人気度とは?算出方法と改善方法も一挙公開

人気度とは、そのエリアでどの程度注目されているかの度合いのことです。例えば、店舗の場合は、その商圏内で、有名なお店ほど検索をされていたり、SNSで感想をシェアされていると考えられますので、この人気度は必然的に高くなります。

当たり前のことですが、紹介は、人気のない店舗ではなく人気の店舗を紹介します。これは、Googleなどの検索エンジンも同様です。近くのパン屋を検索した際、「近くで徒歩でもいける人気の高いパン屋とは?」と質問項目を置き換えてから紹介すると考えられます。

つまり、これから積極的にマーケティングを仕掛けていきたいと考えた場合、この人気度は意識する対象になると考えるのが自然だということになります。

今回はこの人気度の考え方について紹介します。

目次

人気度はどのように算出することができるのか?

人気度の算出方法は、シンプルに以下の2つで考えます。

1.評価×件数

人気とは、多くの人に高く評価されていると言い換えると、多くの人が注目していることと高く評価されていることの2つから成っているとも解釈できます。

これが非常にわかりやすいのが、みなさんがよく見る口コミです。評価は星の数で表現されていますし、件数はかっこの中に掲載されていることが多いです。

人気度=評価×件数

これを見る際は、Googleの評価を用います。Googleは、最も閲覧頻度の高い口コミページですし、当然、この部分の評価が他のマーケティングにも使われていると考えるのが普通の考え方になるからです。

2.Googleトレンドの人気度検索を使う。

Googleトレンドは該当キーワードの検索数の動向を追うツールとして知られていますが、Googleマイビジネスに登録されたビジネスの検索回数を比較することも可能です。当然、ここでの数値が大きければ、注目されているということになりますので、人気度が高いということになります。

「池袋 レストラン」というキーワードで検索した結果表示されたローカルSEO順位の高いレストランを比較して検索して見ると、上記のような結果になりました。都道府県ごとに検索することが可能で、人気店であれば、数値が出ているので比較が可能です。

実際、A店とB店があり、A店の読み方がわからないけれど人気があり、B店は読みやすい場合は、B店の方がウェブ上では人気度が高いということはありえます。

そのため、実際の人気と完全一致しているかと言われると、そうとは言えない結果になります。

3.人気度を最寄駅からの距離で割る。

都市部に限定されますが、交通の手段が電車に限定されている場合、駅から近い上に人気度が高いということは、MEOなどの順位も上位表示される可能性が高いと考えます。「渋谷駅 個室 料亭」と検索したら、「渋谷駅から近い距離の個室がある料亭で良いところはどこ?」という質問に置き換えることができるからです。

1mあたりの人気度= 人気度/距離

この数値が大きければ、距離が近い人気店であると言えることになります。

この計算式は考え方の一つであり、他にも様々な要素が含まれると考えます。ローカルSEOは検索地点の座標をどこにするのかでも変わります。

どのように人気度を上げるのか?

基本的な考え方は3つあります。

1.サービスの独自性の向上・顧客関係管理による付加価値付け

人気をどのように演出するのかばかり考えている経営者も多く、口コミ偽装などに手を出したりするのですが、実際のサービスが評価とかけ離れると実際の顧客に猛反撃されるケースもあります。結果的に、評価が2.5を割り込んでいるところもありますね。

当然ですが、受け皿として優れたサービスの提供及び顧客関係管理をしっかり行い、優良顧客には喜ばれるサービスを提供することが、CS(顧客満足度)を高める基本行動ですので、ここをおろそかにすると、「なんで口コミは高評価なのに、実際はこんなにひどいんだ。」という悪評価に繋がります。

2.口コミをつけてもらえるように誘導する。

口コミが自然とつくまで待っている経営者もいますが、相対的に口コミを積極的に集めているところと差が開く一方になりますので、そもそもスタンスが間違っています。できる限り、評価をしてもらえるように誘導してください。

この際に、星1がつけられることを危惧している経営者がいますが、基本的に悪い評価は黙っていてもつけられます。全員が星5を選択するサービスは、教育が行き届いた超高級店でも不可能です。

それよりも、件数を増加させることに注力します。件数が増加すれば、提供している実際のサービスに評価が近くなりますので、信頼性の高い口コミ評価にすることができるからです。

3.リアルなマーケティングも含めて、計画的な情報発信を行う。

検索回数を増やすためには、注目されるようなことをしなければなりません。

例えば、メディアに出演することもそうなのですが、たまたま1回出ただけではすぐにその効果は終わってしまいます。例えば、テレビだけでも無数の番組がありますので、毎週のように様々な情報が紹介されるからです。その度に、視聴者は忘却します。

安定的な検索回数を叩き出すためには、既存顧客との関係性マーケティングも含めて、情報発信量は増やす必要性があります。

ただし、情報発信は、情報の内容によってブランドを毀損することもありますので、なんでも良いわけではありません。あくまで、「その情報発信はなんのために?」を徹底して、役割を持たせる必要性があります。

まとめ

人気度の重要性は日に日に増していて、不動産業界などでは、地域毎の人気度がそのまま検索順位になっているそうです。

人気度が高いと露出効率も上がりますし、また比較検討をした時に、口コミの差で選ばれる可能性が高くなります。

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最終更新日 : 2019年4月4日

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