストメールの最大の特徴は、操作性にあります。デザイン性に優れたHTMLメールをHTMLの知識がなくても簡単に編集し、チラシのようなメールを初心者も作成することができます。競合他社のツールの中では、このHTMLメールのエディタが簡素化できていないものも多く、知識がなくてはたちよかないものも多いです。
その意味では、ブラストメールは、メルマガ配信の初心者にはとても優しい使いやすいサービスと言えます。
その反面、ステップメールなどの機能がなく、シナリオを分けることができません。そのため、ダウンロードコンテンツで客層を分けて、見込み客の育成をすることには不向きです。
Blastmail(ブラストメール)の評判とは?
ブラストメールの評価は、導入している企業からは以下の点が挙げられています。
① 良い評判
使いやすく、直感的にメールマガジンの作成ができます。HTMLなどのコーディングに関する知識が求められないので、誰でも利用ができます。そのため、操作方法が分かりづらいため、特定のスタッフでなければ利用ができないということはなく、引き継ぎがされていなくて使えなくなったということは起こりづらい評判が多いです。また、月額料金も安いため、比較的導入しやすいサービスです。
② 改善が求められている評判
効果測定などに上限数が設けられています。例えば、商品の点数などが多い事業者が商品ページごとにクリック数をカウントしたい時は、ブラストメールの機能内では不足する可能性があります。
ステップメールなどの自動メールの機能がないことが弱点として挙げられることも多いですが、ブラストメールは、メルマガ配信機能に特化したサービスです。
リードマーケティングなどを実施する時は、マーケティングオートメーションやステップメール機能に特化しているサービスを最初から選択しましょう。
blastmail(ブラストメール)はどのような業種に向いているのか?

ブラストメールは、デザイン性に優れたHTMLメールを簡単に作成できます。そのため、シーズン限定の商品を販売するような小売業、通信販売業には特に向いていますし、美しいビジュアルのメニューを提供する高級レストランやカフェにも向いています。また、ポートフォリオをメールの形で配信するのにも向いており、クリエイティブに関連のある企業のメルマガ配信にも向いています。
ただし、前述のようにステップメール機能やシナリオ分けができないため、見込み客の育成が重要であるBtoBビジネス向けのメールマーケティング用のツールとしては機能がかなり物足りないものとなっています。
予約台帳にTableCheckを導入している時は、Benchmark Emailが連携可能なメルマガなので、そちらをおすすめします。設定も簡単であり、同じようにHTMLメールが配信できます。
LINE公式アカウントとブラストメールではどちらを採用するべきなのか?
最近では、LINE公式アカウントのスマホ保有者の利用率が、30代などでは9割を超えています。そのため、既存客の集客を目的にした導入では、LINE公式アカウントと比較されやすいです。
基本的にメッセージが確認されやすいのはLINEです。そのため、簡単なメッセージを配信することで事足りてしまう店舗は、LINE公式アカウントを採用するのが良いでしょう。LINE公式アカウントには、期限設定ができるクーポン配信ができます。
そうではなく、情報量そのものが多く、写真を綺麗に見せたいアパレルのような業種では、HTMLメールの方が綺麗に大量の情報を送信することができます。
そのため、伝える情報量が少なく簡単なメッセージのやりとりのみで良い時は、LINE公式アカウントを選択し、シーズンが変わるごとに伝える情報量が多い時は、ブラストメールを選択しましょう。

blastmail(ブラストメール)の特徴とは?
① ブラストメールはメール配信数は無制限。コスパも良い。
ライトプラン | スタンダードプラン | プロプラン | |
---|---|---|---|
料金 | 3,000円~ | 6,000円~ | 30,000円~ |
基本機能 | |||
迷惑メール対策 | |||
5万通以上の一斉送信対策 | |||
リストクリーニング |
ブラストメールでは、メール配信回数は無制限です。メールを何通送っても料金は一定です。
ただし、配信リスト数に応じて料金が決定されます。例えば、3,000件のメールアドレスにメール送信をするのは、3,000円ですが、7,000件になると、5,000円です。
また、送信メール件数が多くなると、迷惑メールフォルダに振り分けられやすくなるなど、開封率が低下することもあります。そのため、開封率が低下した時点で、スタンダードプランを選択するのが良いでしょう。
② クリック測定や開封率の測定も可能
ブラストメールでは、HTMLメールが採用されています。そのため、開封率の測定やクリック測定が可能です。
③ 280万通/毎時の大規模型ネットワークを有している。
大規模型ネットワークはメール配信の遅延に影響します。この性能が低いとメール配信のタイミングが重なったときに、送信のタイミングが大きくずれたり、メール配信自体が一部エラーになります。
ブラストメールは、100万通から大きく性能を伸ばし、2022年4月段階では、2.8倍の280万件までに伸ばしています。これにより、メール配信の遅延頻度が低くなり、メール送信時のエラーによる到達率の低下を防ぐことができます。
④ 企業として整備されたメール配信システム
メール配信の仕組みは、とても難しく、100%メールを到達させることができません。高い到達率を達成するためには、システムエンジニアによる整備が必要です。
格安のメール配信システムでは、設備投資や整備によるシステムアップデートがコストとしてかかっているとは考えづらいです。そのため、メールリストを守るセキュリティやメールの到達率に問題が発生しやすくなります。
そのため、メール配信システムを選択する時は、運営が安心できることが前提です。
ブラストメールは、各官庁、大手企業が利用するメール配信システムです。株式会社ラクスの子会社である株式会社ラクスライトクラウドがブラストメールを運営しているので、安心感があります。
blastmail(ブラストメール)は、7日間お試しができる。
お試し期間が短いので、申し込むタイミングは、忙しい期間を選ばず、操作画面に触れる余裕がある時期を選んだ方が良いかもしれません。
操作方法自体は、メール配信システムの中では操作方法が簡単で、初心者向けです。メール配信を検討しているのであれば、ブラストメールをオススメします。

- 直感的に専門知識なしでチラシ型のメールを作れる
- 初心者でも使いやすい
- 18,000社以上導入しており、運営母体も安定している
- ステップメールや記念メールなどの自動メールの機能はない。
- 無料期間は7日間です。期間を過ぎると、無料試用ができなくなります。
blastmail(ブラストメール)のほかのメルマガ配信ツールの候補とは?
メルマガ配信ツールを導入する上で、ブラストメール以外でおすすめのツールを紹介します。
ブラストメールは、HTMLメールを顧客に送信するのに向いていますが、機能面からそれ以上を望むことができません。
【ステップメール】アスメル
用途 | 資料をダウンロード請求した人にステップメールを送信する。 |
メリット | ・資料によって別々のシナリオを用意できるので、見込み客の育成と既存顧客向けのメルマガ配信ができる。 ・定額制の料金 |
デメリット | HTMLメールの作成に知識が必要。 |
ステップメールアスメルは、ステップメールの元祖とも言えるメルマガ配信ツールの1つです。特徴は、登録リスト数に限らず、シナリオが無制限、メルマガの配信数制限もありません。主に、見込み客の育成のためのステップメール配信に使いますが、シナリオを分けることができますので、既存顧客向けのメルマガ配信も可能です。

Benchmark Email
用途 | 飲食店の予約客に向けてメール配信ができる(TableCheckと連携) 通販の見込み客と購入客両方にメルマガ配信ができる(Shopifyと連携) |
メリット | メールマーケティング: AI文章作成、HTMLメールエディタ、リスト管理、ステップメール、リアルタイムレポートなどの機能を使用して効果的なメールマーケティングを実施。 eコマース連携が可能: Shopifyなどのeコマースツールと連携し、商品紹介や売上向上の戦略を展開。 初心者にも使いやすい: ドラッグ&ドロップ形式のエディターで初心者でも簡単にHTMLメールを作成可能。 |
デメリット | メールの到達率に不安がある。 電話のサポートがない。 メールリストの件数が従量課金制 |
benchmark Emailは、初心者にも使いやすく、高機能なメルマガ配信ツールです。飲食店のTableCheckや通販システムでメジャーなShopifyなどと連携することができ、一通りのメールマーケティングができます。ただし、コスパが良い反面、メールがプロモーションフォルダに入るなど到達率に不安があります。価格が安いため、オウンドメディアを運用し始めて、マーケティングオートメーションツールを導入するまでの繋ぎに使うことはよくあります。
