ショップカードの役割とは?ショップカードを作るメリットと作り方
ショップカードとは?
ショップカードとは、店舗の名刺のことです。再購入や再来店をする時に向けて、ショップ名の記憶とお得な情報を受け取るための方法を記載していることが多いです。ショップカードを作り、配ることで、再来店が起こりやすくすることが目的です。
通常はレジの横に置き、お会計の時のレシートと一緒に提示することが多いです。
ショップカードの中身はどのような情報を掲載するのか?
ショップカードのメリットは、財布に保存しやすいサイズであることですが、ショップカード自体はどの店舗も提供するので、すぐに財布がパンパンになってしまいます。そのため、配っても見られずに捨てられるケースもあり、ただの店舗の情報を掲載しているショップカードではなく、次回クーポンをLINE公式アカウントで獲得できる旨を伝える内容にすることが多いです。
LINE公式アカウントのおともだち登録につなげることで、定期的なメッセージ配信で期間限定商品やサービスの紹介で来店動機を作ることができます。
ショップカードには次のような情報を掲載します。目的に合わせて、掲載する情報を削ります。
- 店舗名
- ロゴ
- キャッチフレーズ
- 所在地
- 電話番号
- 予約方法
- ホームページURL
- SNSアカウント
- QRコード
- 名物やジャンル
- 画像
- 責任者やシェフの氏名
例えば、LINE公式アカウントに登録も促す時には、店舗名、ロゴ、所在地、電話、ホームページURLを基本情報として掲載し、「LINEに登録すると、次回100円引きクーポンをプレゼント中!」と表示し、QRコードでLINE公式アカウントの登録を促します。手渡す時に、次回クーポンも付与されますので、是非ご登録くださいと一言添えると、登録率が向上します。
責任者やシェフの氏名を印字することで、ショップカードを名刺としても活用することができます。名刺にすることで、販促物ではなくなるため、名刺入れに保管されることで、思い出した時の来店の受け皿としてショップカードを機能させることも可能です。
ショップカードを作成するメリットとは?
ショップカードを作成するメリットは、最低限の情報に集約したカードサイズの小さなチラシであり、チラシよりも受け渡しが簡単であり、すぐに廃棄もされづらいところがあります。
チラシよりも手元に残る可能性は高い。
ショップカードは、チラシよりも名刺入れや財布に手軽に入れやすく、掲載されている情報もシンプルであるため、確認されやすく、かつ、手元に残っている可能性は高いです。
名刺交換のように気軽に手渡しすることができる。
ショップカードを名刺にする工夫は、販促物の方ではなく名刺入れに入れてもらうための工夫の一つです。チラシではすぐに廃棄されてしまいますが、名刺も兼ねたショップカードは廃棄がされづらく、思い出した時の予約に結びつけることも可能です。
LINE公式アカウントの登録促進のように特定の行動喚起にはチラシよりも向いている。
チラシを手渡されると読まずに捨てられることも多いですが、ショップカードの情報は絞られているので、とりあえず1度は閲覧される傾向があります。そのため、LINE公式アカウントに登録を促すなどの単純な行動喚起をするのにはチラシよりも向いています。店舗の場合は、再来店の促進は、売上アップの中核になる事項なので、必ず記載したいところです。
ショップカードの作成はどのように行うのか?
ショップカードにデザイン性はそこまで必要ありません。そのため、基本的に印刷業者が配布しているデザインを活用すれば良いことが多く、自分でデザインをする場合であっても、Canva Proのような簡単にデザインできるサービスを活用するのがおすすめです。
なお、印刷の発注の方法は、チラシと一緒ですので、「チラシの作り方とは?ラクスルを使っておしゃれなチラシのデザインを無料で作成する」をご確認ください。
Canva Pro とは?
マーケティングに必要な印刷物の他にサムネイルなどを簡単にデザインできるソフトウェアです。名刺サイズのテンプレートは数千点以上豊富に存在しており、そこから選択する形でデザインをすることができます。
LINEショップカードとショップカードの役割の違いとは?
LINEショップカード機能は、スタンプカード機能がついたLINE公式アカウントの1つの機能のことで、来店ごとにポイントを付与することで、来店のペースメーカーの役割を果たします。
ショップカードは、既存の顧客に予約や再来店の手がかりとしてカードを配る目的もありますが、行動喚起をする目的があります。LINEショップカードもLINE公式アカウントにおともだち登録をしてもらわない限り使えません。そのため、ショップカードを使って、LINE公式アカウントに登録を促すなどの役割があります。
まとめ
ショップカードは、再来店時の予約などの手がかりとしての役割のほかに、特定の行動喚起をする目的があります。例えば、来店動機を付与するため、LINE公式アカウントで定期的にメッセージ配信をしているのであれば、LINE公式アカウントにおともだち登録をすることを促す必要があり、ショップカードは登録促進の用途で作成します。
ショップカードを制作する時は、行動喚起をすることが目的であるため、情報が読みづらいデザインではなくわかりやすいデザインを採用しましょう。
最終更新日 : 2023年10月28日