千客万来の片道切符はこちら詳細を確認する

小売店が実店舗とネット販売を両立させるための対策

本サイトではプロモーションが含まれていることがあります。
  • URLをコピーしました!

小売店の実店舗では、ネット販売を併用することがおすすめです。これは、実店舗は少子高齢化による影響を直接受けていることもあり、引越しや高齢化による来店困難が売上を下げる原因になっているからです。

そのため、ネット販売を併用することで、スマホなどから直接購入できるようにしておき、来店をしなくても、購入できる仕組みを用意します。

ただし、これを行うためには、単純にネットショップを導入すれば良いわけではありません。注意点をこの記事では紹介しています。

目次

ネット販売が向いている小売店の要件とは?

小売店がネット通販に着手する場合は、以下の要件を満たしている場合おすすめします。

  • 独自の価値を持つ商品や配送の間に品質が低下しない商品を取り扱っている。
  • 実店舗でもある程度販売ができている実績がある。
  • 引越しなどで来店ができなくなったことで取引が中断した顧客が相当数存在する。

仮に取り扱っている商品が、Amazonでメーカーが安値で販売している場合は、流通の関係で売れる見込みがありませんし、実店舗で売れない商品はネット販売では売れません。過去の相談例で言えば、漬物の卸売業者が、小売店がPB商品に切り替えたことで取引先を無くし、ネット販売をすれば売れるだろうというものがありました。楽天市場だけで98,000点以上の漬物関連商品があります。

小売店がネット販売をする場合は、実際に商品が売れていて、来店ができなくなったことでやむなく購入を諦めてしまった潜在的な顧客を対象にすることを前提にします。来店できなくても購入できるようにすることを最初の目的にしていかないと、ネット販売の初速が出ないため、やらない方が良いという判断になるからです。

実店舗とネット販売を両立させるための対策とは?

ネット販売がなかなか導入できない大きな原因に、実店舗とネット販売の在庫管理・販売管理が別々になってしまうことが挙げられます。特に在庫管理が別々になってしまうと、在庫がないのにネット販売で売ってしまったり、在庫があるのに、在庫切れを恐れて個数が売れない状況に陥ってしまいます。

これを回避する対策として、システム上の連携が必要になります。具体的に言えば、POSレジとネット販売のシステムを連携させた上で、在庫や販売に関するデータをリアルタイムに更新できるようにします。

例のごとくになりますが、POSレジによって外部連携ができるサービスが異なります。そのため、ネット販売を行うシステムを現在のPOSレジに合わせる必要があります。

スマレジ

スマレジは、リテールビジネスプランを用意しており、アパレル・小売店に対応することができます。また、ネット販売との連携も可能であり、次のようなシステムと連携をすることができます。

  • Shopify
  • 楽天市場
  • Yahoo!ショッピング
  • BASE
  • Makeshop
  • カラーミーショップ

連携にはプランや有料のアプリを導入する必要があるものも含まれます。

スマレジ直接相談

多機能で外部連携先が多いスマレジの導入相談を行うことができます。導入相談は、全国各地のショールーム予約もしくはオンライン相談を選ぶことができます。何を具体的に実施したいのかをお伝えください。

上記はスマレジの導入窓口です。すでにスマレジを導入している方は、カスタマーサポートをご利用ください。

STORESレジ

STORESレジは、実店舗とネットショップの在庫・売上を一元管理できるPOSレジアプリです。商品情報を一度入力するだけで両方に反映され、リアルタイムで在庫を共有できます。STORES決済との連携で多様なキャッシュレス決済に対応し、売上分析機能も充実しています。無料プランもあり、小規模店舗でも導入しやすいのが特徴です。

SquarePOSレジ

Square POSレジは、小売店向けの機能が充実しています。バーコードスキャン、詳細な在庫管理、店舗間の在庫移動、売上原価・利益率の確認など、効率的な商品管理が可能です。また、顧客データの分析や取引先別売上レポートにより、的確な販売戦略を立てられます。無料プランもあり、導入しやすいのが特徴です。

SquarePOSレジでは、Squareオンラインビジネスの他に、カラーミーショップやWooCommerce(WordPressプラグイン)と連携ができます。

実店舗がネット販売をする際の注意点とは?

実店舗がネット販売をする際に、いくつかの注意点があります。それが原因でネット販売をしない方が良い場合もあります。

梱包・配送の手間

ネット販売には、実店舗では生じない梱包・配送の手間があります。販売量が少ないと、この部分に人を使えないため、大きな負担になることが多いです。そのため、実店舗のマーケティングとして、LINE公式アカウントメールマガジンを忘れずに導入し、ネット販売でも商品が購入できることを知らせるようにしましょう。

もちろん、Googleショッピング広告などを活用することで、新規顧客を集客する手もありますが、確実な方から着手するのが原則です。

この部分の作業が懸念される場合は、Amazonに出店するのも手です。経費はかかりますが、FBAを使うことで、保管、梱包、配送までを代行してもらうことができます。

手数料の管理を行う

昔は、配送料を無料にすることが常識でしたが、決済手数料などもかかるため、利益が出ないようであれば、無理をして無料にする必要はありません。配送方法を工夫して、可能な限り安い金額で配送ができるような努力はしなければならないでしょう。

カスタマーサポートの充実化

ネット販売では対面での接客ができないため、問い合わせ対応やサポート体制の充実が求められます。チャットボットやメールでのサポート、FAQの充実など、顧客とのコミュニケーション手段を整備する必要があります。

商品情報の充実化

実店舗では商品を直接見て触れることができますが、ネット販売ではそれができません。そのため、詳細な商品説明や高品質な写真、動画などを用意し、顧客が商品をイメージしやすいよう工夫することが重要です。

最終更新日 : 2025年1月5日

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次