ランチとディナーの飲食店の集客方法の違いとは?

ランチは集客ができるのに、ディナーは集客が全くできない。

ランチは、基本1人で食べることが原則です。また、仕事を職場でやる限りは、飲食店で食べることが一般的です。そのため、ランチの集客は、機会が多い上、本人に訴求すれば良いので簡単です。逆に、ディナーは、必ずしも食べるわけではありません。また、デートや会食など相手ありきの食事をする機会も多いので、条件で検索されることが一般的です。

つまり、ランチは、食欲を煽る広告を運用すれば集客ができますが、ディナーではそうはいかず、探している条件に一致するような検索の対策が必要です。

目次

ランチとディナーの集客がなぜ異なるのか?

ランチとディナーの集客方法が違うのは、お店選びの検討方法が違うからです。ランチは直感的に選ぶ傾向にあり、ディナーは条件で探して比較検討します。これを行動経済学では、二重過程理論と呼び、直感的な意志決定をヒューリスティック、条件で比較検討をする意思決定をシステマチックと呼びます。

ヒューリスティック

過去の経験に基づいて素早く意思決定を行うプロセスです。直感的で即座に決定を下すことが特徴で、特に努力を必要としません。例えば、ランチやスーパーでの日用品の購入などがこれに該当します。

ヒューリスティックには、利用可能性ヒューリスティック(馴染みのあるものを優先する)、代表性ヒューリスティック(代表例が全体を反映していると勘違いする)、固着性ヒューリスティック(自分に都合の良い情報ばかりを収集し、意思決定を行う)の3つのタイプがあります。

良い記憶が定着していれば、飲食店やメニューが直感的に引き出されるので、常連客になってもらいやすいです。

システマチック

合理的な意思決定プロセスで、時間や労力を使って情報を集め、比較検討します。システマチックな意思決定は、検索エンジンやグルメサイトを活用して情報を収集する傾向があります。

例えば、会食では、取引相手と食事をする時に、取引相手が好きな料理、趣向、話しやすい空間、アレルギー対応のサービスの有無、予算などの条件があります。この条件を元に最善のお店を検索するのが、ディナーの選択方法と言えます。

ランチタイム例

ランチタイムは、現場仕事やオフィスワークであれば、必ずとります。お店選びの条件としては、一人でとることも多く単純に好きなもの・食べたいものが選ばれる傾向があります。また、休憩時間を有意義に使うためには、職場から近いことも重要です。

そのため、ランチタイムで集客したい時は、近隣の人にシズル感溢れる画像や動画を広告することが基本となります。

チラシのポスティングのほかに、SNSが効果的な集客方法として挙げられます。また、職場の近隣を探索してお店を決める人も多いことから、路面にブラックボードを置いておすすめのメニューがわかるようにするだけでも、集客には効果があります。

項目ポイント
重要な指標露出数(インプレッション数、配布部数)
ランチタイムの集客方法料理の画像や動画でシズル感を煽る演出を実行する
ランチタイムで有効な集客方法SNS、ポスティング広告、看板や外観による視認性の向上

集客の効果を高めるためには、プロカメラマンを使って画像の質を向上させます。飲食店の画像撮影の注意点に関しては、「【飲食店向け】集客に活用する写真撮影サービス2選」で解説しています。

ディナー

ディナーでは、単価が高いほど記念日のお祝いや会食などの食べること以外の目的がありますそのため、料理のシズル感だけではなく、個室の有無や雰囲気、サプライズやアレルギーの対応、小さな子供を連れていくことができるかまで調べられている傾向があります。

居酒屋では幹事がお店を決めるので、利用しやすいコースメニューと飲み放題メニューを用意します。Google検索やWEB予約でポイントを獲得できるグルメサイトで検索される傾向があります。また、特定の目的で他人の体験を参考にするため、職場の人や家族、そして友人に聞いてみたり、口コミサイトの評価を参考にすることもあります。

これらをブランディングのみでやってしまおうとすると、「騙された」「聞いていた情報と違う」という心情を来店時に抱かれて、新規顧客が定着することがありません。実態に合致した情報をホームページやグルメサイトに書き込みます。

項目ポイント
重要な指標各種検索経由の露出数、予約数
ディナータイムの集客方法記念日や宴会向けのサービス、個室の有無などの情報
ディナータイムで有効な集客方法MEO、グルメサイト内検索、SEO、法人への直接営業、法要などの予約受付

まとめ

飲食店のランチタイムとディナータイムでは、人数や目的が異なることから、お店選びの方法も異なります。ランチタイムの方が外食で賄う人が多く、一人の判断でお店を決めることができるので、その時の気分に働きかけるシズル感で働きかける集客方法が有効です。

それとは逆に、ディナータイムでは、会食や家族サービスなどである可能性が高く、条件で選択することが多いです。そのため、グルメサイトやローカル検索を含めたSEO対策が効果的な集客方法となります。

最終更新日 : 2024年7月8日

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