雨の日、大雨の日、台風の日などの飲食店の集客の対策とは?

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日本の雨の日は、110日〜120日とされており、1年の3割弱に該当します。飲食店の場合、天候不良は集客に大きく影響を受けます。これは、天候不良の日に外出を控える傾向があるからです。逆に、商業施設などは、雨の日に集客が増える傾向がありますが、ほとんどの飲食店では、集客が減少します。

雨の日以上の天候不良の日の対策を、もし行っていなければ、約120日の売上を不確定なものにしてしまう危険性があります。そこで、飲食店の雨の日に効果のある集客の対策を解説します。

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目次

飲食店の雨の日の集客の対策5選

飲食店の雨の日の集客のポイントは以下の通りです。

  1. 通りすがり客(自然流入客)への依存度を減らし、予約客の割合を高める
  2. リアルタイムにメッセージを届けることができるSNSなどのアカウントを育成する
  3. 天候による来店状況を記録し、仕入れを適正化する
  4. 雨の日にできるサービスを用意しておく
  5. 雨の日のおもてなしを強化する

これらの要素について詳しく解説をします。

①通りすがり客(自然流入客)への依存度を減らし、予約客の割合を高める

飲食店の集客が雨の日に悪くなるのは、外出を控える人が減るからです。これらの人々は、飲食店には通りすがりの顧客として訪れる層であるため、予約客の割合を高めることで、雨の日の集客の減りを最小限に抑えることができます。

予約客には、キャンセルポリシーに同意してもらうことができるため、交通機関に影響を与える悪天候以外のキャンセルを抑えることができます。

予約数を増やす方法としては以下のことが挙げられます。

  • ターゲットに合致するグルメサイトでネット予約を増やす
  • SNSから直接予約を取れるようにする
  • ローカル検索広告を活用する
  • 予約制を導入する

最初から予約制を導入することは難しいですが、予約数を増やす集客を積極的に行い、一定期間満席にすることができれば、自然な形で予約数を増やすことができます。また、X(Twitter)、Instagram、LINEからは、直接ネット予約ができるような設定をします。

②リアルタイムにメッセージを届けることができるSNSなどのアカウントを育成する

雨の日の集客の対策は、リアルタイムで顧客にメッセージを送信できる環境がないと成功しません。そのため、各種SNSの育成を積極的に行います。

  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • LINE公式アカウント

各種SNSアカウントの育成は、リピーターに登録してもらったり、SNS広告を運用したり、継続的に投稿をすること育成することができます。

③天候による来店状況を記録し、仕入れを適正化する

雨の日に集客が減る飲食店は、雨の日には損失を最小限に抑えることも重要な対策です。もし、来店予測ができれば、仕入れを適正化することもできます。

株式会社EBILABの来客予測サービスは、過去の売上データやイベント情報、天気データなどを基に、未来の来客数を独自のアルゴリズムで予測します。このサービスは、在庫管理の簡易化、発注タイミングの最適化、シフト最適化による人件費削減などのメリットがあります。また、平均的中率は95.7%と業界最高水準で、翌日予測、45日予測、365日予測などの機能を備えています。

④雨の日にできるサービスを用意しておく

雨の日のサービスを用意する目的は、来店の動機づけの意味雨の日に来店してくれた顧客への感謝を伝える意味があります。

雨の日限定のサービスを用意しておき、即時適用することで、雨の日にわざわざ来店した顧客の満足度は高まります。
これにより、お客様は「雨だからどこにも寄らずに自宅に帰ろうと思っていたけど、サービスがあるのならちょっとあの店に寄っていくか」と考え、店を訪れる可能性が高まります。

雨の日の具体的なサービスとしては、年間に120日ほどの提供をすると考えると、簡単に提供できるものでなければ継続して提供することが難しいです。

例えば、以下のようなサービスが考えられます。

  • 特定のドリンクがサービス料金になる
  • 特定のメニューが増量される。
  • 雨の日に提供が限定されたメニューがある

これらのサービスの提供をしていることも、顧客に伝わらなければ集客を期待することができません。そのためのSNS育成が必須です。

⑤雨の日のおもてなしを強化する。

雨の日に来店したお客様に対して、特別なおもてなしを提供することも重要です。

例えば、雨で濡れたお客様には白いタオルを提供したり、傘がないお客様のために使い捨てのビニール傘を準備したりするなど、細やかな配慮をすることで、お客様の満足度を高めることができます。

傘を貸した場合、一定の確率で返ってくるため、次回の来店動機になります。

台風や大雨の日の集客の対策とは?

外出の危険性がある時には、リモートワークに切り替えることが可能な企業も増えています

そのため、繁華街の駅近の立地では、雨宿り需要で混雑する可能性がありますが、それ以外の立地では休業ないし仕入れを減らし、スタッフも最小限にした営業を行うことが無難です。

台風の日の場合

交通機関に重大な影響を与える可能性がありますので、臨時休業が望ましいですが、その天候でも仕事をしているビジネスマン層には、営業を継続している店舗は重宝されます。駅で交通機関が正常に機能するまで待つのは、なかなかつらいため、長時間滞在ができる環境を提供することで、集客の対策をすることができます。

大雨の日の場合

大雨の日は、はやく帰りたいと思う人が大半になります。そのため、ノーゲストなる可能性も高まるため、仕入れを適正化することは必須です。また、突発的に行われるゲリラサービスをLINE公式アカウントなどで通知することで、ある程度の集客の対策にはなります。大雨の日は、ずぶ濡れで店内に入ってくる人の割合が増えますので、特に転倒防止のための床清掃はこまめに行うようにしましょう。

大雪の日の場合

大雪の日は、台風の日同様に交通機関に重大な影響があります。豪雪地帯の飲食店は、十分に除雪を行い、特に顧客を怪我させないように雪庇の除去が必要です。地下水除雪を行っている場合は、路面凍結しますので、十分に注意を促すようにしましょう。また、雪が降らない地域では、大雨の日のような現象が発生しますので、同様の店舗運営を行うようにしましょう。

雨の日でも混雑が予想される店舗は通常営業

特別な営業を行ってしまうと、現場がパニックになる恐れがあります。特に変わった営業は行う必要がないと思います。また、お店によっては台風で勝手に休みにしてしまうアルバイトがいたりしますので、事前に営業することを連絡して人員の確保ができるようにしましょう。

雨の日にノーゲストが回避できない店舗

雨の日に来店客が数えるほどしか来ない状況の飲食店は、通常影響を行うメリットがありません。また、台風や大雨の日に無理に営業しても、集客が難しいですので、雨の日には特別営業、台風や大雨の日は休業を原則にするのが良いと考えられます。

具体的な対策としては以下の通りです。

  • 雨の日にフードデリバリー中心の営業にする
  • ホームページやSNSで休むことを告知する

①雨の日にフードデリバリー中心の営業にする

雨の日は、買い物が減り、ネット通販の取引量が増加します。そこで、イートインを事前に制限し、テイクアウトとフードデリバリー中心の営業に切り替えます。出前館やUbereatsなど登録者数の多いフードデリバリーサービスを複数使い、可能な限り、配達員が確保できるようにしましょう。

ただし、フードデリバリーが雨の日に需要が集中することで、いくら複数のサービスを使ったからといっても、配達員を確保できない時があります。そこで、自店舗で出前を行う選択肢もあります。

②ホームページやSNSで休むことを告知

営業を行っていないことを知らせる必要性があります。文言は自由ですが、台風が直撃することでお客様に迷惑をかけてしまう可能性があることを言及しましょう。

台風や大雨で洪水してる日などに休業することを伝えるテンプレートは以下のような文言を使うのが良いでしょう。

台風の日の休業のお知らせ

【重要なお知らせ:台風に伴う営業休業のお知らせ】

いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。

この度、台風の接近に伴い、お客様およびスタッフの安全を最優先に考え、誠に勝手ながら当店は休業とさせていただきます。

皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

台風が過ぎ去り、安全が確認でき次第、営業を再開いたします。再開日時については、当店のウェブサイトやSNSをご確認ください。

皆様の安全を心よりお祈り申し上げます。またのご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

大雨の日の休業のお知らせ

【重要】洪水による休業のお知らせ

いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。

本日は、大雨による洪水の影響で、お客様とスタッフの安全を最優先に考え、残念ながら営業を休止させていただくこととなりました。

皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

天候が回復次第、通常通りの営業を再開する予定です。再開の際には、当店のウェブサイトやSNSを通じてお知らせいたします。

皆様の安全を願っております。何卒よろしくお願い申し上げます。

BCP(事業継続計画)を作っておくことも重要である

自然災害が全国各地で頻繁に起こっています。

地域で甚大な被害を被ってしまえば、当然顧客も動きませんし、店舗が崩壊してしまったあとでは、ノープランからの立ち直りでは時間がかかってしまうことになります。

そこで、BCPを策定することが推奨されています。BCPとは、自然災害などが起こった場合、中核事業の操業を素早く復活させるための計画のことです。

BCPとは?(中小企業庁HP)

BCPを策定すると防災施設の完備に対するBCP融資や災害が起こった後の融資の優遇処置を受けることができるなどのメリットもあります。

BCPの策定について興味のある方は、お近くの信用金庫もしくは全国商工会関連の団体にお電話でご確認ください。

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この記事を書いた人

マーケティングプロデューサー・集客コンサルタント。店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入の支援業務に従事。その後、2009年にサクセスパートナーを設立し、集客のコンシェルジュとして、コンサルティングを提供開始。

メディア掲載としては、「第一興商発行のDAM CHANNEL for Bizにて、ソーシャルメディアを使った集客方法の特集を8ページ監修(2018/4号)」
「株式会社リクルートの経営者応援マガジンパートナーズプレスにて、ホームページ作成やSNS活用のポイントのインタビュー記事」が公開される。

山形県よろず支援拠点や地方商工会青年部向けのWEBマーケティングセミナーを実施

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