Benchmark Email(ベンチマークEメール)の評判、特徴、料金は?集客のプロが解説
あらゆるビジネスでメルマガは、顧客との関係性構築と成約率の向上に役立つ集客ツールです。特に、ウェブページのように編集されているHTMLメールは、BtoBとBtoC関係なく利用されており、テキストベースの単純なメールよりも興味関心を作り出すことができます。
HTMLメールを配信するだけではなく、成約率の向上に効果のあるステップメール(メールの自動送信)も活用したい事業者には、Blastmailではなく、Benchmark Emailがおすすめです。Benchmark emailは、世界50万社に選ばれたメール配信システムとして、多くの企業や個人に信頼されています。また、複数のマーケティングツールと連携することができるため、コンテンツマーケティングに最適です。
かんたん操作でHTMLメルマガ配信。コンテンツマーケティングにすぐ使える!
Benchmark Email(ベンチマークEメール)の特徴とは?
Benchmark Emailは、世界50万社に選ばれたメール配信システムとして、多くの企業や個人に信頼されています。
500種類以上のプロのデザイナーが作成したHTMLメールデザインテンプレートを提供しています。これにより、メール配信システムを初めて利用する方でも、高品質なメールデザインを手軽に利用することができます。最近は、スマートフォンやタブレットなど、さまざまなデバイスでの閲覧に対応するメールのレスポンシブデザインは必須です。Benchmark Emailでは、このレスポンシブデザイン対応のメルマガ配信が可能です。
コンテンツマーケティングで行われる見込み客の育成の施策に必要な機能も備わっています。ランディングページ生成、ステップメール、そのほかにEMA(オートメーション)があり、BtoBマーケティングでもコンテンツを重視したい時にはほしい機能が備わっています。
Benchmarkemailの解説が全編英語ですが、操作性のイメージがまとまっています。(Benchmark社には日本オフィスがあります。そのため、操作画面も対応も日本語です。)
Benchmark EmailとBlastmailの違いとは?
Benchmark Email | Blastmail | |
---|---|---|
料金 | 0円〜 有料プラン 1,530円〜 | 初期費用 10,000円 〜 月額 3,000円 〜 |
HTMLメール | テンプレートを編集 | テンプレートを編集 |
メール配信制限 | 制限あり | 無制限 |
ステップメール | 無料プラン〜 | – |
ランディングページ生成 | Liteプラン〜 | – |
EMA機能(オートメーション) | Proプラン〜 | – |
同じHTMLメルマガ配信がしやすいサービスにはBlastmail(ブラストメール)があります。ブラストメールは、株式会社ラクスクラウドが開発しているサービスで日本産のサービスです。そのため、日本人向けに開発されているため、操作性に関してはブラストメールの方が使いやすいです。
ただし、ブラストメールは、メルマガ配信に特化しているため、コンテンツマーケティング(リードの収集や育成)に関する機能、つまりステップメールやオートメーション機能などが備わっていません。
Benchmark Email(ベンチマークEメール)の機能とは?
Benchmark Emailではメールマーケティングに必要な機能が備わっています。
シンプルで多彩な顧客管理ができる。
Benchmark Emailは、次世代のメール配信システムを提供しており、効果的なメールマーケティングを実現するための機能が豊富に備わっています。特に顧客管理の面では、シンプルかつ多彩なツールを提供しており、ユーザーは無料で毎月3,500通のHTMLメールを配信することができます。
Shopifyと連携してHTMLメールを送信することができる。
Benchmark Emailは、ECサイトの商品を美しくメールで紹介するためのツールを提供しています。特に、Shopifyとの連携が可能であり、簡単な操作でメールの編集が行えます。また、ステップメールやA/Bテストなどの高度な機能も利用することができ、ECサイトのオーナーやマーケターにとって、効果的なメールマーケティングを実施するための強力なサポートを受けることができます。
マーケティングで重要な効果測定・分析・改善の機能が豊富である。
A/Bテストは、Proプラン〜
Benchmark Emailは、メールマーケティングの効果を正確に測定・分析・改善するための機能を提供しています。具体的には、件名や差出人名、コンテンツ、配信時間を比較することができ、どちらの開封率が高いかを検証することができます。また、複数の件名の中から最も効果的なものを選ぶ際の悩みを解消するため、実際に配信を行い、購読者の反応を基に最適な配信内容を見つけることができます。
コピーライティングAIによるスマートコンテンツ機能でメールコンテンツを簡単に作成
無料プランは25ポイント、有料プランは毎月100ポイント付与され、AIを利用することが可能
Benchmark Emailのスマートコンテンツ機能は、多くの企業からのメルマガが届く中、受信者の注目を引くための効果的なコンテンツ作成をサポートします。この機能を使用すると、A/Bテスト用のコピー、パーソナライズされたコンテンツ、リードに対するアピール文章などを簡単に作成することができます。
コピーライティングAIを使うことで、常に新しいアプローチを取ることができ、メールの開封率やクリック率の向上が期待できます。
1500以上のWebサービスと連携できる。
Benchmark Emailは、1500種以上のアプリとの連携が可能です。具体的には、WordPress、Facebook、Google、Shopify、Zapierなどの多岐にわたるサービスとの連携が実現されています。
この中に、日本国内のレストランでシェアを獲得している予約台帳システムであるTableCheckが含まれています。飲食店では、メール送信をメインにするため、Liteプランを必要なアドレス件数分に設定して使用します。
Benchmark Email(ベンチマークEメール)の活用事例
Benchmark Emailは、様々なニーズに対応したメール配信サービスで、店舗向けのマーケティングからBtoBビジネス向けのコンテンツマーケティングまで使えます。飲食店で人気の予約システムであるTableCheckとも連携が可能で、効率的に登録メールアドレスを増やすことができます。
公式サイトで紹介をされている活用事例を紹介します。
活用事例1:29onの成功への道
29onは、Benchmark Emailの機能を活用して、顧客とのコミュニケーションを強化しました。自動化されたメールマーケティングを通じて、29onは顧客の関心を引きつけ、彼らのニーズに対応することができました。これにより、29onは顧客のロイヤリティを向上させ、ビジネスの成長を達成しました。
活用事例2:ザ・ストリングス表参道とBenchmark Emailの効果的な活用
ザ・ストリングス表参道は、ウェディングやレストランの運営を行っており、Benchmark Emailを活用して顧客とのコミュニケーションを強化しています。新商品や季節のメニューの案内、特別なイベントの通知などを行っています。これにより、彼らはコロナ禍の中でもリストの数を増やすことができ、メールマーケティングの効果を実感しています。
活用事例3:ワンダーテーブルがBenchmark Emailを活用する理由とその効果
ワンダーテーブルは、レストランの予約管理やメールマーケティングを行うためにBenchmark Emailを活用しています。彼らは、顧客の予約情報や来店履歴を基にしたセグメンテーションを行い、それぞれの顧客に合わせたメールを送信しています。これにより、顧客とのコミュニケーションがスムーズになり、顧客満足度の向上につながっています。
Benchmark Email(ベンチマークEメール)の料金はどのくらいなのか?
Benchmark Emailは、無料から使うことができますが、有料プランであるLiteプランは、年間契約であれば1,530円/月であり、月額契約では1,800円/月から利用することができます。初期費用はいずれにしてもかかりません。
また、登録アドレス件数が多くなれば、それぞれのプランの料金と配信できる件数が増加します。LiteプランとProプランでは機能以外にも同じアドレス件数に配信できるメール件数が異なります。
例 アドレス数が1,000件である時、Liteプランの料金は、年額2,380円/月 通常2,800円/ 月です。Proプランの料金は、年額5,610円/ 月 通常月額 ¥6,600 /月です。
無料プラン
Benchmark Email(ベンチマークEメール)の無料プランでは、最大500件のコンタクトを登録し、基本的なメールマーケティング機能を利用することができます。また、1GBの画像ギャラリーを利用でき、メールアーカイブページを公開することも可能です。
Liteプラン
Liteプランでは、最大50,000件のコンタクトを登録できます。さらに、5つの登録フォームを設置でき、無制限の画像ギャラリーを利用できます。また、25ポイントのスマートコンテンツ機能を利用でき、より効果的なメールマーケティングを行うことができます。
Proプラン
Proプランでは、最大150,000件のコンタクトを登録できます。さらに、25つの登録フォームを設置でき、100ポイントのスマートコンテンツ機能を利用できます。また、A/Bテストやリスト照合機能など、より高度な機能を利用することができます。
Enterpriseプラン
Enterpriseプランでは、25,000件以上のコンタクトを登録でき、その上限は無制限です。さらに、無制限の登録フォームを設置でき、200ポイントのスマートコンテンツ機能を利用できます。また、専用のアカウントマネージャーサポートが付いており、より高度なメールマーケティングを行うことができます。
まとめ
Benchmark Email(ベンチマークEメール)は、HTMLメールの作成から配信、顧客管理までを一元的に行うことができるツールです。
直感的なHTMLメールエディターやステップメールによる見込み客育成、メルマガ登録フォームとコンタクトリスト管理、外部サービスとのAPI連携、ランディングページ作成など、多機能なサービスを提供しています。また、無料プランからエンタープライズプランまで、様々なニーズに対応したプランを提供しています。
サービス提供企業:Benchmark Email
Benchmark Emailは、2004年に設立され、現在では世界50万社に利用された実績を持つ米国発のメール配信システムです。顧客リストのセグメント、メールの作成、リアルタイムレポートなど、メールマーケティングに必要な機能が全てそろいます。
また、ドラック&ドロップで直感的な操作で簡単にHTMLメールを作成することができ、テンプレートも500種類以上で、レスポンシブ対応で全てのデバイスに対して自動的に最適な表示をします。Benchmark Emailは、国ごとに現地の言語でカスタマーサポートを提供しており、メールでのお問い合わせや、ワークショップ、展示会などのイベントも各国現地のスタッフが対応しています。15カ国、9種の言語に対応しています。
最終更新日 : 2024年4月6日