ブログ集客は難しい?ブログ集客を成功させるためのポイント解説【2025年最新】

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ブログ集客とは、ブログを使って自社の商品やサービスを売るために集客をすることです。

ブログの主な集客対策は、Googleなどの検索エンジンからの自然流入を増やすSEO対策ですが、オウンドメディア(企業ブログ)の数も大幅に増加していますので、かなり集客が難しくなりました。そのため、検索エンジンからの流入だけに頼らず、SNSからの流入を増やすなどの基本的な対策を実行していく必要があります。

この記事では、ブログを使った集客方法や成功させるための施策について解説をしたいと思います。

目次

ブログ集客が適している業種とは?

ブログ集客はSEO対策の一環としても扱われています。そのため、SEO対策が有効な業種は、原則的に適しています。例えば、通販、メーカー、ウェブサービス、コンサルティングなどを提供している企業はブログ集客を検討するのが良いでしょう。

逆に、SEO対策では集客が難しいとされている業種ではブログ集客の恩恵が小さいとされています。例えば、飲食店や美容室の場合は、予約先を探す方法が検索エンジン以外で確立していますので、ブログ集客で大きな成果は期待できません。

ブログ集客で期待できる効果とは?

ブログ集客では、サービスや商品の魅力を訴求したり、見込み客のニーズに合わせた記事コンテンツを作成することで、検索エンジンやSNSからブログに流入し、そこからお問合せや資料のダウンロードに繋ぐことができます。

また、自社サイトやサービスサイトとドメインを共有し、関連した内容を豊富にすることで、自社サイトやサービスサイトのSEO対策にもなります。

有用な記事コンテンツは、積み重なることで、長期間に渡って効果を発揮するため、記事コンテンツは資産的な価値があります。

ブログ集客の成功事例

飲食店の公式サイトの流入が、施策以前の5倍に増加

公式HPへの流入を増やすことを目的にブログの運用をスタートしました。ブログにもホームページと共通のデザインを採用し、公式HPを閲覧しなくても、予約システムに直接訪問できるようにした上で、施策実施前の5倍の訪問者を獲得することに成功しました。また、公式サイトの検索順位も、地域のグルメサイトよりも上位に表示されています。

  • これはイレギュラー案件なので、一般的な小規模な飲食店・レストランでは同じ対策は難しいです。

歯科医院の月間訪問者が増加し、お問合せ客の増加

紹介がメインの歯科医院からの依頼で、SEO対策としてブログ集客を実施しました。記事コンテンツの質を重視し、月間で2〜5記事ずつを公開し続けた結果、検索エンジンからの流入が増加し、それまでに発生しなかったウェブからのお問合せ客を獲得できるようになるまでに至りました。

この事例は、記事作成を代行しています。

ブログ集客の仕組みはどのようになっているの?

ブログ集客の仕組みは、ブログを使って、教科書、テキスト、特定の悩みを抱えている人向けの解決方法をまとめる小冊子などを公開することで、ユーザーの目的を達成させる記事コンテンツを公開します。検索エンジンやSNSなどから、この情報を欲しいと思ったユーザーが訪問します。

この記事の中で、問題やお悩みを解決するために、販売したい商品やサービスを使うことを伝えます。

これによって、記事コンテンツを読んだ人は、その問題を解決するための商品やサービスに興味を持ち、詳しい情報を収集しようとしたり、問い合わせをするなどの行動が生まれます

ただし、ブログ集客は、こんな単純な話ではないので、以下の要件をクリアする必要があります。

  • すでに記事コンテンツが十分に公開されていること
  • 各記事コンテンツがSEOで上位表示される品質であること
  • サイト全体(ドメイン全体)を通してテーマに一貫性があること
  • 専門事業者として認知されていること

すでに記事コンテンツが十分に公開されていること

ブログ集客は、記事コンテンツが各種検索エンジンやSNSから流入を獲得できるから集客が発生します。当然ですが、記事コンテンツの数が少ないと、それだけ流入箇所が少ないため、集客には至りません。

どれだけ記事を公開すれば良いのか?などの議論もありますが、テーマごとに書けるコンテンツの幅は異なります。100記事で良い場合もあれば、1,000記事でも足りない場合もあります。

記事を書くことがスタートではなく、十分な記事数があってからがブログ集客のスタートです。

各記事コンテンツがSEOで上位表示される品質であること

記事コンテンツならなんでも良いわけではありません。特に、検索エンジンでは、検索したユーザーが求める情報を解説しているコンテンツを表示するのが役割であるため、標的にしたキーワードを解説するのに十分な情報量かつわかりやすく記事をまとめる必要があります。

サイト全体(ドメイン全体)を通してテーマに一貫性があること

ブログ集客をする上で重要なのは、ドメイン全体で一貫性を持たせることです。例えば、婚活支援のウェブサイトの直下に、資格試験のブログがあったら違和感がありますよね?これは、各種検索エンジンも同様で、おそらく直下の資格試験のブログは上位に表示されません。ブログが婚活の方法について解説するブログであれば上位表示します。

また、ブログも同様に考えることができます。ドメイン全体で一貫性がないものを雑記ブログ、テーマが絞り込まれているものを特化ブログ、テーマがかなり絞られて専門性が高いものを超特化ブログと呼びますが、上位に表示されやすいのは、超特化ブログ、特化ブログ、雑記ブログの順番です。

専門事業者として認知されていること(高いE-E-A-T)

ブログ集客の主軸のSEO対策では、企業ドメインが有利とされています。ただし、co.jpドメインが一律強いわけではなくて、それ以外のドメイン(例えば、jpやcom)も上位に表示されていることから、事業者として認知されているほど上位に表示されやすいことを意味します。

Googleがページの評価をする重要な要素として、E-E-A-Tを取り上げています。E-E-A-Tとは、経験、専門性、権威性、信頼性の4つの基準であり、端的にいうと、これらの全ての数値が高い記事コンテンツが上位に表示しやすいことを意味しています

Experience(経験)経験に基づく具体性のある情報や一次情報ほど評価が高くなる。
Expertise(専門性)特定のトピックや分野に特化しているほど評価が高くなる。
Authoritativeness(権威性)情報の信頼性が高いほど評価が高い。(例:病院に書いてある健康に関する情報)
Trustworthiness(信頼性)閲覧環境は安全であるか?ブログのセキュリティ対策が有効。

経験があり、専門性があり、その分野での知名度や信頼性が高い事業者、つまり専門業者だからこそ、情報が信頼されていると考えることができます。

ブログ集客に使うブログは何が良いのか?

ブログ集客ですので、当然ブログが必要です。ブログ集客の選択肢には、独自ドメインブログと共有ドメインブログがあります。

独自ドメインブログの特徴は、事業者としてウェブサイトを運用している場合は、そのドメインとブログを共有させることで、検索エンジンからの集客が期待できます。新規ドメインの場合は、ドメインの育成が必要であるため、テクニックがないと集客ができるようになるまで時間がかかるか、集客ができずに終わってしまいます。

共有ドメインブログの特徴は、登録するとすぐにブログを書き始めることができ、それぞれのサービスを利用することができます。例えば、noteでは、読者に課金させることもできます。ただし、共有ドメインブログにはデメリットがあり、検索エンジンからの流入は獲得しづらいです。これは、例えば、味噌ラーメンの記事が複数あった時に、どれか1つを検索エンジン側が選んで検索結果に反映するためです。

検索エンジンからの集客を期待したい時は、独自ドメインブログを選択し、SNSでの個人の発信力がある時は、共有ドメインブログを選択する。

事業者の場合は、すでにウェブマーケティングに投資している場合は、ウェブサイトのドメインに被リンクが付いている可能性が高いため、ウェブサイトと共通したドメイン(独自ドメイン)で運用しましょう。

ブログは具体的に何がおすすめなのか?

ブログ集客で重要なことは、記事コンテンツを蓄積することなので、書きやすいブログを使うのが良いでしょう。

WordPressがSEOに強いと言われていますが、これは、ライセンス料が無料であり、SEO向けブログにカスタマイズができるテーマやプラグインが豊富だからです。カスタマイズができなければ、他サービスの方が良いこともあります。そのため、Shopifyなどのサービスを利用している場合でも、無理にWordPressを導入しなくても良いです。

ウェブサイトにブログを追加する場合は、情報が多く管理がしやすい意味で、WordPressを使うのが良いでしょう。

なお、ブログ集客向けのWordPressのテーマは、デザインだけでなく、専用エディタにより書きやすさが向上します。無料のテーマも多いですが、日本で開発された有料のテーマの方が使いやすいものが多いです。ツールの使いづらさが施策の失敗の原因になりますので、以下のテーマをおすすめします。

BtoB以外であればSWELL

WordPressテーマSWELL

評価:

コアウェブバイタルのスコアが初期設定で高いため、記事コンテンツの作成に集中することができるWordPressテーマ。SEOが重要なアフィリエイトでも絶大な支持を集めている有料テーマ。

BtoBであれば、EmanonBusiness

WordPressテーマEmanon

評価:

コーポレートサイト風デザインで、CTAのパターンが多いWordPressテーマ。基本的なSEO対策も十分にできるため、BtoB向け商材のオウンドメディアに最適テーマ。

ほかのプランでも良いですが、特にランディングページ機能とCTAプランを多用しますので、コスパを考えると一番上のビジネスプランで良いでしょう。

ほかには何が必要なのか?

WordPressの運用の場合は、ドメインとレンタルサーバーが必要です。ドメインは、ウェブサイトと共通のものを使い、サブディレクトリ(例:https://hogehoge.jp/であれば、https://hogehoge.jp/blog/)にWordPressを格納しましょう。

レンタルサーバーは、人気のサービスのうちから好きなものを選べば良いでしょう。

エックスサーバー

エックスサーバー

評価:

WordPressが安定して動作するサーバーの代表格。電話サポートやWordPressの簡単インストール、高いセキュリティ性を誇っており、国内の運用サイトは250万を超えている。

エックスサーバーは、多くのユーザーを抱える大手レンタルサーバーです。古くからWordPressの環境サーバーとして使われており、WordPressに最適な環境を提供しています。

記事コンテンツをどのように調達すれば良いのか?

ブログ集客では、素早く記事コンテンツを用意することが重要です。ただし、前述の通り記事ならなんでも良いわけではなく、記事ごとに狙ったキーワードごとに求められている内容が十分に記述されている必要性があります。

ゼロから記述すると、とてもではありませんが、ブログ集客のスタートラインに到達することができません。そのため、生成AIを用いたライティングツールで記事コンテンツの骨組みを作成し、内容を編集する形で、記事コンテンツを用意していきます。

ChatGPT plusやGemini adovancedなどの生成AIで直接ライティングをすることもできるのですが、これにはプロンプトが必要ですので、記事コンテンツを生成するライティングツールの方を使用することをおすすめします。

おすすめのライティングツール

BLOGAI SEOに関するデータを調査した上で、記事の執筆が可能なライティングツール。
AI Direct EditorWordPressの管理画面の中で、生成AIに記事を書かせることができるプラグイン。
Perplexity(おすすめ)AI検索ツール。通常の生成AIに比べて高い精度で情報を検索することができる、プロンプトが組めれば、Perplexityで良い。

Perplexiyは、AI検索ツールですが、高い精度の情報を収集することができますので、ライティングツールの追加情報として盛り込んで欲しい情報を調査する時に使います。これを使うことで、生成AIの思い込みから生じる誤りであるハルシエーションを最小限に抑えることができます。

キーワード選定はどのように行うのか?

ブログ集客では、キーワードで書くべき内容を管理していきます。

商品やサービスの特徴を解説する内容検索ボリュームに関わらず、小さなことでも情報を記述する。この記事の蓄積が、規格などを検索した時に購買意欲の高い訪問者を呼び込む。
検索ボリュームの高い包含性があるキーワード競合が多くても書く。このキーワードに包含されているキーワードに内部リンクを設置し、中継するピラーページを作成する。(例:塩ラーメンであれば、塩ラーメンの美味しいお店のレビュー記事に内部リンクを設置する。)
詳細なキーワード解説すべきキーワードについて紹介に記述する。(複合キーワード、商標キーワード、機能名、用語など)

ピラーページとは、特定のトピックに関する包括的な情報をまとめたWebページです。関連する複数のコンテンツへの内部リンクを含みます。ピラーページの具体的なイメージは、「10選」や「まとめ」記事です。ピラーページを用意することで、詳細記事をまとめることができますし、包括的にまとめていることにもなりますので、情報が豊富であり、上位表示もされやすい箇所になります。

なお、記事を執筆する順序としては、検索ボリュームを参考にすることが多いです。検索ボリュームとは、月に検索されている回数のことです。検索ボリュームが0であれば、そのページからの訪問の見込みも0件であると推定されます。可能な限り、検索ボリュームがあるキーワードから記事コンテンツを作成するのが良いでしょう。

検索ボリュームは以下のツールで調査できます。

SE Ranking

評価:

SEO対策に必要な競合分析、キーワードごとの検索ボリュームチェック、サイトの検索順位チェック、被リンクチェックなどの機能を網羅。オプションでコンテンツ生成機能やMEO機能を追加可能。

なお、SEOを成功させるためには、記述にアルファベットを使うか、カタカナを使うかでも違いがあります。表現で悩んだ時は、SE Rankingでキーワード調査を行い、検索ボリュームが多い表現を採用します。

検索ボリュームが0件でも記事を書いた方が良いのか?

そのキーワードを解説することが不可欠な内容であれば、記事を作成します。ただし、そのキーワードは競合になる記事も少ないはずなので、詳細に作り込む必要性は薄いです。

キーワードはどのように捻出すべきか?

誰を集客するのか、何を売るのかの発想でキーワードを捻出します。また、明確な競合や先行者がブログ集客をしている場合、SE Rankingで競合調査を行うと、どのようなキーワードで記事を書いているのかもわかります。

ブログ集客に成功するための具体的な運用方法

それでは、ブログ集客の手順を確認していきましょう。ブログ集客では手順を明確にして可能な限り施策をシンプルにすることも重要です。

STEP
テーマを決める。

ブログ集客では、事業に集客をするため、特定テーマに特化させます。テーマを定めない雑記ブログの場合、検索エンジン側がなんのサイトなのか判断できないからです。

から学ぶ

地方のクリニックから、従来1位だったキーワードで10位以下になったことで過去にご相談がありました。サイト調査をした結果、スタッフブログと院長ブログが、非関連な内容でかなりのページ数がありました。そこで、それらの内容を削除し、被リンクなどを整理した結果、検索順位が回復しました。

STEP
キーワードを選定する。

キーワードの選定を行います。もし、何も思いつかない場合は、生成AIなどに質問を投げかけて、関連するキーワードのリストを100件指定して出力させます。そこから選別し、そこからさらに関連するキーワードを想起していきます。

STEP
検索順位チェックツールに登録する

検索順位チェックツールは、自分のブログの検索エンジンでの順位を調査するツールです。ブログ集客では、記事を書いたら、すぐに良い順位がつくわけではありません。そのため、最初に記事コンテンツを書いていくキーワードのリストを検索順位チェックツールに登録しておきます。

STEP
カテゴリーを決める。

ブログのカテゴリーを決定します。包含性のキーワードでカテゴリーを作ります。

例えば以下のように分類します。

地域に分類するのであれば、北海道、東北、関東、北陸、関西、中国、四国、九州・沖縄
ラーメンで分類するのであれば、醤油、豚骨、味噌、塩、つけ麺

STEP
ブログの記事を作成する。

ブログの記事を作成します。ユーザーの検索意図を反映させた記事を書くことを心がけます。

STEP
順位を計測し、記事の内容をリライトする。

検索順位チェックツールで記事の順位を計測し、順位が思わしくなかったり、下落したタイミングでリライト作業を行います。リライト作業では、該当記事だけではなく、その周辺のキーワードの記事の改善を行います。すると、その箇所が最新の情報であることが検索エンジンに伝わりやすくなるため、さらに上位に表示されやすくなります。

STEP
被リンクを獲得する。

現在のSEOはコンテンツ重視と言われていますが、外部からの評価として被リンクがあることが望ましいです。

大手メディアが記事を書くたびに、いきなり上位表示することが多いのは、被リンクをすでにたくさん獲得しているメディアの記事だからと言えます。採用にメディアを使っている企業では、信頼性の高いドメインからリンクが供給されています。

被リンクを獲得する方法は、調査などの一次情報の提供をすることや、特定の業務に役立つツールを提供することなどが挙げられます。相互リンクの営業などは相互先がペナルティを受けると、連鎖してペナルティを受けるリスクが高まりますので、おすすめしません。

ブログ集客の成功を飛躍的に上げるカスタマイズのポイント

ブログ集客では、SEOに対応した記事コンテンツを生成して終わりではありません。ブログに集客した読者に興味を持ってもらい、購買などの行動をとってもらうことまで設計する必要性があります。

ブログのカスタマイズの項目としては以下の項目が挙げられます。

プロフィールを用意する

ブログ集客では、記事コンテンツを作り込むことも重要ですが、読者に情報を信用してもらうことが重要ですよね。誰が書いている情報なのかプロフィールを表示することが求められます。

プロフィールでは、執筆者としてプラスになる情報をわかりやすく記述していきましょう。以前は、プロフィールを魅力的に魅せるライティングが注目されていましたが、最近は飽きられています。

プラスになる情報には、専門性の高さが客観的に伝わるワードが含まれます。例えば、経験、実績、関連性の高い保有資格が含まれます。

着地点を明確にする(ランディングページを用意する)

ブログ集客は、ブログを書いていれば集客ができる施策ではありません。そのブログを見て興味を持った人は、問い合わせ先やニーズに合致するようなプランの提案を待っています。

そのため、ランディングページを用意します。ランディングページとは、商品・サービスの案内、お問い合わせや資料のダウンロードの案内をする目的のページのことです。

ランディングページは、SWELLやEmanonなどにもランディングページを作成する機能があり、WordPress内で用意することもできます。

CTA(Call to Action)を用意する。

CTAとは、記事コンテンツから特定の行動を促すために用意されたリンクやボタンのことを呼びます。合わせて、行動を促すコピー(フレーズ)のことをマイクロコピーと呼びます。

ブログ集客で集めた訪問者に、商品の購入やサービスの申し込みなどを促すために、CTAを適切な箇所に設置することが重要です。

CTAを設置する際のポイントとしては、その情報を深く知りたい、興味があるというタイミングの箇所に設置します。例えば、製品の紹介をしている箇所の直下にCTAを設置します。

また、スマホとPCではブログのコンテンツの順番も違うことや見え方も異なります。そのため、ブログ集客の目的がお問い合わせや資料ダウンロードなど大きなものが決まっているのであれば、フッターやヘッダーに固定され、追従するCTAを設置したり、ポップアップする仕組みを採用することがあります。

ポップアップは、記事を読んでいる最中に、それを妨害している仕組みなので、今回は固定フッターの設置方法と記事下の固定CTAを紹介します。

固定フッターの設置方法

WordPressの場合は、Blog Floating Buttonを活用します。これを有効化すると、フッターに追従する固定フッターを用意することができます。

記事下にCTAを用意する

最後までブログを読んだ後に行動を促すCTAを設置します。

SwellやEmanonなどのWordPressテーマには、記事下にCTAを挿入するエリアが用意されています。この箇所には共通のCTAを設置することができます。

なお、ブログ記事内に設置するCTAはパターン化して、ブログパーツとして保存しておくと便利です。ブログパーツとは、日本で開発されたWordPressテーマのほとんどに搭載されている機能で、共通したCTAや表などを登録しておくことで、いつでも呼び出すことができます。

ブログ集客をさらに強化するためには?

ブログ集客の弱点は、一度訪問したらそれで終わってしまう可能性があることです。基本的に検索エンジンからの流入は、その情報を入手したら満足してしまい、それ以降の関係性を作ることができません。

そのため、役立つPDFのダウンロードなどを促し、メールマガジンやLINE公式アカウントに登録してもらう仕組みを作ります。これによって継続的に情報発信を相手側に行うことができるようになります。集客をする機会が増えるだけでなく、継続的なブログへの訪問を促すことができますので、SEO対策などにも良い影響を与える可能性があります。

メールマガジンの配信におすすめのツールは、Blastmailです。

Blastmail

評価:

直感的な感覚でチラシのようなHTMLメールを配信することができる。大手企業を含む国内22,000社が導入しており、メルマガ配信技術に定評がある株式会社ラクスライトクラウドが運営している。

メールマガジンの場合は、メールアドレス以外の収集情報は少なく抑えるのがポイントです。網羅的に個人情報を収集すると、登録がしづらく、メールアドレスの収集がうまくいかないからです。

LINE公式アカウントへの登録を促す場合は、QRコードではなく、公式アカウントへのリンクを設置しましょう。QRコードでは、どのように登録すれば良いかわからない人が多いからです。

マーケティングオートメーションツール(MAツール)は導入すべき?

ウェブサービスやコンサルティングサービスの場合、MAツールを使うことが多いです。これは、Cookieなどを手掛かりに、登録した人のブログやウェブサイト内の閲覧履歴を知ることができたり、顧客管理をすることができる仕組みを持ったシステムのことを言います。

料金も高額であるため、(登録者を顧客化まで持っていく営業を仕掛けたいなどの)特定の目的がない場合は、必ずしも導入するものではありません。

ブログ運営で気を付けるべき法律とは?

景品表示法

景品表示法とは、商品やサービスの品質や内容を誤認する表現や広告を規制する法律です。2023年10月から、アフィリエイト広告が設置されたブログ記事の責任を広告主が負うことになりましたので、有利誤認と優良誤認を回避しなければなりません。

有利誤認とは、競合に対して自社の商品があたかも条件の良いように偽る広告や表現のことを指します。比較したグラフを作成し、売りたい商品が競合製品よりも価格が安いなどの表現を使ってしまうと抵触します。それに対し、優良誤認とは、実際よりも優れていることや競合に比べても品質が優れていることを言及することです。

ステルスマーケティング(通称:ステマ)は、広告にあるにもかかわらず、消費者を装って優良誤認を促すことが問題視されています。そのため、必ず広告が設置されているページには、「この記事のリンクには広告が含まれていることがあります」などの文言を広告よりも上部の目立つ位置に設置する必要性があります。

薬機法

薬機法(薬事・食品衛生対策基本法)は、日本において医薬品、医療機器、化粧品などの製造、販売、使用に関する規制を定めた法律です。この法律の主な目的は、消費者の安全を確保し、健康を守ることです。

広告の種類具体例説明
誇大広告「100%病気が治る」効能・効果が科学的に証明されていないが、そのように宣伝する場合
誤解を招く表現「副作用が一切ない」商品の成分や効果を誤解を招くような表現で広告する場合
未承認・未許可商品「合法的な商品です」(承認・許可を受けていない)承認や許可を受けていない商品を、合法的な商品であるかのように広告する場合
第三者の証言悪用「○○医師推薦!」(実際には証言がない)医師や専門家が推薦しているかのような印象を与えるが、実際には証言がない場合

ブログ集客でよくある質問

ブログは毎日書かなければならないのか?

ブログの更新を毎日行うことは、何度も顔をあわせることで親近感を得られるザイオンス効果からくることが理由でした。今の時代は、エックス(旧ツイッター)、フェイスブック、LINE@、インスタグラム、メルマガとリアルタイムに気軽にコミュニケーションをとれる手段がたくさんあります。

そのため、わざわざブログを毎日活用する必要性は薄れていると思われます。ブログ集客はある程度の記事コンテンツ数を積み重ねることがスタートですので、最初は集中して記事数を蓄積しましょう。

ブログはアメブロなどの無料ブログからはじめるのが良いのか?

ブログ集客には無料のブログサービスを利用することは基本的にお勧めしません。これらのブログサービスは、自社の広告宣伝のために無料で記事作成権限を貸し出しているだけであり、運営ポリシーにあわないブログ運営は許可していないからです。

効率的に自社の商品のサービスの販売に結びつけるには、独自ドメインで検索エンジンから効率よく集客を行い、リライトで最新情報に更新する方針がおすすめで、WordPressなどのシステムが推奨されます。

まとめ

ブログ集客は、ブログに記事コンテンツを公開することで、検索エンジンやSNSから集客する方法です。事業者の場合は、商品やサービスを販売することが目的であるため、ウェブサイトと共通するドメインでブログを運用することがおすすめです。

ブログ集客のポイントは、教科書、テキスト、問題を解決するための小冊子をブログで作ることです。記事の中で、販売したい商品やサービスが不可欠であることを伝えると、訪問者は、その商品やサービスに興味を持ちます

また、ブログ集客のスタートは記事コンテンツが十分な量があることです。ブログ集客ですぐに成果を得たい場合は、記事を迅速に供給することを重視しましょう。

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この記事を書いた人

マーケティングプロデューサー・集客コンサルタント。店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入の支援業務に従事。その後、2009年にサクセスパートナーを設立し、集客のコンシェルジュとして、コンサルティングを提供開始。

メディア掲載としては、「第一興商発行のDAM CHANNEL for Bizにて、ソーシャルメディアを使った集客方法の特集を8ページ監修(2018/4号)」
「株式会社リクルートの経営者応援マガジンパートナーズプレスにて、ホームページ作成やSNS活用のポイントのインタビュー記事」が公開される。

山形県よろず支援拠点や地方商工会青年部向けのWEBマーケティングセミナーを実施

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