美容室のブログのキーワードの選び方
ブログを美容室が書く時に、キーワード選びはとても重要です。
なぜなら、検索数が多いキーワードのGoogle検索にしっかりインデックスをさせて、順位を上げることで集客だったり、広告収入を得ることが可能だからです。
逆に検索数の少ないキーワードを選んでしまったり、キーワードがしっかり差し込まれていなければ、ブログのアクセス数は全く伸びず、集客にも広告収入の獲得にもつながりません。
つまり、ブログを書く前になんのキーワードを狙っていくのかを明確にしていかないとブログを書く作業が丸々無駄になってしまいます。
美容室のブログのキーワードの選び方
美容室のブログのキーワードの選定は、昔からいろいろな方法が紹介されていました。
Yahoo!知恵袋で美容室関連のスレッドを調べて、キーワードを抽出する方法もその一つです。
例えば、「20代の女性なのに、頭頂部が白髪になっている」というものがあり、ここからは、「20代 女性 白髪」というキーワードを抽出できます。ケアの方法や選択するのに望ましいヘアスタイルの提案が記事としては考えられます。
しかし、この方法では実際の月間検索数(いわゆる検索ボリューム)を知ることができないため、ニーズの少ない記事にも時間をかけてしまいがちになります。
美容室のブログは、ホームページと一体化したWordPressで運用されることが基本になっており、Googleマップ検索対策(いわゆるMEO)にも強い影響を与えるようになっています。検索ボリュームを指標にして、事前に狙うキーワードは具体的にしていきます。
人気のあるキーワードに目処をつける。
キーワードの検索ボリュームを調査するには、キーワードに目処をつける必要性があります。例えば、下記のようなカテゴリーで検索をかけます。すると、まとめ記事がすでに存在していることがほとんどですので、そこから具体的なキーワードを抽出します。
- カットの種類(ボブ、ベリーショートなど)
- 髪の症状の種類(枝毛、癖毛、老けなど)
- 顔型
- 特定の製品名
- ケア用品
また、美容室関連のマーケティングを行なっている企業が公開しているデータを参考にする方法もあります。CS-Cが提供している美容トレンドでは、毎月のように急上昇している検索ワードを紹介しています。
SEOツールで検索ボリュームを調べる。
次に検索ボリュームを調査します。SE Rankingでは、順位計測機能のほかにキーワード調査機能も備わっています。また、SEO関連のツールは国産ほど高額で導入しづらいデメリットがあるのですが、設定条件を決めることで最大60%の割引があります。そのため、リーズナブルに導入できるメリットがあります。
例えばショートボブを調査します。
検索ボリュームは、550,000件調べられているビッグワードであることがわかります。そのこともあり、難易度は90。ファッションの専門ウェブメディアが上位に並んでいます。
こういったキーワードで上位表示することは無理ですが、顧客ニーズは高いキーワードであることはわかります。つまり、「ショートボブになりたい人が世間に相応の人数がいる」と解釈できるので、過去のモデルカットからショートボブの画像を選定して、ブログの記事を作り込むのはありです。
なぜなら、現在の店舗を検索する方法は、Google検索だけではなく、Googleマップ検索もあるからですね。Googleマップ検索は、Google検索で順位がついていれば、そのデータも考慮されます。
次にベリーショートで検索すると、検索ボリュームは、1700件程度であり、競合度も大きく減少します。
ベリーショート関連の記事を作り込めば、上位表示も難しくない水準であると判断できます。現実的にGoogle検索からの流入を獲得することができます。
ただし、髪型は地域性のないキーワードですので、ここで上位表示ができたからと言って、商圏人口の少ないエリアの美容室では集客に影響を与えない可能性が高いです。この場合は、専門のケア商品などの販売もしくは広告に結びつけてマネタイズするのが良いでしょう。
ショートウルフで検索すると、検索ボリュームは、4,100件になります。
このように、実際の人気や上位表示の難易度は実際にツールを使って調査してみないとわからないことが多いです。ちなみに、下記のバナーから好きなキーワードの検索結果を調査することも可能です。
まとめ
キーワードの調査は、Web集客の基本です。店舗集客でもGoogleマップ検索が力を持ち始めた関係で、Webサイトの重要性が増しています。
キーワードをしっかり組み込むことで、近隣の人がGoogle関連のサービスから美容室を発見してくれるような流れを作っていくことが重要です。
検索エンジンの仕組みでは、地域性の高い業種に属するキーワードでは、距離を重要視する仕組みがあります。例えば、東京で「美容室」と検索すれば、東京の美容室の情報が表示されます。
ショートボブなどではカタログページが優先的に表示されますが、ウェブサイトにショートボブに関する情報があると、Googleマップ検索の方に反映されることもあります。
最終更新日 : 2024年4月6日