検索ボリュームとは?調査方法からキーワードの選定の基準を解説

検索ボリュームとは、検索回数のことを意味します。SEOでの検索ボリュームとは、Google検索の月間検索回数の見込みを指します。

SEOでは、コンテンツを作り込む前にキーワードの選定を行います。このキーワード選定を行う基準の1つになる指標が検索ボリュームです。単純に検索ボリュームが大きいキーワードであれば、上位表示をした時には、期待できるアクセス数が多くなりますが、検索ボリュームが0のキーワードで上位表示をしても、アクセス数は増えません。

コンテンツマーケティングでは、基本的に1つの流入キーワードに対して、1つのコンテンツを作成します。そのため、検索ボリュームが極端に小さく、収益性も見込めないキーワードに時間を割いても無駄に終わってしまうことがほとんどです。

そのため、効率の良いSEOを実施し、流入と収益を両方増やしていくためには、検索ボリュームの事前調査は非常に重要だということになります。

検索ボリュームは、ブログやオウンドメディアの自然流入数の母数です。適切な検索ボリュームのキーワードを選択し、記事を上位表示させることで、ブログやオウンドメディアのアクセス数を増やすことが可能になります。

目次

検索ボリュームを調査する方法とは?

SEOでは時間やコストをかけてコンテンツを追加していく手法が主流になっています。せっかく作ったコンテンツが検索ボリュームのないキーワードに向けて作成されるとあらゆるコストロスにつながります。

それでは検索ボリュームを調査する方法を紹介したいと思います。

以前は、Google広告のキーワードプランナーを利用することが一般的でしたが、Google広告を活用しなければ検索ボリュームが概算しか出ませんので、検索ボリュームを調査できるSEOツールを使うことが一般的になりました。

①ラッコキーワード

コスパが良いことで、よくアフィリエイターやブロガーに人気のあるキーワード調査ツールです。ラッコキーワードでは、月間検索回数の他に、サジェストや共起語も調査することができます。

ラッコキーワードで、検索ボリュームを調査するためには、有料プランにする必要性がありますが、月額990円程度で利用ができます。

SEOは、検索ボリュームを調査するだけが全てではありません。検索順位チェックツールの導入も併せて必要で、どこまで情報を収集したいかで導入するツールを変更します。

②SE Ranking

SEOツールの中ではコスパが良いツールで知られています。キーワードを選定するのに必要な情報である検索ボリュームのほかに競合度も調べることができ、競合サイトの流入キーワード分析もできます。

これに追加して検索順位チェックツールの機能も含まれています。

SE Rankingはサクセスパートナーでも導入しているSEOツールです。「SE Rankingとは?総合的SEOツールの客観的評価」で機能を紹介しています。

③UberSuggest

Ubersuggestは、Neil Patelが提供している高機能なキーワード分析ツールです。

ただし、Ubersuggestは、有料化に伴い、無料で追跡できる情報には大部分に制限がかかりました。従来の機能を活用するためには、月額2,999円(パーソナル)の課金が必要になりました。1日3回までしか調査はできないため、どうしても知りたいキーワードの検索ボリュームを調べるのには向いています。

◇使い方

https://neilpatel.com/jp/ubersuggest/にアクセスします。

検索したいキーワードを入力します。この検索を実施することで、Google検索でのキーワードの検索ボリュームを調査することができます。

すると検索ボリュームと一緒に、SEO難易度、有料難易度、クリック単価が算出されます。

  • SEO難易度:オーガニック検索の競合分析結果。この数値が大きいほど競合が激しい。
  • 有料難易度:リスティング広告の競合分析結果。この数値が大きいほど競合が激しい。

月間検索ボリュームは過去のものも閲覧することができるため、季節性を知ることもできます。

④キーワードプランナー(Google広告)

SEO対策を行っている事業者は、リスティング広告も実施していることが多い関係で、キーワードのボリューム調査と言えば、Google広告のキーワードプランナーと紹介されているケースが多いです。

検索ネットワークなどは、検索エンジンに出す広告ですので、キーワードに関連する情報があらかじめ分かる状態になっています。そうじゃないと、どのキーワードに出稿することが効果的なのかも目星をつけることができないからです。

キーワードプランナーは、Google広告のアカウントを開設することで利用可能になります。

キーワードプランナー

キーワードプランナー

キーワードプランナーで月間平均検索ボリュームは大雑把なものしか表示されません。集客というキーワードの場合は、月間平均検索ボリュームが1000〜1万と表示されています。実際の検索ボリュームは4400です。

⑤Googleトレンド

Googleトレンドは検索ボリュームを計測するものではありませんが、季節性を見ることができます。

検索ボリュームは定点で見るものでもありません。キーワードには、年間通して安定するキーワードもあれば、例えば果物やお米のような季節性があるものもあります。

つまり、検索ボリュームの季節性も合わせて調査しておかないと、どの月に検索エンジン経由の流入が少なくなるのかがわからず、その月の業績が低下することになります。

季節性を回避する方法として、複数のサイトに季節性を分散させることがあります。

検索ボリュームを基準にしたキーワードの選び方とは?

検索ボリュームを目安にキーワードは、ビックキーワード、ミドルキーワード、スモールキーワードに分類することができます。目安と特徴をまとめると表のようになります。

種類検索ボリュームの目安特徴
ビックワード10,000~一般的に競争が激しく、検索ボリュームは大きいがCVRは低い
ミドルワード1,000~10,000ビックワードに比べるとCVRは高い
スモールワード~1,000ニーズが明確になっているため、検索ボリュームは小さいが、CVRは高い。

ビックワードは検索ボリュームが大きいことが特徴です。上位表示をすることで大きく自然流入が見込まれますが、当然競争も激しくなります。また、単一キーワードであることが多く、検索ニーズも一つに絞り込まれているわけではありません。そのため、CVRはどうしても低くなります。

それに対して、ミドルワードやスモールワードは複数の単語を組み合わせた複合キーワードであることが多いです。

基本的にSEOでは、ビックキーワードから狙っても効果は期待できません。そのため、スモールキーワード向けのコンテンツから作成し、アクセス数を増やすために、ミドルキーワードを狙っていきます。

SEOは、何位になるまで行うのか?

上位表示ができそうであれば、可能な限り上位表示させますが、Google検索は、相対評価で順位が決定しています。そのため、どうしても発信力の強いウェブサイトがあれば、SEOには限界が生まれます。

日本の検索エンジンの表示順位とクリック率をグラフ化しました。検索ボリュームとクリック率の積が、そのキーワードからの自然流入数になります。つまり、検索ボリュームが、1,000のキーワードであれば、5位で29回のクリック率が期待できます。

上位表示できるのかは、ブログやオウンドメディアの元々のE-A-Tや運用歴によって大きく変わるため一概には言えません。例えば、クライアントの中には著名レストランがあるのですが、最初ミドルキーワードを狙って上位表示することができましたが、顧客数が多くなく知名度が低いWebサービスの場合はやはり時間がかかります。

SEOツールでの競合性や難易度を参考にし、どうしても上位表示を目指さなければならないキーワードの記事を優先的に書き、関連性が高く検索ボリューム/難易度の高いキーワードに対応した記事を次に狙っていきます。

コンテンツSEOを成功させるための手順

1.安定したレンタルサーバーとドメインを契約する。

Webサイトを閲覧する人の大半がスマホを活用しているため、スマホの回線でも十分に快適に表示されることが条件になります。それには、レンタルサーバー選びが関わってきます。

→ レンタルサーバーはSEOに影響を及ぼすのか?コンテンツ運用におすすめのレンタルサーバーとは?

2.WordPressテーマを選択する。

WordPressテーマは単なるデザインではなく、WordPressが吐き出すデータを制御したり、機能をつけてコンテンツが作成しやすい環境にしたりする役割を担っています。また、動的HTMLの構造も決定するため、コンテンツSEOの施策の成否を分けると言っても良いくらい重要です。

→ WordPressテーマのおすすめとは?用途別に最適なWordPressテーマを紹介

3.WordPressでSEOがしやすい設定を行う。

WordPressはSEOに強いと言われていますが、適切な設定をしない限り強くはなりません。WordPressをSEOに強くする設定をここで紹介します。

→ WordPressをSEOを強化するための12個の重要な設定方法

4.集客が可能なキーワードを選択する。

キーワードによって、集客できる見込み客の属性も人数も異なります。集客見込みのない検索ボリュームの少ないキーワードを狙っても意味がないため、コンテンツを作成する前にキーワードを調査する必要性があります。

→ この記事をチェック

5.コンテンツを作成する。

品質の良いコンテンツを作成することが重要になります。パスカルなどを使って適切な量や構造のコンテンツを作成するのがいいでしょう。

→ コンテンツSEOとは?コンテンツSEOのメリットとデメリットの紹介と実践プロセスについて

6.順位をチェックし、リライトを実施する。

作成したコンテンツが狙ったキーワードでどのような検索順位になっているのかわからなければ、改善のしようがありません。そのため、GRCなどの検索チェックツールで順位の指標をとり、コンテンツを調整することが必要になります。

→ 検索順位チェックツールを導入する意味とおすすめのツールとは?

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