集客力のあるグルメサイトはどれ?グルメサイト・プランの選び方を解説

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ディナーの営業を主軸にしている飲食店では、効率良く予約を獲得することが非常に重要です。

飲食店を探す顧客側の視点では、ディナーの予約は、複数人数で行うことが多いため、料理の種類、席、シチュエーション、サービスなどの条件があることが多いです。その時の検索方法として用いられるのがグルメサイトです。

ディナータイムの集客を行たいときは、その地域の飲食店予約で一般的なグルメサイトを選び、サイト内の検索で上位に表示されていることが重要です。

このコンテンツでは以下のことがわかります。

  • グルメサイトとは何か?
  • 主要グルメサイトの解説
  • 高級レストラン・料亭に強いグルメサイト
  • グルメサイトの選び方
目次

グルメサイトとは何か?

グルメサイトとは、飲食店を検索することができて、直接予約まで取ることができるサービスです。飲食店にとっては、会食や宴会などの複数人数の顧客の予約を取るための集客手段です。

グルメサイトは無料でも掲載することができますが、店舗ページの表現に制限があることやサイト内の検索で上位に表示されることがないため、集客にはつながりません。同様に、店舗ページの表現の制限を解除するだけの有料プランは、サイト内の検索で上位に表示されませんので、新規の顧客を獲得することができません。

グルメサイトを使った集客は、数少ない「手間をかけずに新規の集客ができる」手段です。

宴会の集客ではグルメサイトが主軸

飲食店の予約台帳サービスを展開するTableCheck社では、グルメサイトに関する意識調査を実施しています。ここから、グルメサイトを使って飲食店を探す人は減少傾向にありますが、2022年段階でも61.3%がグルメサイトを使って飲食店を探しています。

1位のGoogle検索は、上位表示するためには、アルゴリズムで評価を高める必要があり、対策をしても上位表示を確定的にすることができませんが、グルメサイトの場合は、プラン次第で上位表示することができますので、Googleに比べると対策が簡単です。

そのため、宴会顧客を獲得したい飲食店にとっては、主力の集客方法として確立しています。

グルメサイトはどんな顧客を集客することができるのか?

グルメサイトで集客ができるのは、複数人数で食事をする予定のある組です。待ち合わせ場所から提供料理や個室などの条件面を検索したい時にグルメサイトが使われるからです。

ランチなど1人でご飯を食べる時は、本人が食べたいものをその時の気分で探す傾向にあるため、条件で検索することがほとんどありません。こちらは、SNSなどを使った方が集客ができます。

グルメサイトにかかる費用とは?

グルメサイトは、大きく分けると月額固定費型とアフィリエイト型に分かれます。月額固定費型は、毎月の利用料が発生しますが、ウェブ予約の手数料が小さく済んでいます。それに対して、アフィリエイト型は、毎月の利用料が発生しない代わりに、予約手数料が高額です。

初期費用グルメサイト次第ではアカウント開設費用
写真撮影費
月額固定費毎月一定にかかる利用料
アフィリエイト型は無料
手数料ウェブ予約を獲得した時にかかる予約手数料
月額固定費型は、1人あたり200円などの固定
アフィリエイト型は、獲得した予約プランの数%

例:とある飲食店にグルメサイトから1ヶ月に250組(平均4名で合計1,000名)の予約が入りました。組単価が2万円の場合の広告費は?

以下消費税は計算に入れない。

月額固定費が25,000円、1人あたりの手数料が200円のグルメサイトの場合は

25,000円+200円*1,000名=225,000円

月額固定費が0円、予約プランに対する手数料が10%のグルメサイトの場合は

0円+20,000円*10%*250組=250,000円

上記の条件の場合は、アフィリエイト型のグルメサイトの方が、月額固定型のグルメサイトよりも、25,000円分広告費が高い。

グルメサイトを導入する際の注意点とは?

ウェブ予約を増やすためには、複数のグルメサイトを使わなければならないことがあります。その時に、テーブル管理が複雑になりますので、ダブルブッキングなどのミスが発生しやすくなります。そのため、予約台帳システムとPOSレジを導入します。

予約台帳システムは、予約を一元管理することができます。これに顧客情報を管理するPOSレジを連携することで、正確な顧客管理をすることができます。ただし、予約台帳システムは全てのPOSレジと連携できるわけではありません。そのため、予約台帳システムが連携できるPOSレジを知ることも重要です。

主要なグルメサイト3選

美容サロンなどの予約サイトとの違いは、グルメサイトはサービス数が多いことが特徴です。その中でも、集客力が強いグルメサイトは、食べログ、楽天ぐるなび、ホットペッパーグルメの3つであり、最初にグルメサイトを導入する場合は、以下のどれかを選択します。

食べログ

  • グルメサイトと同時に日本最大の口コミサイトでもある。
  • レストランと居酒屋どちらにも強い。
  • サイト自体の集客力がグルメサイトの中では最も高い。

食べログは、グルメサイトである面と口コミサイトである面があります。食べログの評価で3.5を超える店舗は、優良な店舗として認識されるため、サービスで勝負する飲食店であれば、食べログの評価が第三者の評価として挙げられます。また、利用者の客層は広く、レストランと居酒屋どちらにも強いです。

食べログで活用できる機能・プラン

機能名詳細
表現力アップ店舗ページ編集機能で、お店のこだわりやウリを多くのユーザーに伝えることができます。
アクセスアップ食べログ内の検索結果で優先的に表示されることにより、あなたのお店を多くのユーザーに発見してもらうことができます。
近隣店ページバナー同エリア×同ジャンルの他店舗のページ内にお店のバナーを表示します。近隣の人気店や競合店などのページでのPRができる他、同エリアでお店探しをしているユーザーへアピールができます。
トップページバナー食べログトップページ、都道府県のトップページ、都道府県以下のエリアトップページにあなたのお店のバナーを表示します。ジャンルを定めず、同エリア内でレストラン検索をしているユーザーに訴求することができます。
ゴールデンタイム強化アクセスと予約数が多い時間帯=ゴールデンタイムに検索結果で上位表示されるようになります。集客したい曜日や狙うターゲットに応じて枠を選び、出し分けすることでアクセスアップの効果をより向上することができます。
食べログPRの機能
ライトベーシックプレミアム5プレミアム10
月額固定費10,000円25,000円50,000円100,000円
表現力アップ
アクセスアップ
近隣店ページバナー
トップページバナー
ゴールデンタイム強化ゴールデンタイムから7枠/週ゴールデンタイムから14枠/週
食べログPRの機能

食べログネット予約では、リアルタイムの空席を表示することができ、当日の集客にも対応することができます。予約機能のみの活用が可能で、導入費と固定費がかかりません。ネット予約は、ディナータイムでは200円/月、ランチタイムでは100円/月かかります。

食べログの集客力を活かすためには、食べログPRのアクセスアップの機能が重要です。この機能がないとサイト内検索で上位表示される見込みがなくなってしまうためであり、予約数を増やすのであれば、ベーシック以上のプランを選択しましょう。

楽天ぐるなび

  • 居酒屋の集客に強い。
  • 月間ユーザー数が多く、楽天会員にアプローチ(月間ユーザーは、5,600万人(2019年12月))
  • 無料からでも利用することが可能。
  • Google、LINE、Instagramと連携が可能。

楽天ぐるなびの特徴は居酒屋の集客に強いことが特徴で、関東圏の集客に強いグルメサイトです。また、楽天ぐるなびの特徴は様々な他サービスとの積極的な連携にあります。たとえば、1億以上の楽天会員にアプローチすることや、Google、LINE、Instagramと飲食店の集客に使うツールと連携しています。プランも新しくなっており、低リスクで導入が可能になりました。

楽天ぐるなびで活用できる機能・プラン

プラン名月額固定費機能
ライトプラン10,000円ぐるなびページ掲載、ネット予約、SNSアカウント作成代行、台帳機能付与、ポイント選択
ベーシックプラン30,000円ライトプランの機能に加え、ディスプレイ広告、無断キャンセル保険、コンサルティングサービス

手数料は、有料契約している場合は、自由に設定することができます。

  • 無料プラン: ランチ41円/人、ディナー205円/人
  • 有料プラン: ランチ11円〜、ディナー55円〜

ホットペッパーグルメ

  • 地方都市に強いグルメサイト
  • 美容サロン系最大のホットペッパービューティーとの姉妹サービス
  • 累計利用者数が多い

ホットペッパーグルメは累計利用者数が5億人超を誇る、ネット予約No.1のグルメサイトです。豊富な検索機能と情報量で、お店の魅力を最大限にアピールできます。そして、年齢層が食べログ、ぐるなびに比べると若く、安い居酒屋やレストランを探す時に使われがちです。「価格は安くても、席数が多いので埋めたい」と思っている居酒屋との相性が良いグルメサイトです。

ホットペッパーグルメはエリア検索や料理検索だけでなく、ユーザーの求めるさまざまなニーズに応えられる豊富な検索機能があります。これにより、ユーザーは自分の好みに合ったお店を簡単に見つけることができます。

料理・ドリンク・テイクアウトメニューなどの説明や写真、感染症対策情報をご自身で簡単に設定・掲載することができます。

ホットペッパーグルメ

ネット予約手数料: 150円/人(ディナー)、40円/人(ランチ)

ホットペッパーグルメの詳しい料金はリクルートにお問い合わせください。

高級レストラン・料亭に強いグルメサイト3選

高級レストランや料亭の予約では以下の3つのグルメサイトが特化しています。最初から、高単価なお店を専門的に扱っていることが特徴ですが、アフィリエイト型をとっていることも特徴といえます。

来店時にアルコールを勧めるなどの単価アップの対策をしないと、売上に対する広告費が高くかかってしまうため要注意です。

一休.comレストラン

  • 厳選された高級レストランの予約サイト
  • 固定費ゼロ&成果報酬型
  • 特別なシーンでの利用が多い

一休.comレストランは、厳選された高級レストランの予約が可能なグルメサイトです。ユーザーは、予約したい日付やエリア、こだわり条件を絞って検索し、自分の理想に合ったレストランを見つけることができます。一休.comレストランは、記念日や接待、お祝いの席など、特別なシーンでの利用が多いです。これにより、高単価の予約が見込めます。

一休.comレストランに掲載するためには、審査に通る必要性があります。また、掲載費用のほかに、月額固定費はかかりませんが、ネット予約の売上に対する成果報酬費が発生します。

OZ-mall(オズモール)

  • 女性をターゲットにすることができる
  • 固定費ゼロ&成果報酬型
  • 女性向けの店舗は効果が見込まれる

オズモールは、女性向けのグルメサイトで、首都圏を中心に展開しています。編集部が厳選した高品質な店舗のみを掲載し、女性目線の独自情報や特別プランを提供しています。スイーツやアフタヌーンティーなど、女子会向けの情報が充実しています。利用シーン別の検索や、OZポイントの獲得・利用も可能で、ユーザーにとって使いやすいサイトとなっています。

飲食店が出稿する際は、オズモールのコンセプトに合致しており、かつ、コース単価が基準以上の金額である必要があり、アフィリエイト型の契約になります。

ヒトサラ

  • 高級感のあるページによる訴求が可能
  • 固定費がかかるプランと成果報酬プランを選択することができる
  • 特別なシーンでの利用が多い

ヒトサラは、飲食店のブランディング効果が高い媒体です。広告に使われる画像は、ヒトサラのカメラマンによって撮影されるために、シズル感が掻き立てられるような写真に仕上がっています。料理、店内、料理人が撮影されることで、ユーザーはストーリーを感じ、お店の予約を行います。

ヒトサラには、料金プランが2つあり、月額固定費がかかるプランと一休.comレストランと同じネット予約されたコースの売上に対する成果報酬プランのどちらかを選択することができます。

その他の特徴的なグルメサイト

Retty

Rettyは、実名制の口コミが特徴的なグルメサイトです。実名制の口コミが信頼性を高め、ユーザー同士のコミュニケーションで更なる集客効果が期待できます。また、人気ユーザーの投稿が認知拡大につながります。

PayPayグルメ

PayPayグルメは、予約時に料金を先払いできるため無断キャンセルを防ぎます。初期費用や固定費が不要で、来店時のみ手数料が発生する成果報酬型です。さらに、PayPayボーナスやクーポンによる顧客誘引策も充実し、高い集客力を誇ります。

2024年10月31日に申し込みが終了しました。

大衆点評

大衆点評は、中国最大のグルメサイトで、訪日中国人観光客への集客に特化しています。口コミ投稿や割引チケットの販売、デリバリーサービスなど多機能を備え、店舗情報を効率的にアピールできます。これにより、日本の飲食店は中国市場からの集客を大幅に向上させることが可能です。

グルメサイトを選ぶ基準とは?

導入するグルメサイトを選ぶ時には、基準を設けることが重要です。グルメサイトは新規の予約を獲得することを目的にいますので、以下が代表的な基準として挙げられます。

  1. グルメサイトの集客力が強いこと
  2. サイト内検索で上位に表示ができること
  3. ターゲットが合致していること
  4. 同一業態・同一条件の集客実績があること

①グルメサイトの集客力が強いこと

グルメサイトを導入しても、実際に集客ができなければ意味がありません。グルメサイトの集客は、大きく分けると3つあります。

  • 検索エンジン経由
  • アプリのユーザー経由
  • テレビCMなどを経由

アプリ経由の集客はデータがありませんので推定ができません。そのため、単純な集客力の比較は、検索エンジン経由のものに限られます。

各グルメサイトの流入は、SEOツールを使うことで比較することができます。

SE Rankingでは、それぞれのグルメサイトのドメインごとにGoogle経由の流入を推測することができます。その結果、Googleから流入が多いグルメサイトの順番は、食べログ、ホットペッパー、Retty、ぐるなび、ヒトサラの順番でした。

②サイト内検索で上位に表示ができること

グルメサイトで飲食店を探すユーザー行動は、地域×業態で検索を行い、条件に合致していそうな店舗の詳細を確認していき、条件に合致した店舗に予約を入れます。つまり、グルメサイトから集客するためには、サイト内検索で上位に表示することができなければ意味がありません。

ただし、長期的に上位表示をさせるためには、月額固定費が高い上位プランを申し込むしかないなどでは、そのグルメサイトを使って集客する見込みがありません。

そのため、上位表示をするための手段をグルメサイトごとに確認し、現実的に集客ができるかを比較検討しましょう。

③ターゲットが合致してること

高単価で女性客を主力にしているレストランの場合は、低単価の居酒屋を主に扱うグルメサイトではターゲットが合致しません。そのグルメサイトを使っている近隣のユーザー数のみならず、ターゲットがどこにあるのかも確認が必要です。

④同一業態・同一条件の集客実績があること

グルメサイトごとに毛色が違うため、ユーザー層も異なります。そのため、集客ができる客層も異なる傾向があります。

そのため、同じ業態で、ターゲット層や立地などの条件が似た実績があれば、営業マンにデータの収集を依頼します。

グルメサイトを使った集客でよくある質問およびトラブル

複数のグルメサイトを導入した時に、重複した予約を受け付けてしまった

予約台帳システムを導入します。予約台帳システムでは、複数のグルメサイトの予約メールなどを読み込み、ダブルブッキングがないようにテーブル管理をします。

グルメサイトを出稿しても集客が全くない

この場合は、適切なプランでなかったため上位表示できていないことのほかに、その地域では出稿しているグルメサイトが全く集客力がない場合もあります。

よくお問い合わせをいただくケースは、プランが適正でないことが多いです。例えば、食べログを出稿して集客ができないケースは、プランがアクセスアップ機能がないライトになっていることが多いです。

激戦区すぎて上位表示ができない

激戦区の場合、エリア内の有料店舗が多いため、上位に表示されることが困難である場合があります。この場合は、無理にプラン上げなどを行わず、SNS広告もしくはローカル検索広告を試用します。予約システムとメニューなどがわかるランディングページを用意し、5~10万円程度でまずは試してみましょう。

グルメサイトの費用が高くかかる。コストを下げる方法はないのか?

グルメサイトはスタッフが手間をかけずに集客ができる方法ですが、確かに予約には手数料がかかります。このコストを下げる代表的な方法は、リピーターにLINE公式アカウントなどを登録してもらい、次回の予約は用意した予約システム(予約台帳システムに機能として付いている場合が多い)から予約を入れてもらいます。例えば、予約システムの方から予約することで、若干の優遇を得られるような仕組みにすることで、トータルの予約手数料を下げることができます。

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この記事を書いた人

マーケティングプロデューサー・集客コンサルタント。店舗マーケティングツールのASPにて、500店の顧客フォロー及び導入の支援業務に従事。その後、2009年にサクセスパートナーを設立し、集客のコンシェルジュとして、コンサルティングを提供開始。

メディア掲載としては、「第一興商発行のDAM CHANNEL for Bizにて、ソーシャルメディアを使った集客方法の特集を8ページ監修(2018/4号)」
「株式会社リクルートの経営者応援マガジンパートナーズプレスにて、ホームページ作成やSNS活用のポイントのインタビュー記事」が公開される。

山形県よろず支援拠点や地方商工会青年部向けのWEBマーケティングセミナーを実施

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