集客

飲食店にSEO対策は必要なのか?

ポイント

このコンテンツでは、飲食店がSEOに取り組むメリットがわかります。

集客手法の中では、SEOは知名度の高い方法です。そのため、飲食店でもSEOが有効なのかを知りたい飲食店の経営者は多いと思います。

そこで、集客の施策としてSEOの有効性について解説をしたいと思います。

なお、飲食店の売上アップや集客に関するまとめ記事は以下のページですので、興味のある方はそちらをご覧ください。

飲食店の集客方法とは?客数を増やす効果的な集客戦略

得られる効果

お店選びで62.6%がGoogle検索を活用。5人に3人が参考にする媒体への対策が実施できる。

公式サイトのGoogleの掲載順位は、MEOにも影響する。結果的に電話予約を増やすことができる。

SEOとはどのような集客方法なのか?

SEOとは、和訳すると検索エンジン最適化のことです。特に、スマホの普及により、検索エンジンの利用の約8割がGoogle検索を占めています。

飲食店の予約システムを提供しているテーブルチェックの2021年4月に実施した1,100名の人を対象にした調査では、62.6%がGoogle検索をお店選びの参考にしたことがあると答えています。これは、1回目の調査時の48.3%から、14.3%増えています。この要因としては、グルメサイトに加盟している店舗が限定的であることもあり、ほとんどの飲食店が登録しているGoogleマイビジネスの方を参考にしようと考えている人が多くなっていることが挙げられます。

SEOというと、ホームページを「池袋 居酒屋」などの検索を行った時に上位表示させることで認知されています。

しかし、現在は大手グルメサイトやキュレーションメディアがSEOに力を入れている関係で、1店舗の公式サイトがめぼしいキーワードで上位表示させるのはまず無理です。

そのため、飲食店のSEO対策とは、集客力のあるキーワードの検索結果ページに効果的に露出をさせる対策です。

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飲食店のSEO対策とは?

スマホのGoogle検索の結果ページの対策は表示箇所ごとに対策されます。これはGoogle検索を利用するシチュエーションで最も多いのが、出先でのスマホでの検索です。

スマホ版のGoogle検索の結果ページでは、主に以下の項目に分類されます。

  • ローカルパック
  • サジェスト(他の人はこちらも検索の部分)
  • 検索結果(順位)
  • 他の場所を探す

ローカルパック

ローカルパックとは、検索した地域の地図情報やスポットの情報を表示する箇所のことです。

ローカルパックの検索結果は、位置情報で変わります。この検索結果は、Googleマップ検索が表示されているため、対策としては、MEO対策を実施すべき箇所になります。

サジェスト(他の人はこちらも検索)

続いてサジェストです。この部分では、該当するキーワードと関連性の高いキーワードが表示されます。

つまり、この部分で表示されているキーワードは、情報としての需要があるということなので、ホームページ・Googleマイビジネス・グルメサイトなどに掲載すべき情報となります。

検索結果

「池袋 居酒屋」の検索結果をSErankingで分析しました。検索結果は、個人の過去の検索や閲覧ページの情報を読み込みますので、正確な順位計測は、SEOツールを活用します。

この結果から、グルメサイトごとのキーワードに対する検索順位の強さを評価することができます。このキーワードでは、ぐるなび、ホットペッパーグルメ、食べログ、Rettyの順にグルメサイトが表示されています。

ただし、ここで注意なのは、表示されたページもグルメサイト内の検索もしくは特集ページであることです。どのグルメサイトも上位表示するためにはお金がかかりますので、サービスプランに加えて、競合の数もかなり重要な指標となります。

集客力のあるキーワードは業態名以外にも考えられます。例えば、無類の点心好きで、種類の豊富さを強みにしている店舗では、メニュー名で上位表示すれば実店舗に集客、もしくは通信販売の強化につながります。

これらのキーワードでは、グルメサイトが着眼していないことも多いので、SEOの狙い目ではあります。

他の場所を探す

検索結果の下の方に、思った結果を得られなかった人向けに興味のありそうな業態の飲食店をおすすめする箇所があります。

この分類は次のように行われています。

  • 和食店などの業態は、Googleマイビジネスのカテゴリーで設定可能。
  • 深夜営業の飲食店などの条件による分類は、営業時間やお支払い方法などで設定可能。
  • にぎやかなお店などの雰囲気による分類は、アンケートやクチコミの結果で勝手に設定される。

飲食店のホームページのSEO対策とは?

Google検索結果ページでの対策のほかに、ホームページの対策も必要になります。

理由としては以下の通りになります。

  • Googleマイビジネスで不足している情報はホームページを参考にする。
  • Googleでの検索順位が、Googleマップでの検索順位に影響を与えることもある。

特に、グルメサイトのウェブ予約では、送客手数料を1席ごとに飲食店側が負担しなければならず、ホームページ経由で予約を獲得したい需要が増えています。そのためには、ホームページレベルでの集客力の向上も必要になります。

上記はとある飲食店の公式サイトにSEOを行った結果で、検索エンジンからの流入のみをグラフ化したものです。月に数件の記事を追加していった結果、前年度に比べて5倍の流入結果となっております。

これも無闇に記事を追加したわけではなく、テレビに出た時のメニューの紹介や検索される可能性の高い旬な食材名や記念日名をキーワードにし、そのお店のセールスポイントを最終的に紹介する記事に仕上げています。その結果、新規の顧客が増えローカルパックでの目的キーワードでの順位を1位を獲得するなどの影響がありました。

1.サーバー容量が大きいものにする。

飲食店のホームページをみると、画像の最大容量が30MB、もしくは、格安レンタルサーバーを活用しているため非常に表示が遅いケースを見かけます。

これからたくさんの情報を追加します。この環境で良いわけがありません。そこで、エックスサーバーなどの大容量のレンタルサーバーを契約し、ホームページを移管することから始める必要性があります。

エックスサーバーの良い点

  • 表示が安定している。
  • 容量が十分すぎるほど多い。
  • CMSが安定動作をする。
  • 電話対応がある。

2.WordPressなどのCMSを組み込む。

記事の管理をしやすいように、CMS(Content Management System)と呼ばれるシステムを活用します。これを組み込むことによって、記事の追加、追記、記事の組み替えが簡単に行えます。最も有名なCMSがWordPressです。

WordPressはそのままでも活用することができますが、SEOを目的にし、さらには来店の増加を目的にする場合は、カスタマイズしなければなりません。デザインもWordPressが公式で取り扱っている無料のものからそれ以外の有料なものまであります。それぞれに特徴があり、SEOでも内部SEOに差が発生してしまいます。

当社では、積極的にSEOに取り組みたい飲食店運営企業に対しては、Webサイトの作り直しも含めたサービスを行っています。WordPressを組み込み、営業ツールとして機能するベースを作り上げるのに、約30万円前後で提供しております。もちろん、こだわりがなく、環境の作成だけであれば、格安でサービスを行っている企業もありますので、探してみるのも手です。

3.キーワードの候補リストを作る。

集客に繋がるキーワード選びをする必要があります。

通常のSEOの場合は、検索ボリュームや専門性を意識しますが、飲食店の場合は、それを意識しすぎると記事が書けなくなりますので、例えば、誕生日や結婚記念日などの記念日、接待や家族団欒などの用途、こだわりのあるメニューの紹介などをピックアップする程度から始めます。

4.記事を作る。

ピックアップしたキーワードを元に、お店のセールスポイントを訴求するための記事を作成していきます。

例えば、誕生日の場合は以下のように考えます。

  1. 誕生日ではどのようにすれば喜ばれるのか?
  2. 誕生日のお祝いで必要なもの・サービスとは何か?(個室や落ち着いた空間、ショーが見れるなど)
  3. お店の特徴の紹介
  4. おすすめのメニューの紹介

検索順位を上げたい場合は、上位表示されている記事と比較して足りない内容を埋めていきます。

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飲食店がSEOで得ることができる相乗効果

SEOを行うことで他の集客手法にも影響を及ぼすことがあります。

Googleマップ検索の順位向上に影響する。

MEOとはGoogleマップでの地図中の順位を指します。例えば、「所沢 焼肉」と検索すると周囲の店舗を検索することができます。

Googleマイビジネスのヘルプページには以下のような記述がされています。

ビジネスについてのインターネット上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も知名度に影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果の掲載順位に影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、掲載順位が高くなります。検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、SEO の手法もローカル検索結果の最適化に適用できます。

Googleマイビジネス:Google のローカル検索結果の掲載順位を改善する

つまり、特定のキーワードを検索した場合、その店舗の屋号が含まれるページが上位の方にたくさんあるとその店舗は人気があると判断することができます。ですので、上位表示したいキーワードでは、SEOを行い、屋号の出現頻度を上げることが対策の一つとしては考えられます。

MEO対策とは?MEO導入のメリットとデメリットや基礎的な上位表示対策を解説

まとめ

Google検索を活用して飲食店を探す人が、5人に3人の水準まで増えています。
グルメサイトは下がったといっても、10人に7人の水準。まだまだ除外して集客を行うことは不可能です。

飲食店では、検索順位の上位をグルメサイトが独占していることから、SEO対策には、ローカルパック対策を含めたMEO、適切なグルメサイトの選定、メニュー名や用途検索対策のためのホームページのSEO対策を実施することが効果的です。

例えば、個室接待を基本にしている高級店の場合は、SEOに着手するメリットはあります。なぜならば、高単価のお土産販売に結び付けることもできるからです。それ以外の場合は、食べログ・ホットペッパーグルメなどのグルメサイトやGoogleマイビジネス、そして、Twitter、Instagram、Facebookの運用を優先しましょう。

  • この記事を書いた人

小形洸太

マーケティングプロデューサー。大学卒業後、店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入の支援業務に従事。その後、2009年にサクセスパートナーを設立し、集客のコンシェルジュとして、コンサルティングを提供開始。 ▶︎過去に協力したメディア 第一興商発行のDAM CHANNEL for Bizにて、ソーシャルメディアを使った集客方法の特集を8ページ監修(2018/4号) 株式会社リクルートの経営者応援マガジンパートナーズプレスにて、ホームページ作成やSNS活用のポイントのインタビュー記事が公開される。

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