飲食店におすすめのキャッシュレス決済対応の券売機

飲食店で問題になるのは、慢性的な人手不足です。レジ打ちや会計などに人員を割くことが難しいケースもあるため、券売機を導入することで事前決済を行い、レジ打ちの手間を解消することを行っている店舗も多いです。

ここで問題になりやすいのが、キャッシュレス決済の対応です。キャッシュレス決済は、3人に1人が選択する支払い方法です。また、飲食店では、キャッシュレス決済に対応していないと入店を躊躇う人も存在しており、券売機であってもキャッシュレス決済に対応することが望ましいです。

ここでおすすめのキャッシュレス決済の券売機を紹介します。

目次

飲食店が券売機を導入するメリットとは?

飲食店が券売機を導入するメリットは、事前会計をすることで、その後のオーダーやレジ打ちの手間を省けることにあります。

通常の飲食店では、席に案内して、座った後にメニューを見て、オーダーをして、退店時にレジ打ちを行います。この手間は、人手不足であったり、1人しかいないワンオペ営業の場合は、生産性を大きく低下させる原因になります。

券売機を導入することで、席に案内した後は、手間は配膳と下げ膳のみに限定されます。

特に、蕎麦屋やラーメン店、おにぎり屋、定食店など注文されるメニューがある程度決まっている店舗にはおすすめです。

飲食店におすすめのキャッシュレス決済対応の券売機

飲食店におすすめのキャッシュレス決済対応のレジを紹介します。

キャッシュレス対応の券売機はコストが高いことが難点ですが、現金払いのみの券売機とキャッシュレス決済を別々にすると、3人に1人の決済でスタッフの対応が必要になってしまうので意味がありません。

また、キャッシュレス対応の券売機を導入するのであれば、訪日外国人が多い現在では、多言語対応も必要な機能です。そのため、特に都心や指定都市にある飲食店では、ボタンタイプの券売機ではなく、ディスプレイタイプの券売機の方が望ましいでしょう

スマレジ(券売機)

券売機

高機能なシステム連携ができるスマレジの券売機です。券売機はキャッシュレス決済のみのものと現金払いにも対応しているものから選ぶことができます。

券売機についての詳しい説明は動画でご覧ください。

スマレジは、IT導入補助金の対象の製品です。キャッシュレス決済対応のセルフレジの導入の検討が始まった段階でお問い合わせください。

料金8,800円/月(税別)
プレミアムプラスプラン以上〜
券売機利用プラン 11,000円(税別)
決済手数料要お問合せ
導入費用要問合せ(最大350万円の補助金を利用可能)
機能一覧レジ機能
顧客管理
複数店舗管理
売上分析
PL(損益)管理
外部システム連携
自動釣銭機連携
ユーザー権限設定
ログイン・操作ログ管理
電話サポート
メールサポート
スマレジ・アプリマーケット
引換券印刷
商品点数10万点

③POS+ selfregi

POS+(ポスタス)は飲食店の経営に関わるさまざまなサービスと連携ができる高機能なレジです。券売機型のセルフレジにも対応しており、ニーズに合わせたカスタマイズが可能です。

料金POS+ lite 6,000円〜
POS+ food 14,000円〜
決済手数料キャッシュレス決済代行サービスごとに異なります。
連携可能サービス【フード】TableCheck【予約管理システム】
TORETA【予約管理システム】
ebica【予約管理システム】-liteも可能
UberEats【フードデリバリー】
キャッシュレス■以下のサービスと連携が可能
stera terminal
STORES 決済
PAYGATE Station
PAYGATE AIR
楽天ペイ

LINEミニアプリとも連携することができ、業務効率化とLINE公式アカウントのおともだち登録を増やす対策も万全にできます。

blayn(ブレイン) セルフレジ

人件費をかけることができない個人飲食店では、アルバイトなどが病気で急にシフトに入れない時に経営がままならないようでは困ります。そのため、ラーメン店や蕎麦店では、入店時に決済が済んでいる券売機タイプのレジがおすすめされます。

ブレインは、IT導入補助金の対象の製品です。キャッシュレス決済対応のセルフレジの導入の検討が始まった段階でお問い合わせください。

料金9,800円/月~(税別)
決済手数料クレジットカード 3.20%~3.75%
電子マネー 3.025~3.75%
QRコード決済 2.7%~3.45%
導入費用要問合せ(最大350万円の補助金を利用可能)
機能一覧電話・メールサポート
データ保存:無制限
商品登録数:無制限
キャッシュレス決済連携
統合管理システム連携
各種会計ソフト連携
キッチンプリンター利用
自動釣銭機連携
注文画面切り替え

個人飲食店がPOSレジを選択する上での重要なポイントは?

①ビジネスモデルに合致したレジを選択する。

個人の飲食店がPOSレジを選ぶ際は、ビジネスモデルに合致したレジを選択しましょう。レジ業務を自動化することで、客席を円滑に回転させることが期待できます。

追加注文の少ないラーメン店や定食店では、券売機で対応することで忙しい時の計算ミスやレジの打ち間違いを防ぐことができます。

②他のサービスと連携できるのか。

クラウドサービスと連携できることがタブレットレジの強みですが、POSレジごとに連携できるサービスは異なります。Freeeといった主要な会計クラウドサービスは、ほとんどのPOSレジと連携可能です。しかし、飲食店でよく使われているUber Eatsや出前館などのフードデリバリーやTableCheckやトレタなどの予約台帳は、連携するPOSレジを選びます。

③キャッシュレス決済が導入される。

クラウドサービスと同様、キャッシュレス決済の連携もPOSレジを選びます。例えば、エアペイとエアレジは自社同士のサービスで連携ができますが、STORES決済とエアレジの組み合わせはできません。

他社サービスでも連携ができるサービスがあり、導入したいキャッシュレス決済の有無と入金サイクルは最低でも確認しておかないと後悔します。

④レジ締めの時間が短縮される。

レジ締めに時間がかかることの問題点は、経営面でいくつかの影響が考えられます。

まず、労働コストが増加することが挙げられます。時間のかかるレジ締め作業により、従業員が多くの時間を費やすことになります。また、精算ミスが発生しやすくなることも問題です。作業が煩雑であれば、従業員の人為的なミスが起こりやすくなります。さらに、経営判断への影響も懸念されます。レジ締め作業が遅れることで、売上データの入手が遅れ、経営陣が適切なタイミングで情報を基に判断を下すことが難しくなります。

POSレジで、レジ締めを効率化することができます。最近では、キャッシュレス決済のみのレジにすることで、レジ締めの時間をまるまる削減しているカフェもあります。

まとめ

特に人手不足の飲食店では、ホール業務に人員を割くことが難しく、クレームの原因になることを回避することが望ましいです。そのため、券売機を導入することで、業務を削減し、ワンオペ営業であっても負担を大きく減らすことができます。

また、訪日外国人も増えていることもあり、券売機には多言語対応の機能が必要になります。そのため、ボタン式の券売機はボタンに英語や中国語を記入する細工が必要になる上、外国人からすればどんなメニューなのかもわからないことから、ディスプレイ式の券売機が望ましいということになります。

それに加えてキャッシュレス決済に対応することで、幅広い顧客を対象にすることができるでしょう。

最終更新日 : 2024年7月26日

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