ebica（エビカ）とは何か？連携ができるPOSレジ一覧

ebicaとは、飲食店向けの予約台帳システムのことです。席数が多い飲食店では、グルメサイトを複数有料契約するため、管理システムがないとテーブルを管理することができずに、最悪ダブルブッキングしてしまいます。それを回避するために、ebicaのような管理システムを導入します。

ebicaにはさまざまな接客効率を向上させる機能が含まれています。ebicaも連携するPOSレジを選ぶため、導入する際は、今現在契約しているPOSレジと連携が可能なのか、もし、変更する際は、他の連携しているシステムとの兼ね合いを考える必要性があります。

ebicaとはどのようなサービスなのか？

ebicaは、飲食店向けのクラウド型予約台帳システムです。グルメサイトや電話、直接来店などの予約情報を一元管理し、予約業務を効率化します。AIを使った電話予約の自動応対や、複数のグルメサイトとの連携機能があり、店舗の予約管理と集客をサポートします。これにより、スタッフの負担を減らし、お客様へのサービス向上につながります。

ebicaの主な機能とは？

ebicaを導入することで、飲食店の予約管理と集客を効率化し、スタッフの業務負担を軽減することを目的としています。ebicaの代表的な機能を以下のテーブルにまとめました。

機能	説明
グルメサイトコントローラー	複数のグルメサイトからの予約を自動で一元管理し、空席情報をリアルタイムに更新
AIレセプション	AIスタッフ「さゆり」が24時間365日電話予約に対応し、自動で予約登録
予約台帳	ネット予約、電話予約、ウォークインを含むすべての予約情報を一元管理
顧客管理	予約時の顧客情報を蓄積し、来店履歴や予約情報と紐付けて管理
ダッシュボード機能	予約数、売上、回転数などの指標を分析・可視化
スマート予約	店舗専用の予約フォームを提供し、オウンドメディアからの予約を強化
POS連携	主要POSシステムと連携し、リアルタイムで空席情報や顧客情報を更新
多言語対応	日本語、英語、中国語の3か国語に対応
カスタマイズ設定	店舗に合わせた機能のカスタマイズが可能
モバイル版	スマートフォンから予約状況を確認可能

ebicaと競合他社を比較した機能の違いとは？

予約システムの導入を考えた時には、競合他社との機能を比較することが重要です。そこで、TableCheckやトレタと比較します。

ebica vs TableCheckの比較

ebicaはAIによる電話予約対応と多数のグルメサイト連携が特徴で、予約管理の自動化に強みがあります。一方、TableCheckは多言語対応と独自のキャンセル対策機能が特徴で、インバウンド需要や予約のノーショー対策に優れています。ebicaは国内向け、TableCheckは国際的な需要に柔軟に対応することができます。

ebica vs トレタの比較

ebicaはAI電話対応とグルメサイト連携による予約の一元管理に強みがあり、大規模な予約管理に適しています。トレタは直感的な操作性と電話予約に特化した機能（CTI機能、音声録音）が特徴で、中小規模の店舗や電話予約が多い店舗に向いています。ebicaは自動化、トレタは使いやすさに重点を置いています。

ebicaの料金プランは？

ebicaの料金プランは非公開となっています。公式サイトにて資料が用意されているためそちらをご確認ください。

ebicaと連携が可能なPOSレジ一覧

ebicaを導入する場合、どのPOSレジと合わせて導入することができるのかを確認する必要があります。ebicaの場合は、提携先が豊富なPOS+やNECモバイルPOSと連携することができます。ただし、連携先が豊富なスマレジとは直接連携することができないことも注意しなければなりません。

POS+（ポスタス）

運営会社	ポスタス株式会社
導入費用	お問合せください
月額	POS+ food 14,000円〜

POS+ foodは、飲食店専用のクラウド型POSレジです。基本的なレジ機能に加え、テイクアウトやモバイルオーダー、キッチン連携など飲食店特有の機能を搭載しています。

iPadを使用した直感的な操作性と、リアルタイムの売上分析機能により、効率的な店舗運営をサポートします。また、キャッシュレス決済対応や顧客管理機能も充実しており、多様な飲食店のニーズに対応できます。

NECモバイルPOS

運営会社	NEC株式会社
導入費用	お問合せください
月額	代理店によって異なる

NECモバイルPOSは、iPadを活用したクラウド型POSレジサービスです。飲食店向けの機能が充実しており、オーダーエントリーシステムや予約管理システムとの連携が可能です。24時間365日のサポート体制と全国対応の保守サービスが特徴で、NECの長年のPOS開発ノウハウを活かした高品質なシステムを低コストで導入できます。

poscube

運営会社	株式会社フォウカス
導入費用	お問合せください
月額	お問合せください

poscubeは、クラウド型のPOSレジです。タブレットやスマートフォンで使えるので、場所を選ばず利用できます。多言語対応や分析機能が充実しているのが特徴です。リアルタイムで売上や在庫を確認でき、複数店舗の一括管理も可能です。

ダイニー

運営会社	株式会社ダイニー
導入費用	お問合せください
月額	お問合せください

ダイニーは飲食店向けのクラウド型POSシステムです。モバイルオーダー機能と連携し、顧客データと販売データを紐づけて分析できるのが特徴です。直感的な操作性と柔軟なカスタマイズ性を備え、AIによる電話予約対応やLINE連携など多彩な機能を提供します。365日のサポート体制も充実しており、飲食店の業務効率化と売上向上を総合的にサポートします。

USENレジFOOD

運営会社	USEN
導入費用	お問合せください
月額	お問合せください

USENレジFOODは、飲食店向けのPOSレジです。音楽配信で有名なUSENが提供しているので、音楽とレジを一緒に契約できるのが特徴です。操作が簡単で、多機能なのも魅力です。テーブル管理や会計処理など、飲食店に必要な機能が揃っています。

FScompassNS

運営会社	東芝テック株式会社
導入費用	お問合せください
月額	お問合せください

FScompassNSは東芝テックの飲食店向けPOSシステムです。直感的な操作性、柔軟な画面設定、オーダーエントリー機能、座席管理、飲み放題対応など、多彩な機能を備えています。予約管理システム「ebica」との連携も可能で、効率的な店舗運営をサポートします。

まとめ

ebicaを導入することで、予約管理が正確になり、複数グルメサイトを集客に活用している際のダブルブッキングなどのミスをなくすことができます。その他にも、AIによる電話予約の受付を行うことができるため、スタッフの負担を大きく減らすことができます。

また、ebicaと連携可能なPOSレジは以下の通りです。

• POS+
• NECモバイルPOS
• poscube
• ダイニー
• USENレジFOOD
• FScompassNS

最終更新日　：　2024年12月26日