ハッシュタグとは?使う目的と効果、作り方、使い方を解説
ハッシュタグは、SNSの運用やキャンペーンでよく使われる機能です。ハッシュタグを設置することで、投稿が検索されやすくなったり、一連の投稿を一つのカラムにまとめることができます。
ハッシュタグとは?
ハッシュタグとは、井桁記号(#)に続くキーワードやフレーズで、SNS上でコンテンツを分類(カテゴライズ)し、検索しやすくするために使われます。X(Twitter)では、投稿内のフレーズも検索の対象になりますが、Instagramなどでは、ハッシュタグを使わないと投稿が検索されることがありません。
また、最近では、Googleもハッシュタグで検索すると、そのタグがついているSNSのポストを横断的に表示するようになりました。そのため、あまりハッシュタグをつける意味がないとされていたSNSでもハッシュタグをつけることで露出度が高まることになりました。
ちなみに、井桁記号(#)は、ナンバーサインであり、シャープ(♯)とは別の記号です。ハッシュタグの設定は、シャープではできません。
ハッシュタグの作り方とは?
ハッシュタグは、自由に作成することができます。井桁記号(#の後に、任意のワードを打ち込むことで作成できます。
ただし、すでに使われているハッシュタグも多いですので、独自のハッシュタグを作成する場合は、オリジナリティのあるワードで作成しましょう。例えば、「#SEO」や「#マーケティング」はすでに作成されていますので、「#企業名SEO」や「#企業名マーケティング」と設定します。
ハッシュタグの使い方とは?
ハッシュタグは、SNSでの投稿(コンテンツ)の表示回数を伸ばすことやターゲティング、キャンペーンの実行に重要な役割を果たします。特に、SNSの仕組みでは、ハッシュタグが投稿の検索性を高めるため、適切なハッシュタグをつけることで、それを見た人がフォローしてくれる可能性があります。
投稿の内容と関連性の高いハッシュタグをつける
その投稿に関連性の高いハッシュタグをつけます。多くの場合は、末尾に設置することが多く、複数のハッシュタグをつける場合は、スペースもしくは改行をして繋げます。飲食店や美容室の店舗の場合は、地域名、店名、メニュー名、関連性の高い人気のハッシュタグなどを設置することが多いです。
X(Twitter)の場合は、前述の通り、キーワードやフレーズも検索されます。X Premium以外のアカウントは140文字の制限がありますので、ハッシュタグを複数つけたら文字制限に至ってしまいますので、ハッシュタグは必要最低限のものを指定します。これにより、Google検索などでハッシュタグ検索された時に表示される確率が上がります。
マーケティングキャンペーンに使う
フォロー&リポストキャンペーンなどでは、関連した投稿や引用を企業独自のカラムに表示したいので、独自のハッシュタグを設置することが多いです。また、フォトコンテストのように、体験を投稿してもらう場合も独自のハッシュタグを使うことで、SNSを活性化し、ブランディングを行います。
Google検索でハッシュタグ検索をするには?
Googleでハッシュタグを検索する時は、ハッシュタグを井桁記号から入力して検索を行います。通常検索の中に「ハッシュタグ付きの検索結果」が表示されます。なお、SNSだけではなく、ブログなどもハッシュタグ検索に含まれることがあります。これは、タグにハッシュタグが含まれる投稿が含まれています。そのため、ブログのタグはハッシュタグで管理することがおすすめされます。
フォロー&リポストキャンペーンを実施する方法は?
ハッシュタグを使う代表的なマーケティングキャンペーンのフォロー&リポストキャンペーンを解説します。このキャンペーンでは、フォロワーを増やすことや製品の認知度を高めることができます。
マーケティングキャンペーンの目的(例:特定の製品の特定の機能の認知を拡大する。)と目標(例:インプレッション数やフォロワーの増加数)を設定します。数値目標を達成するための行動を紐づけます。例えば、目標インプレッションの10%を広告で賄い、フォローとリポストを誘発することが該当します。
リポストしてもらうための投稿を設計します。掲載しなければならない情報は以下の通りです。
- キャンペーン名(例:〇〇の大感謝祭)
- 期間(例:2月1日〜28日)
- 伝えたいこと(例:〇〇がなんといまだけ××)
- フォローとリポストをするとどんな特典がもらえるのか?
- 詳細URL
- ハッシュタグ
- 画像もしくは動画(製品の魅力がわかるものを選択)
X(Twitter)でフォロー&リポストで検索をすると、現在進行中のキャンペーンが表示されています。
キャンペーン期限が経過した後に、抽選を行います。抽選に必要なリポストの情報は、ツールを使わないと全て収集することができません。それらのデータを全て取得して抽選するためには、Socialdogの抽選機能を使います。このツールのビジネスプランが最も安く抽選ができます。
当選者に通知します。通知の方法は、DMを使うのが良いでしょう。
まとめ
ハッシュタグは、SNS内で投稿を検索されやすくすることができます。また、独自のハッシュタグを用意することで、マーケティングキャンペーンに利用することができます。
ただし、X(Twitter)では、検索の役目をハッシュタグは果たしておらず、X(Twitter)のオーナーであるイーロン・マスク氏は、ハッシュタグを過去の遺物だとして不要だとしています。
最終更新日 : 2024年7月15日