X(エックス)の収益化の方法を解説!サブスクと広告収益配分の違いは?

X PremiumにはX(エックス)を収益化する機能があります。1つは、サブスクライバー向けのコンテンツを毎月配信することで収益をもらえるサブスクリプション。もう1つは、自分の投稿の返信に表示される広告から収益を得ることができる広告収益配分です。
これらを使うことで、収益を得ることができますが、X Premiumを契約すればすぐに対象になるわけでもありません。ここでは、収益化するための方法について紹介します。

X Premiumでサブスクリプションから収益を得る。
X Premiumを有効化し、サブスクリプションの条件は、「500人のフォロワー」「過去30日間がアクティブであること」「18歳以上であること」が条件として設定されています。
年齢を設定する方法とは?
プロフィールからプロフィールを編集し、生年月日の追加を行います。
年齢の設定は、18歳でなければできないため、年齢の設定は開業日ではなく、自分の年齢で設定する必要性があります。
①プロフィールを編集

②生年月日を追加する

③プロフィールを編集

プロフィールを編集する時に、誕生日や生年月日の表示範囲を見せることができます。
ただし、以下のような警告が出るときがあります。
Account update failed: Your date of birth visibility can only be changed if you are at least 18 years old. Please also note that you cannot change your date of birth if it has been verified by our support team as part of an appeal.
(訳)アカウント更新に失敗しました。あなたの生年月日の公開設定は、少なくとも18歳である場合にのみ変更できます。また、アピールの一環としてサポートチームによって確認された場合、生年月日を変更することはできませんこともご注意ください。
このメッセージが出ると年齢変更の手段がありません。そのため、サブスクリプションでの収益化ができませんので、注意が必要です。
サブスクリプションを有効にする方法とは?
サブスクリプションを有効にする設定を紹介します。
① メニューから設定を選択する。

メニューからX Premium > 設定を選択します。
② 収益化からサブスクリプションを選択する。

収益化を選択します。その後サブスクリプションを選択します。
③ 参加資格を確認する。

参加資格を確認するをクリックします。
④ 申し込みを続けるを選択する。

申し込みを続けるを選択します。
X Premiumで広告収益配分から収益を得る。

広告収益配分は、投稿の返信に表示される広告からの収益が配分される仕組みです。収益は、Stripeアカウントを有効化する必要性があります。

広告配分の条件は以下の3つです。
- Twitter Blueまたは認証済み組織にサブスクライブしている
- 過去3ヶ月間のポストに対するインプレッションが500万件以上
- フォロワーが500人
この条件をクリアすることで、広告収益を得る条件を満たすことができます。インプレッションの条件は緩和されており、これには、リプライのインプレッションも含まれます。
収益の配分はどの程度もらえるのか?
2ch開設者のひろゆき氏が、実際に得られた収益を公開しています。
匿名掲示板「2ちゃんねる」の開設者として知られる西村博之(ひろゆき)さん(同日時点でフォロワー数約240万人)は、約2328ユーロ(約36万6000円)の入金があったという。
イーロン・マスク氏の過去の投稿によれば、今回分配した収益は2月から7月末までの累計。つまり6カ月分の収益なので、例えばひろゆきさんの場合は月平均6万1000円の収益を出している計算になる。
X(Twitter)の収益化プログラム、有名人はいくら稼げた? グラドルや声優が公開(ITmedia news)
この期間中の人気グラドルや声優の収益は、2万円に満たない金額です。今後、Xの広告収入が増えずに、広告収入配分の対象者が増えると、さらに金額が減ると考えられ、Xの収益化では、サブスクリプションの方が主軸と言えそうです。
広告収益配分による収益を増やすためにはどんな投稿が良いか?
広告収益配分の対象になっているのは、リプライ欄に表示された広告です。そのため、Xの収益を増やすためには、リプライが伸びるタイプの投稿が有利になります。たとえば、ニュース性の高い投稿だったり、大喜利のようにリプライを誘発するような遊びの要素が高い投稿は、収益が伸びやすいと言えます。
リプライによるインプレッションも収益化の対象ではありますが、単価は広告欄を表示する投稿側に比べると貢献度は低いので、インプレッションあたりの収益の単価も安く設定されています。
1回目の収益で計算しましたが、リプライが中心の場合は、約73万imp/ドルでした。この時に比べると収益化しているアカウントが増加していることやAIを使ったクソリプが増加している傾向があるため、今後の収益はさらに厳しいと言えます。
人気インフルエンサーがクソリプをつけるアカウントに対しては、ブロックもしくはミュートする処理を行なっています。彼らのアカウントでその処理が行われると、表示されづらくなる状態(いわゆるシャドウバン)の状態になります。インプレッションが伸びないのであれば元も子もありません。