店舗集客とは?効果的なオンライン・オフラインの集客方法12選

店舗

店舗への集客は、急激な少子高齢化による買い物難民の増加と人口減少があるため、非常に難しくなってきています。

また、リモートワークが普及した影響で、おうち時間が長くなっている傾向があります。そのため、通販サイトで買い物をすることに慣れてきており、消費行動にも変化がありました。

このことから、店舗の集客では、商圏内への市場とインターネットの両面の対策が必要となります。ここでは店舗集客の手法として、この両面を対策するために必要な方法を紹介します。

目次

店舗集客とは?

店舗集客とは、実来店をきっかけに商品やサービスを販売する方法のことを指します。しかし、最近の傾向として、リモートワークによる行動の変化があり、通販サイトやオーダーサイトから発注された商品を顧客に配送することも含まれます。

店舗集客では、来店動機を見込み客に付与することが重要です。来店動機は、見込み客にとって価値があることを店舗側が伝えることです。そのため、店舗名を知ってもらうことよりも、その店舗で売っている商品やサービスには、「どのような価値があるのか」を伝えることの方がとても重要です。

ターゲティングの方法に関しては、「STP分析とは?マーケティング戦略の立案に必要な外部要因の分析方法」で解説をしています。また、集客の概念に関しては、「集客とは?初心者でもわかる集客の基本と基本的な集客方法」で解説をしています。

店舗集客のオフラインの集客方法には何があるのか?

看板

店舗には商圏性があります。商圏性とは、近くにあるお店を優先する消費者の傾向からできる店舗が集客できる範囲のことです。東京ディズニーランドは日本中から集まっている印象がとても強いですが、リピーターは年間パスポートを購入している千葉県海岸部近郊に在住の人々が多いです。

店舗集客では、まず商圏内の人に存在を知ってもらい、どのような価値のある店舗なのかが伝わるかが重要になります。

オフラインの店舗集客の方法① 野立看板・自立看板

特に人通りの多い路面に看板を設置することで、店舗の存在を知ってもらい、誘導することが期待できます。店名を知ってもらうことで、会話の話題に出やすくなり、ふとしたきっかけで来店に至るケースがあります。看板は、店名というキーワードを定着化させる集客ツールとしては有用です。

ただし、看板は当たり前ですが、設置した路地を通った人しか集客の対象にすることができません。あまり、通行量が多くはない路面には設置しても意味がないです。

看板を設置する時は、必ず路地に対して直角になるように設置します。こうすることで視認性が高くなり、通行客にも気づかれやすくなります。実際、看板の角度が変わっただけで、新規の顧客が全く入らなくなった話はよく聞きます。

オフラインの店舗集客の方法② ポスティング広告・コミュニティペーパー

新規の集客には、情報をリーチさせることが重要です。ポスティング広告とコミュニティペーパーはどちらもチラシを投函する広告手法ですので、無条件でリーチします。そのため、客数を稼ぐことができます。

ポスティング広告は、ポスティング業者を活用することで、印刷から投函まで一貫して依頼することができます。町丁目まで配布地域を絞り込み、住宅のタイプまで指定できるサービスもあります。

コミュニティペーパーとは、投函タイプのフリーペーパーのことです。折り込みや裏表紙などに広告を出すことで、投函エリアにチラシを出すのと同じ効果が得られます。コミュニティーペーパーを選択するメリットは、すぐに捨てられることが少ないことです。ただし、ポスティング広告と違って、投函するタイミングを決定することができません。イベントの告知をする方法としては不向きの欠点もあります。

参考 ポスティング広告とは?集客効果、費用、成功するための出稿方法を解説

オフラインの店舗集客の方法③ 交通広告

交通広告とは、交通機関(電車・地下鉄・バス・新幹線・飛行機・タクシーなど)において、乗り物の中や駅構内に掲出できる看板やポスター、ステッカーなどの広告のことです。交通機関が発達している都市部ほど利用者数が多いため、広告の効果が高く、よく活用されています。

交通広告は、決められたスペースに画像やテキストで価値を伝えることになります。そのため、興味を惹くキャッチコピーが重要で、アクセスも〇〇駅から徒歩5分のようなわかりやすく伝える必要性があります。また、ホームページに誘導して、詳細な情報を伝えることができるように、QRコードか簡単な検索キーワードも掲載します。

オフラインの店舗集客の方法④ スタンプカード

スタンプカードとは、来店1回につき1つのスタンプを押し、特定の回数を満たすことで特典を渡すことで、来店頻度を高めるカードのことです。

スタンプカードには3回来店の法則、10回固定の法則といった行動心理学が使われています。3回来店の法則とは、特定の期間内に3回目まで来店すれば、それ以降にアプローチをしなくても自然と再来店をするようになる行動法則です。それに対して、10回固定の法則とは、特定の期間内に10回程度来店すれば、顧客離反をしなくなるというものです。

ほとんどの店舗のスタンプカードは、「10回来店をして特典プレゼント」になっている店舗が多いです。これでは、オファー獲得までの道のりが長すぎて、途中でカードをなくしたり、来店しなくなる原因を作ってしまっています。

スタンプカードの道のりは、3回来店の法則を基本にします。これによって、スタンプカードが来店のペースメーカーとして機能するからです。スタンプカードは店舗アプリにも機能として組み込まれているサービスがあります。

参考 スタンプカードを使った効果的な集客方法とは?

オフラインの店舗集客の方法⑤ テレビCM

テレビCMは、特定の枠に用意した動画を流す広告です。テレビの視聴率の高い地域では、認知度を高める効果が非常に高いです。テレビは、時間ごとに視聴者層が異なり、効果的な枠を選択することが重要です。

オンラインの店舗集客にはどのような方法があるのか?

店舗集客では、スマホなどのデジタル端末が1人1台保有していることからオンラインでの集客が主軸になっています。顧客が情報収集に何のアプリを使っているのかを分析することで、集客の難易度が下がります。

オンラインの店舗集客の方法① SNS広告

SNS広告は、各SNSを活用しているユーザー向けに広告を配信します。SNSの運用と併用することができるため、取りこぼしが少ないことで知られている広告です。

Twitter広告、Facebook広告、Instagram広告では、地域を絞り込んで広告を出すことができます。広告も投稿をそのまま活用することができます。そのため、準備に時間がかかりません。また、Twitter広告とFacebook広告では、URL付きの投稿の表示回数を伸ばすことができます。

例えば、名物のハンバーグが焼きあがっていたり、のせたチーズがとろとろに溶けている動画を短く編集して投稿したところ、次の日のレストランの注文でハンバーグのオーダーに集中した事例があります。つまり、顧客単価を上げる効果もあります。

オンラインの店舗集客の方法② SNS運用

SNSを運用することは無料でも可能です。ただし、店舗である以上は、商圏を行動圏としている見込み客からのフォローを集める必要性もあります。そのため、よく使われているSNSの選択しないとほとんど集客に効果がありません。

SNSを使ったマーケティングの方法としては、UGCを増やすことがあります。UGCとは、消費者生成コンテンツのことで、店舗の評判がさまざまなSNSでシェアされる投稿であったり、ブログ記事であったり、Youtubeであったり、クチコミであったりします。例えば、コンビニが特定の商品の無料クーポンをSNSで配布する目的は、集客でもあり、SNSで情報が拡散されることもあります。

これらが評判の火種になりますので、良い評価のUGCが増えれば増えた分だけ、良い噂が発生しやすくなります。

参考 UGCとは?個人消費爆増のキーワードを紐解く

オンラインの店舗集客の方法③ ローカル検索広告

ローカル検索とは、Googleマップ検索のことで、Googleビジネスプロフィールを対象にした検索のことです。GoogleマップのほかにGoogle検索のローカルパックでも表示されます。

ローカル検索広告は、Google広告を使って出稿することができる広告です。設定した検索結果の上位に表示することができます。

ローカル検索は、宿泊業分野では、Google版の比較サイトのようになっており、閲覧数も多いです。そのため、ローカル検索広告を出すことは、予約サイトで広告を出稿するのと同じ効果が期待できます。

ローカル検索広告はリスティング広告と併用して出稿する必要性があります。また、MEO(Map Engine Optimization)では、評判の良い人気店ほど上位に表示されますので、口コミが悪いと集客効率を下げることにもなりえますので、対策が必要です。

オンラインの店舗集客の方法④ Googleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィールとは、Googleに店舗の情報を入力することで、検索画面上部のローカルパックやGoogleマップの検索結果に店舗の情報を表示させることができる機能のことです。

Googleビジネスプロフィールの特徴は、第三者からクチコミや画像をはじめとする情報を登録できることにあります。そのため、口コミサイト同様に評価を参考にすることができ、新規の集客に影響します。

Googleマップの検索は、同業の店舗しか表示されないため、新規の集客には、その中で上位表示を目指すMEOが効果的です。MEOには、距離、視認性の高さ、関連性の3つの要素からの評価が関係しています。最低でもクチコミを積極的に集めることや店舗の情報を100%登録することは行いましょう。

関連 MEO対策とは?Googleマップ検索エンジンを活用して露出を高める手法

オンラインの店舗集客の方法⑤ ホームページ

キュレーションサイトや予約サイトがSEOに力を入れているため、「店舗用のホームページは露出しないので意味がない」と勘違いをされています。

しかし、ホームページは露出すること自体が目的ではなく、魅力を伝えて、予約や来店に結びつけることが目的です。営業情報のみならず、個室の有無、女性や子供向けのサービス、サプライズの豊富さ、なぜ人気なのかなどの来店に結びつくを掲載します。それが、ホームページ経由の新規の集客に繋がります。

また、ホームページのSEOでの検索順位は、MEOでの順位に影響します。他のマーケティングでもホームページを使うことは多いので、単体での集客の効果を計測できない面もあります。

オンラインの店舗集客の方法⑥ 予約サイト

飲食店では、食べログ、ぐるなび、ホットペッパーグルメ、美容室やサロンではホットペッパービューティー、ホテルや旅館では、じゃらんや楽天トラベルを利用する人が多いです。これらの予約サイトは、SEOも強いため、自然検索からの店舗を探している見込み客を集客し、サイト内検索を通して加盟店に送客します。

予約サイトの顧客は、その予約サイトに加盟していないと集客することができません。顧客占有率が高い予約サイト・・・つまり、美容室の予約サイトであるホットペッパービューティーでは、加盟しないと客数を稼げないこともあるため、導入することが前提になります。

ただし、地域によっては、加盟している店舗数が需要を上回っているため、価格の低いプランでは顧客が獲得できないデメリットもあります。導入する時は、予約サイトのターゲット、集客力、加盟店の店舗数、サイト内検索のアルゴリズムを予め調査しましょう。予約サイトでは採算性が取れないこともありますので、その時は、ポスティング広告やSNSの運用に力を入れるなどにシフトします。

オンラインの店舗集客の方法⑦ LINE公式アカウント

LINE公式アカウントとは、ビジネス専用のLINEアカウントです。フォローしたLINEに直接メッセージを出すことや1:1メッセージ機能でWEB接客をすることもできます。

LINEは、日本のスマホ保持者の9割が利用しています。そのため、新たにLINEのアプリをダウンロードしてもらう必要がないため、登録までの流れがスムーズです。

デメリットは、利用している店舗数が多いため、一括してブロックされやすい、プッシュ通知も確認漏れが発生しやすいことが挙げられます。

LINE公式アカウントは外部のアプリと連携させることができます。例えば、リピッテビューティーなどの予約システムと連携させることで、スマホでウェブ予約ができるようになります。現在は、スマホにダウンロードするタイプのアプリよりもLINE公式アカウントと連動するタイプのサービスの方が主流になりつつあります。

店舗集客以外のマネタイズの方法とは?

新型コロナウィルスの影響で、顧客の働き方が変わっています。現在もリモートワークを継続している企業も存在し、商圏の構造にも大きな影響を与えています。人流が大きく変化していることから、大手ファミレスは、大手小売店から冷凍食品を販売し、小売業に進出するなど業態を変化させています。

店舗の売上を大きくするためには、販売チャネルを増やすことで、顧客にとって購入しやすいようにします。

店舗のチャネル増加対策① 通販

いわゆるネット通販には、Amazonや楽天市場などのプラットフォームを使って販売する方法と自社で通販サイトを作成して販売する方法があります。前者は、買い物客がプラットフォームに集まっているため簡単に集客することができるメリットがあります。それに対して後者は集客を自分で行う必要がありますが、好きなようにマーケティングをすることができます。

基本的に条件で選択してほしいですが、買い物難民化してしまった人に物販でつなぐことを目的にした時は、自社通販サイトを立ち上げます。

通販サイトの立ち上げで人気になっているのが、shopifyです。

特徴は、購入しやすいUIであり、管理もしやすいことが挙げられます。shopifyのPOSレジを使えば、通販サイトと実店舗の売上を一括して管理することができます。BASEは、無料で利用することができますが、手数料率が高いデメリットがあります。売上を積極的に上げたいのであれば、shopifyの方が良いです。

また、shopifyの類似商品には、STORESが挙げられます。STORESで通販サイトを作成することができ、STORESレジを使えば、店舗の商品と通販の商品を在庫管理することができます。

店舗と通販で在庫管理が別々だと集計が自動でできません。そのため、販売点数の多い小売店の場合は、一括在庫管理ができた方が無駄が少なくなります。

STORESは日本のシステムですので、こちらの方が使いやすいと思う店舗ビジネスオーナーは多そうです。

また、タブレットレジごとに連携できる通販システムがあります。連携することで、実店舗の在庫と通販サイトの在庫を連動させることができます。タブレットレジに関しては、「スマレジ、エアレジ、ユビレジの徹底比較|タブレットレジの比較」を参考にしてください。

店舗のチャネル増加対策② ケータリング

催事出店は、人が集まるイベントに出店することで、収入を得ることができます。

新型コロナウィルスの業態転換の支援金が多く支払われたことで、ケータリングカーを持っている飲食店が増えました。これによって、人が集まるところに出向けるようになりました。今後懸念されることとしては、集客力の高いイベントへの出店は競争になり、良い催事に出店できなくなることが挙げられます。

【店舗の集客方法】まとめ

店舗の集客方法について取り上げました。商圏性があることを踏まえた来店行動を引き起こす対策が、店舗の集客です。商圏といっても、地域性はかなり異なっており、どの地域でも同じ集客手法が通じるかと言われると違います。例えば、グルメサイトを一つ選ぶのでも、商圏性によって実は費用対効果が大きく違います。

そのため、地域性を理解し、どのような打ち手が最適なのかを施策を実施する前に戦略にまとめておくことをおすすめします。その上で、円滑に集客を伸ばすための集客方法を選択していきましょう。

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