Proアカウント(旧Twitter Pro)アカウントとは?機能を解説
X(Twitter)にはProアカウントがあります。
この機能は、つまり、ビジネス専用アカウントのことで、FacebookのFacebookページ、Instagramのビジネスプロフィールに該当するビジネス向けのアカウントに該当します。この記事では、Proアカウントにすることで何ができるのかを解説します。
Proアカウントとは?
Proアカウントとは、ビジネスやブランドのオーナー・クリエイター・パブリッシャーが、X(Twitter)上の存在感を高めることができるビジネス用のアカウントのことです。マーケティングに活用する機能をProアカウントにすると解放されます。Proアカウントは無料で設定可能な機能で、いつでも解除することができます。
Proアカウントに変更する方法とは?
プロフィールから「プロフィールを編集する」を選択します。
上記は、Proアカウントであるため、「Proプロフィールを編集」になっていますが、Proアカウントにしていないと「Proアカウントに切り替え」になっています。この部分をクリックします。
続いて適切なカテゴリーを選択します。カテゴリーとは業種のことで、該当するカテゴリーがない場合は、最も近いものを選択します。
続いて、アカウントの種類をビジネスかクリエイターで選択します。事業用であればビジネス、制作物を発表する目的であればクリエイターを選択します。
Proアカウントでできることとは?
Proアカウントにすることで以下の機能が解放されます。
- 企業の所在地などを示せる「プロフィールスポットライト(ロケーションスポットライト)」
- Twitter広告や簡単に広告を出稿することができる「クイックプロモート」
Proアカウントでは、ビジネスアカウントとして運用不可欠な表現の実装やTwitter広告の運用がしやすくなるなどの利点があります。
特に、簡単にTwitter広告を利用できるメリットが現状は大きく、日本で勢いのあるTwitterで積極的なマーケティングを実践することができます。
プロフィールに業種を設定できる。
プロフィール欄に業種を設定することができます。この業種をTwitterでは Proカテゴリーと呼び、適切なカテゴリーを設定することで、なんのプロアカウントであるのかがわかります。
プロフィールスポットライト
プロフィールスポットライト(ロケーションスポットライト)とは、プロフィールの下部にGoogleマップを表示させる機能です。ロケーションスポットライトを表示することで、投稿から地図への誘導を速やかに行うことができ、来店を促すことができます。そのほかに、特定のX内でのコミュニティを目立たせることができます。
ロケーションスポットライトにするためには、Proホームから設定をします。その後、プロフィールスポットライトを選択します。
地図を追加する場合は、所在地を選択します。
地図には、Webサイト、住所、営業時間、メールアドレス、電話番号を表示させることができます。表示させたい情報を入力したら、保存を選択します。
ニュースレター(Revue)は廃止
以前は、Twitter Proの機能で、メールマガジンの配信ができていましたが、Revueは、2023年1月18日に廃止されたため、現在は使えなくなりました。
クイックプロモートを簡単に使えるようになる
Facebook広告のように簡単にX(Twitter)広告を活用できるようになっています。プロフィールから過去の投稿を選び、広告をしたいポストを選択し、「インプレッション(表示回数)を増やす」「フォロワーを増やす」「リンクのクリック数を増やす」目的で広告を出稿することができます。
X(Twitter)の表示アルゴリズムでは、URL付きのポストはインプレッションが下がるため、プロモーションを利用することで認知度を高めることができます。予算は、最低1,000円/1日から利用することができます。
現在選べるオーディエンスは、地域、年齢、性別のみとなっています。地域は、Twitterユーザーが少ない一部を除く市区町村まで選ぶことができるようになっており、以前よりは使い勝手が良くなっています。
全国的な通信販売から商圏が決まっている飲食店や小売店で利用することもおすすめの機能です。
Proアカウントを解除する方法は?
Proアカウントの解除はいつでもできますし、XPremiumと違って審査もありません。
「プロフィール>プロフィールを編集する>Proプロフィールを編集>アカウントを切り替える」の順に選択すると一般用アカウントに切り替えることができます。
まとめ
Proアカウントは要するにTwitter内で使える事業者用のアカウントのことです。X Premiumとの違いは、Proアカウントは広告や地図など事業者として使いたい機能を有効化するものですが、X Premiumは本人認証や収益化など個人でも使いたい機能が含まれており、一般アカウントに比べて優遇されています。
ただし、どっちを選ぶなどではなく、バッティングしない機能であるため、マーケティングに活用する場合は、X PremiumとProアカウントを両方有効化します。
X(Twitter)の基礎
X(Twitter)の用語
キャンペーン
最終更新日 : 2024年4月6日