美容室にSEO対策は有効?成功するポイントと集客施策の中の優先順位

美容室の集客では、ホットペッパービューティーがとても強い集客力を誇っているため盲点になりがちですが、SEO対策が一定の効果を発揮します。
飲食店と比較すると、予約サイトなどのサービスが少ないため、都市部の激戦区でなければ、Googleなどの検索エンジンで上位表示ができる可能性があるからです。
ここでは、美容室がSEO対策を行うメリットや対策の方法について解説をしたいと思います。
美容室がSEO対策を行うメリットとは?

美容室の場合、飲食店と比べると、予約サイトやキュレーションサイトの数が少ないため、いわゆる強力なドメインが1ページ目を占拠しているわけではありません。
そのため、「メンズカット ツーブロック 地域名」「メンズカット 薄毛 地域名」などの検索数が少ないけれども、一定の需要があるニッチなキーワードでは上位表示することができます。
この箇所に、店舗のカットモデルの画像を用意したカット例を紹介する記事が表示されるようにすることで、検索エンジン経由での集客が見込めます。

例えば、「メンズカット 山形」と検索すると、上位は、ホットペッパービューティーや楽天ビューティーが表示されていますが、1ページ目の下部には、一般の美容室のウェブサイトが表示されています。
Google検索をした人の中には、「広告を出稿している美容室よりも検索で上位に表示されている美容室の方が人気がある」と感じているユーザーもいるため、より強いニーズを持った顧客を集客することができます。
美容室がSEO対策をする際のポイント
美容室がSEO対策に成功するためのポイントを解説します。
①専門を一個に絞ろう
例えば、「美容室 地域名」で上位表示させることは、とても難しいです。それよりも、上位表示をされやすくした上で、たくさんの予約を獲得するためには、特定の技術やニーズに絞り込んだ方が良いです。
例えば、「ショートボブ専門店」「薄毛カット」などに特化することで、「美容室」や「ヘアサロン」でSEO対策をするよりも競争相手が少ないですし、ニーズもありますので、集客が簡単になります。
②トップページで店舗の紹介は完結させる
美容室の公式HPは、LP型(ランディングページ)が良いです。これは、トップページをみると、その店舗の特徴、受賞歴などの強み、雰囲気、在籍スタイリスト、アクセス、予約方法を完結して知ることができるからです。それぞれのセクションごとに、詳細ページに移動するリンクを用意することで、深い情報を閲覧できるようにしましょう。
③タイトルタグも含めてキーワードは自然に差し込む
SEO対策では、各ページに狙っているキーワードを挿入することが基本とされています。しかし、これだけ理解している人が、タイトルに狙っているキーワードを不自然に全て入力したり、コンテンツに不自然な日本語が並んでいることがあります。
これらは逆効果であり、検索エンジン側が「何について書いているのか理解できない」ため、適切な検索順位がつかない原因になってしまいます。
そのため、原則1つのページにつき、キーワードは1つ(複合キーワード含む)であり、タイトルタグやコンテンツには自然な形でキーワードを挿入しましょう。
④絞り込んだ専門性に合致した内容のブログを書く
例えば、ショートボブ専門店であれば、ヘアケアの方法、おすすめのスタイリング剤、アクセサリーを紹介する記事を書きます。また、過去に開催したイベントのレビューやヘッドスパの紹介記事などを書くことで、店名を忘れた顧客に再び見つけてもらえる可能性を高めることができます。
使うブログは、公式HPをWordPressのようなCMSで作成します。CMSで運用することで、新しい記事が追加される公式HPと認識されるようになります。デメリットとしては、継続的なセキュリティ対策をしないと、ハッキング被害に遭う可能性があります。
また、noteは、無料で使うことができるドメインパワーが強いブログです。noteで専門的なブログを運用し、公式HPや予約システムに誘導する方法も悪くはありません。
美容室がSEO対策で実際の集客に結びつけるコツ
①カットイメージを大量に用意しよう
美容室を変更する時は、引越しで以前の美容室に通えなくなったことを除くと、技術的な問題で変更することが多いとされています。カットされた髪型が気に入らなかったことから、他の美容師に指名を変えるよりも、他の美容室を選んでしまうことが多いです。
そのため、新たに来店する顧客は、技術面を期待していることも多いです。そのため、カットイメージをしっかり提示しておくことが重要です。
②予約システムへの誘導は目立つようにする
美容室の公式HPを閲覧している中で、一番多いのは、予約したいと思っている人です。24時間いつでも予約ができる予約システムを用意し、公式HPから誘導することで、集客になります。そのため、最大のポイントは、どこから予約ができるのかを明確にすることです。
例えば、固定フッターを用意します。目立つ色合いを使い、「予約する」などの文言を差し込みます。すべてのページでこれを設置していると、相当数の予約をかき集めることが見込めます。
美容室がSEO対策と同時に実施すべき集客の対策は?
美容室は、明日の集客を積極的に行うためには、当然SEO対策だけに期待することはできません。そのほかにも積極的に集客の対策を行うことで、SEO対策と相乗効果を生む対策もあります。
①SNS集客
美容室の場合は、Instagramを運用している店舗も多いですが、X(旧Twitter)は、GoogleのSERPsに投稿内容が表示されます。

Xで最新の情報を投稿すると、屋号名でGoogle検索した時に、その内容が表示されることになります。これは裏返すと、積極的にXを運用していると、Googleで屋号を検索した時に動いているように見えますし、SNSからの予約獲得にも繋がります。
②ローカル検索(MEO)対策

ローカル検索とは、「美容室 地域名」とGoogleマップで検索することです。地域名がないと、その人の検索している地点から近い人気の店舗が上位に表示されます。もし、ローカル検索で、様々なキーワードで露出するようになれば、美容室探しをしている見込み客にも見つかりやすくなります。
SEOとの関連性は、Googleビジネスプロフィールのヘルプで以下のように示されています。
ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も視認性の高さに影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果のランキングに影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、ランキングが高くなります。ウェブ検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、検索エンジン最適化(SEO)の手法も適用できます。
Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法
最低限やるべきこととしては、以下の施策が挙げられます。
- ビジネスプロフィールを運用し、最新の情報を維持する
- ビジネスプロフィールに口コミ(オンラインレビュー)を集める
美容室がSEO対策を行う優先順位とは?
競合が弱く、ホットペッパービューティーに有料掲載している競合も少ない場合
公式HPを作成する時に、SEO対策を意図的に行ったものを作ると、そこまで苦労せずに上位表示がされることが多いです。そのため、優先順位は高く、合わせて予約システムを用意します。
特定の分野に特化させた美容室を開業する場合
公式HPを作る段階で調査を重ねて、SEO対策を計画しましょう。最初から専門に特化させるのであれば、競合数がかなり減るので上位表示ができる可能性がかなり高いので、優先順位は高いです。
ホットペッパービューティーに有料掲載しても競合が多すぎて上位表示ができない場合
いわゆる激戦区では、ホットペッパービューティーに出稿している店舗数が多く、上位表示がかなり難しくなります。この場合は、安易にSEO対策に移行するのは危険かもしれません。それは同じように考えている競合も多く、すでに強い公式HPを保有されている場合、そこを抜くことはかなり難易度が高いからです。
この場合は、ローカル検索広告やSNS広告に力を入れた方がダイレクトに顧客は獲得できるでしょう。
美容室のSEO対策と関連したよくある質問
すでにホームページがある場合のSEO対策は可能か?
例えば、ホームページ作成システムなど自店舗で管理されているものであればSEO対策は、テキストを中心に書き換えれば良いので対策ができると思います。
ただし、ホームページ制作業者が管理している場合、更新費用が有料である契約の場合は、対策するのは困難かもしれません。契約とホームページのクリエイティブ次第では作り直した方が良いかもしれません。
地域名をどのように活用すればよいか?
トップページのタイトルや美容室の紹介文、アクセス方法に記述するだけで十分です。ほかにも自然な文脈で地域名が挿入できる箇所に入れる場合がありますが、無理に地域名を入れたから上位に表示されるわけでもありません。
モバイル対応は必要か?
必要です。むしろ、美容室が検索されるのはPCよりもスマホです。
予約システムはどこがおすすめか?
現在使っている顧客管理システムやPOSレジと連携ができるものを選択してください。美容室特化型POSレジの場合は、予約システムも付いています。